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親指のマリア [アート]

《聖母像(親指のマリア)》 イタリア 長崎奉行所旧蔵品 宝永5年(1708)シドッチ携行品 【重要文化財】
《聖母像(親指のマリア)》 イタリア 長崎奉行所旧蔵品
宝永5年(1708)シドッチ携行品 【重要文化財】

「キリスト教禁制下にイタリア人宣教師シドッチ(1667~1714)が携行した作品。青は中世においてキリストの死を嘆く聖母の悲しみの色とされた。シドッチは宝永5年(1708)に屋久島で捕らえられ、新井白石が取り調べた。遺品の中でも特に美しいマリアである。(作品解説より)」

とんぼの本 こんなに面白い東京国立博物館

とんぼの本 こんなに面白い東京国立博物館

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/04/21
  • メディア: 単行本

「旧彫刻室の収蔵品総数の四割強を占めていたキリシタン関係遺品がなぜ彫刻の蔵に収められてたのか不思議な話。もともとこの遺品は長崎奉行所が信徒たちから没収したものが中心となっている。維新後、長崎県に引き継がれて県の倉庫に眠っていたが、明治七年、あるフランス人が、価格は問わないから踏絵を買い取りたいと申し出てやにわに動き出し、処置に困った県が一括して当時の教部省に引き取ってもらった。それが官制改革で内務省社寺局の所管になり、さらに明治十二年、同省博物局の希望で博物館に移された。ただし踏絵については、『往時残忍之所業ヲ追想セシムルニ足リ』、外交上の問題もあるので陳列を差し控えるようにという条件付だった。確かに、信徒判別のための板踏絵(礼拝の対象であった銅牌を厚手の板にはめこみ踏絵としたもの)や真鍮踏絵を見ると、当時の迫害の歴史が生々しく蘇ってくる。他にマリア観音、ロザリオ、十字架、祈祷書などさまざまな資料が残されているが、一括して収蔵されたせいで、なかには明治以前に日本にもちこまれたふるい西洋の油絵までもが、彫刻室に収まってしまった。江戸時代最後の潜入伴天連(バテレン)として屋久島で捕らえられた宣教師シドッチの携行品で、イタリアの画家カルロ・ドルチ(一六一六~八六)作といわれる聖母図(通称『親指のマリア』)である。(P128)」

『キリシタン関係の遺品 イエズス会の布教と禁制下の信仰 』

 東京国立博物館(http://www.tnm.jp/

 本館16室 2013年3月19日~5月6日
 (http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1598

「ルターが宗教改革を推し進めていた1534年、スペインのバスク地方出身のイグナティウス・デ・ロヨラは、カトリックの中の改革派としてフランシスコ・ザビエルら6人の同志を集めてイエズス会を創立し、活動を始めました。イエズス会はポルトガル国王の支援を受けてヨーロッパ以外の地にカトリックを広めることでプロテスタントに対抗します。ザビエルが日本に来たのは1549年。こののち、日本には宣教師が次々に訪れ、キリスト教の信徒を増やしました。最盛期には40万人に達したといいます。キリスト教が禁止される17世紀初期までは西洋の情報・文化が日本に達し、逆に日本の様子が西洋に伝えられました。日本と西洋がつながったのです。
しかし江戸幕府がキリスト教を禁止し、追放そして厳しい弾圧によって改宗を迫ると信徒はいなくなったはずでした。ところが、長崎の一部の地域に潜伏して信仰を守り続けた人々がいました。カクレキリシタンです。彼らは組織をつくって結束し、仏教寺院の檀家を装い、仏壇の奥にマリア観音像を置き、踏み絵を踏んで帰ってから懺悔(ざんげ)のオラショ(祈祷(きとう)文)をとなえました。ここに展示した遺物のほとんどはこうしたキリシタンの人々が所持していたものです。
明治政府も禁制を続けましたが、欧米諸国の強い批判を受けて明治6年(1873)信仰の自由を認めました。(東京国立博物館HPより)」


『キリシタン関係の遺品 イエズス会の布教と禁制下の信仰 』
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2013-04-11
 
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たまもの展の招待券が当りました♪ [アート]

埼玉県立近代美術館で開催中のたまもの展の招待券が当りました♪

v(≧∇≦)v イェェ~イ♪

たまもの展01
チケット&古いコレクション図録
 

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ブログ開設8周年♪ [アート]

(今年も)出遅れました~

あけましておめでとうございまーす。

今年もよろしくお願いいたします♪


IMG_9454_500.jpg

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2013年1月7日。

ブログ開設8周年、9年目突入です!!!!!!!!
 

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ステンドグラス [アート]

ステンドグラスの本をまとめて読みました♪
ここ2ヶ月位ひたすらに。
ブログをほったらかしにして。
読み出すと面白くってね♪ (^_^;)


その中からいくつかご紹介します。

まず、一番のおすすめはこちら。

ステンドグラスの絵解き―フランス教会に見る光の聖書

ステンドグラスの絵解き―フランス教会に見る光の聖書

  • 作者: 志田 政人
  • 出版社/メーカー: 日貿出版社
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 大型本

ステンドグラスの絵解き―フランス教会に見る光の聖書

ステンドグラスの絵解き―フランス教会に見る光の聖書

  • 作者: 志田 政人
  • 出版社/メーカー: 日貿出版社
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 単行本

初版は2001年、2009年に新装版が出版。

~目次~
はじめに
ステンドグラスの歴史
第Ⅰ章 旧約聖書
1.天地創造 2.アダムの創造 3.エバの創造 4.誘惑 5.楽園追放 6.地上のアダムとエバ 7.アベルを殺すカイン 8.方舟を造る 9.洪水 10.ノアの泥酔 11.バベルの塔 アブラハムの物語 12.三天使の訪問 13.ソドムとゴモラの滅亡 イサクの物語 14.イサクの犠牲 ヤコブの物語 15.ヤコブの夢 16.ヤコブと天使の角力 ヨセフの物語 17.ヨセフの夢解き 18.救われる幼児のモーセ 19.モーセと燃える柴 20.エジプトの十の災い 21.紅海を渡るモーセ 22.マナの収集 23.ホレプの岩 24.十戒を受けるモーセ 25.黄金の子牛 26.サムソンの物語 27.ダビデの物語 28.ソロモンの物語 29.ヨブの物語 30.ダニエルの物語 31.ヨナの物語 32.トビアの物語  取材の旅
第Ⅱ章 新約聖書
洗礼者聖ヨハネ マリアの物語 1.金門の邂逅 2.マリアの誕生 3.マリアの神詣で 4.マリアの結婚 5.受胎告知 6.ご訪問 7.精霊降臨 8.聖母への死のお告げ 9.聖母マリアの御眠り(死)と戴冠 キリストの生涯 1.キリストの降誕 2.羊飼いへのお告げ 3.マギの礼拝(三博士の礼拝) 4.割礼 5.神殿への奉献 6.幼児虐殺 7.エジプトへの避難 8.少年時代のキリスト 9.キリストの洗礼 10.試み 11.使徒の召命 12.大漁の奇跡 13.カナの婚礼 14.ラザロの蘇り 15.パンと魚を増やす 16.シモンの家での晩餐 17.放蕩息子のたとえ 18.ラザロと金持ちの寓意 19.変容 キリストの受難 20.エルサレム入城 21.弟子の足を洗う 22.最後の晩餐 23.ゲッセマネの園での苦悶 24.ユダの接吻 25.嘲笑 26.ピラトの前のキリスト 27.鞭打ち 28.この人を見よ 29.十字架を負う 30.磔刑 31.十字架降下 32.ピエタ 33.埋葬 34.復活 35.我に触れるな 36.不信のトマス 37.昇天 最後の審判
第Ⅲ章 聖人伝
見分け方1、2、3、4、5 聖女アガタ 聖女アグネス 聖アドリアヌス 聖女アポロニア 聖アントニウス 聖女アンナ 聖アンブロシウス 聖イーヴ 聖ウィンケンティウス 聖女ヴェロニカ 聖エウスタキウス 聖エリギウス 聖女エリザベト 聖女カエキリア 聖女カタリナ (聖)カルル大帝 聖クリストフォルス 聖クレメンス 聖大グレゴリウス 聖ゲオルギウス 聖女ジャンヌ・ダルク 聖ステファヌス 聖セバスティアヌス 聖ディオニシウス 聖ニコラウス 聖パウロ 聖女バルバラ 聖ヒエロニムス 聖ヒッポリトゥス 聖フベルトゥス 聖ブラシウス 聖フランチェスコ 聖女へレナ 聖マウリティウス 聖女エジプトのマリア 聖女マグダラのマリア 聖女マルガリータ 聖女マルタ 聖マルティヌス 聖ラウレンティウス 聖女ラデグンデス 聖ルイ(ルイ九世) 聖ロック 
第Ⅳ章 その他の図像
四福音史家 十二使徒 1.聖ペトロ 2.聖大ヤコブ 3.聖ヨハネ 4.聖アンドレ 5.聖バルトロマイ 6.聖マタイ 7.聖ピリポ 8.聖トマス 9.聖小ヤコブ 10.聖シモン 11.聖ユダ・ダダイ 12.聖マティア 聖パウロ 預言者 女預言者 エッサイの樹 葡萄にまつわる象徴 ヨハネの黙示録 天使 1.大天使聖ミカエル 2.大天使聖ガブリエル 3.大天使聖ラファエル 4.奏楽の天使 無原罪の御やどりの聖母 三位一体
フランス国内の収録教会等分布図
参考文献
あとがき


サイズは25.6×19.2cm、215ページ。
同じ主題でも絵画で見るのとステンドグラスで見るのとではずいぶん違う。
掲載されている写真は画集に掲載されている絵のようにとても見やすく、
綺麗で見応えあるのだが、ステンドグラスならではの光を透した美しい写真とはちょっと違う。
光を透したステンドグラスの荘厳さや神聖さは感じられず、
描かれている場面や人物を見やすくわかりやすくという点が重視されている。
主題の説明と掲載されている図版(ステンドグラス)の解説(絵解き)が別立てとなっており、
どちらも丁寧でわかりやすい。
Amazonリンク先の「なか見!検索」で写真や解説の一部を確認できますので、
興味のある方はチェックしてみてください。
「あとがき」に記されているように、「第Ⅲ章 聖人伝」がとても充実している。
特に「見分け方」は。
これは絵画鑑賞の際にも大いに役立つと思う。

ルネサンス以降の絵画的な表現のものよりも、ルネサンス以前のいかにも古いですといった感じの比較的シンプルな表現のものの方が魅力的だった。(絵画的な細密描写のものだったら、そのまま絵画で見たほうがいいと思う。。。)
また、経年劣化、汚れは深い味わいをもたらし、光を一層神秘的で荘厳なものとする。
修復されているものも多いので、なかなか難しい部分ではあるが。
実際に教会等で大きなステンドグラスに光が差し込む光景は時代に関係なく素晴らしいものだと思う。
やはり、うつりゆく光の変化は実際に目で見て身体で感じないとね♪

フランス以外の国のステンドグラスもちょこっとだけ載っているが、大部分はフランスのもの。
海外旅行(特にフランス)で教会等を訪ねる予定があるのなら、予習・復習に最適。
ちょっと大きめだけど、旅行の際に持ち運べるサイズ。

今回は図書館で借りて読んだが、これはぜひ手元にも置いておきたい。
定価が4000円近いが、それ以上、いや倍以上の価値があると思う。
それでも、やはり高い。
とりあえず古本屋さんで探してみよう、見つからなかったらAmazonで購入しようと思う。


西洋絵画の主題物語(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2010-02-03
名画と聖書(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2011-06-08
聖母マリアの美術(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2011-12-14


ステンドグラスによる聖書物語―志田政人写真集

ステンドグラスによる聖書物語―志田政人写真集

  • 作者: 志田 政人
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 1985/12
  • メディア: 大型本

~目次~
マリヤの生涯 受胎告知 ご訪問 キリストの生涯 キリストの降誕 羊飼いへのお告げ 神殿への奉献と割礼三博士の礼拝 エジプトへの避難と幼児虐殺 キリストの洗礼 試み 暴風を鎮める ラザロの蘇り パンと魚の奇蹟 変容 キリストの受難 エルサレム入城 弟子の足を洗う 最後の晩餐 ゲッセマネの祈り ユダの接吻 ピラトの審問 笞打ち キリストへの嘲笑 この人を見よ されこうべの丘への道 磔刑 十字架降下とピエタ 埋葬 黄泉へ降りるキリスト 復活 昇天 最後の審判 1000年の光彩ステンドグラス 地図 あとがき


サイズは30.8×19.8cm、103ページ。
「ステンドグラスの絵解き」の簡易版のよう。
聖書の各場面についてのわかりやすい解説と綺麗なステンドグラスの写真。
縦長の大きなサイズの本なので、ステンドグラスが一層引き立つ。
聖書についての解説部分はステンドグラスを見るのに過不足の無い程度。
聖書の内容をよく知っている人にとっては確認程度の内容、
あまりよく知らない人にとっては抵抗なく入っていける程度、
ステンドグラスを十分楽しめるレベル。


ステンドグラスの天使たち―光の御使い

ステンドグラスの天使たち―光の御使い

  • 作者: 志田 政人
  • 出版社/メーカー: 日貿出版社
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 単行本

~目次~
はじめに 1.お告げの天使 2.祝福の天使 3.磔刑図の天使 4.受難具の天使 5.楽園を護る天使 6.戦う天使 コラム1:天使のエネルギー 7.奏楽の天使 8.神に仕える天使 9.聖人たちを助ける天使 10.ティンパヌムを舞う天使 11.装飾の天使 12.最後の審判の天使 付録 本書で紹介した教会地図 コラム2:天使の階級 参考文献 おわりに


「 そもそも聖書の中に、天使についての明確な記述はほとんどなく、当然、神や、聖書に登場する重要人物などと違い、単独で主役になることもない。にもかかわらず、天使がステンドグラスの図像に登場する頻度は大変なもので、おそらく、私が今まで撮影した窓の中で、全く天使が描かれていないものを探す方が難しいほどであろう。これは、遠い昔から現在まで続いている、我々の中にある天使への憧れや安心感、つまり直接神に対面することが出来ないなら、その使者たる天使に出会いたいという気持ちや、もっと無宗教的なことをいえば、美しい翼を持ち自由に空を飛べたり、綺麗な服を着て天国で歌を歌ったりしているイメージが強いからかもしれない。(「はじめに」より抜粋)」

ステンドグラスに描かれた天使に着目した本。
たくさんのステンドグラスを撮り続けてきたからこその着眼点なのかもしれない。
天使には階級があり、それぞれに役割が与えられている。ステンドグラスに描かれている天使を知り、その役割を知ることで、そのステンドグラスがどのような場面を描いたものなのか知ることが出来る。
「はじめに」にあるように、天使は特別な存在でありながら、身近で親しみのある存在だと思う。
聖書について抵抗感があったり、絵画等を鑑賞していて漠然と興味はあるけれど一歩を踏み出せない方にとっては入門書としてOKだと思う。
サイズは22.6×18.4cm、71ページ。

天使についての予備知識が無い場合には、「はじめに」を読んだあと、後ろにある「コラム2」で天使の階級についてサラッと知識を入れてから「1」に進むと理解しやすいかも。
ステンドグラスの写真がとても綺麗。解説も丁寧でわかりやすい。
見応えあるが、ページ数が少ないので、あっという間に終わり。
もっとたくさん見たいという思いが残る。
後は、実際に訪ねて自分の目で実物を観ろということか。(^_^;)

「 各時代によって描かれる楽器は異なり、現在でも使われているものや、全く姿を消してしまったものもある。文献や記録の少ない古楽器にとって、絵画やステンドグラスに描かれた図は、復元のための大変貴重な資料となっている。(P38)」
「 最後になりますが、第7章の『奏楽の天使』では、私の20年来の友人であり、日本において中世古楽器研究の第一人者である、カテリーナ古楽合奏団代表、松本雅隆氏に多大なご協力を頂きました。頁数の関係で本書には掲載できなかった、その他多くのステンドグラスに描かれた古楽器についても、大変興味深いお話を頂いたことに感謝いたします。(P71「おわりに」より)」

「7.奏楽の天使」では天使が持つ古楽器の名称や特徴についても解説されていた。
全ての古楽器について解されされているわけではないが、これは、絵画鑑賞の際にもとても役立ちそう。
これはぜひとももっと知りたい部分です!

絵画で見る天使と悪魔(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2010-08-03


この3冊は出来れば手元に置きたい、
特に最初の「ステンドグラスの絵解き」は。


★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜
 

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知識ゼロからの京都の仏像入門 [アート]

そうだ 京都、行こう。

ふと、そうつぶやきたくなる本に出会いました♪

知識ゼロからの京都の仏像入門

知識ゼロからの京都の仏像入門

  • 作者: 伊東史朗
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/03/24
  • メディア: 単行本

~目次~
はじめに
第1章 仏像の基本を知る
 仏教・仏像の誕生 釈迦の誕生~日本への伝来
 京都の仏像の歴史 飛鳥・奈良時代 平安時代前期 平安時代後期 鎌倉時代
 仏像の世界 如来 菩薩 明王 天部 羅漢・高僧

第2章 エリア別・京都の仏像案内
 仏像拝観の基本
 市中 01東寺(教王護国寺)  不動明王坐像 薬師如来坐像
     02三十三間堂(蓮華王院)  千手観音坐像 二十八部衆立像 迦楼羅王
     03六波羅蜜寺  空也上人立像 地蔵菩薩立像
     04千本釈迦堂(大報恩寺)  六観音像 准胝観音立像
 東山 01永観堂(禅林寺)  阿弥陀如来立像(みかえり阿弥陀)
     02東福寺 同聚院  不動明王坐像
     03泉湧寺  楊貴妃観音像
     04泉湧寺 即成院  二十五菩薩像 観音菩薩坐像
 洛西 01広隆寺  弥勒菩薩半迦思惟像 阿弥陀如来坐像
     02神護寺  五大虚空蔵菩薩坐像 蓮華虚空蔵菩薩像 薬師如来立像
     03仁和寺  阿弥陀如来坐像
     04清凉寺  釈迦如来立像
     05ニ尊院  釈迦如来立像・阿弥陀如来立像
 洛北・洛南 洛北01三千院  阿弥陀三尊坐像
         洛北02鞍馬寺  毘沙門天立像
         洛南01平等院  定朝作 阿弥陀如来坐像 雲中供養菩薩像 北25号
         洛南02醍醐寺  薬師三尊像 快慶作 弥勒菩薩坐像
         洛南03萬福寺  十八羅漢像 羅怙羅
         洛南04隋心院  如意輪観音菩薩坐像
 南山城 01浄瑠璃寺  九体阿弥陀如来坐像 中尊 吉祥天立像
       02観音寺  十一面観音菩薩立像
       03蟹満寺  釈迦如来坐像

第3章 仏像をもっと知りたい
 髪型・装飾品 印相・持物 表情・色 ポーズ・台座 造仏(製作の基本) 造仏(仕上げ) 寺院の伽藍配置
巻末付録 京都の仏像巡りのヒント
 京都の仏像巡りMAP ①市中②東山③洛西④洛北・洛南・南山城
 ご開帳の暦
 仏教用語辞典
 京都と仏像の関係史


143ページ。薄くて持ち運びもOK!
しかも安い。

基本的にはカラー図版。
一部カラー写真もあるが、表紙からもわかるように、写真ではなくカラーイラストがメイン。

第一印象。
なんだ、イラストか。
だから安いのかと。。。。。 

しかーし、そう侮ってはいけません!

これ、見事にやられましたよ♪

イラストの方が仏像の特徴や鑑賞ポイントを的確に捉えていて、わかりやすいです!!

イラストも結構可愛いですし、
彩色が易しいので、とても見やすいです。

第3章「仏像をもっと知りたい」巻末付録仏教用語辞典
気になったときにすっと取り出して確認したくなる。

京都観光の際には持ち歩きたくなる1冊。
計画を立てる際にも予習復習にもOK。

京都に行けなくても、仏像の入門書として楽しめます♪
(結構、上野の展覧会にいらっしゃったりもしますしね。)

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜
 

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フェルメールへの招待 [アート]


フェルメールへの招待

フェルメールへの招待

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2012/02/24
  • メディア: 単行本



私がブログを始めた年からお世話になっているブロガーさんでフェルメール全点踏破をされたTakさん(HP:http://www1.icnet.ne.jp/take/index.html/ブログ:http://bluediary2.jugem.jp/)が執筆されたフェルメール鑑賞ガイドです。監修は小池寿子先生。
フェルメール全37点を丁寧に解説。

とても興味深く楽しく読みました♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
 

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日本で見られる印象派の名画 美術館ガイドブック [アート]


日本で見られる印象派の名画 美術館ガイドブック

日本で見られる印象派の名画 美術館ガイドブック

  • 作者: 大友 義博
  • 出版社/メーカー: メイツ出版
  • 発売日: 2011/11
  • メディア: 単行本


内容(「BOOK」データベースより)
全国の美術館が所蔵する巨匠たちの傑作を一挙に掲載。マネ、モネ、セザンヌ、ルノワール、ゴッホ、ピサロ、ドガ、ゴーギャン、シスレーetc.…国内で出会える作品を作家別に詳しく解説します。


~目次~
第1章 憧れの印象派の名画に会える美術館
 国立西洋美術館 ブリヂストン美術館 損保ジャパン東郷青児美術館 東京富士美術館 ポーラ美術館 笠間日動美術館 ひろしま美術館 松岡美術館 福島県立美術館 上原近代美術館 メナード美術館
第2章 画家別 この印象派の名画に会いに行く
 マネ モネ セザンヌ ルノワール ゴッホ ピサロ ドガ ゴーギャン シスレー スーラ シニャック ボナール
まだまだあります 印象派+印象派系名画館
 ウジェーヌ・ブーダン ギュスターヴ・カイユボット ベルト・モリゾ メアリー・カサット ギョーム・マルタン アンリ・クロッス アルマン・ギヨマン アンリ・モレ アンリ・ル・シダネル
本書監修 大友義博の 印象派ワンポイント講座
本書で紹介した 全国 美術館ガイド
コラム(プロローグ 1~10 エピローグ)

 

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ロスト・シンボル [アート]

読んでしまった。

映画化されると言われていたので我慢してたけど。

当初2012年公開と言われていたけどその後どうなったの?

ということで、映画化を待たずにというか、待ちきれずに。

フリーメイソンって何なの?という疑問と興味から。


ロスト・シンボル 上・下 2冊セット

ロスト・シンボル 上・下 2冊セット

  • 作者: ダン・ブラウン
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 単行本



ロスト・シンボル 上

ロスト・シンボル 上

  • 作者: ダン・ブラウン
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2010/03/03
  • メディア: ハードカバー



ロスト・シンボル 下

ロスト・シンボル 下

  • 作者: ダン・ブラウン
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2010/03/03
  • メディア: ハードカバー



~内容紹介~
「発売2ヶ月で全世界1000万部突破!待望のラングドン・シリーズ第3弾!

キリストの聖杯をめぐる事件から数年が経ち、ハーヴァード大で 教鞭を執る静かな生活を送っていたラングドンに、旧友から連絡が入る。フリーメイソン最高位の資格を持つスミソニアン協会会長ピーター・ソロモンからで、 急遽講演の代役を頼みたいという。会場である連邦議会議事堂に駆けつけるが、そこにピーターの姿はなく、切断された右手首が……薬指には見覚えのある金の 指輪。フリーメイソンの紋章をあしらったその指輪は、ピーターのものに間違いない。ピーターを人質に取ったというマラーク(悪霊)と名乗る謎の男は、ラン グドンに“古の門”を探せと命じる。ピーターの右手の指先に施された独特の刺青が“古の門”の先にある“古の神秘”を指し示す図像であることにラングドン は気付く。誘拐犯マラークの目的は、この恐るべき力を持つとされる“古の秘密”を手に入れることにあるのは明らかだった。ラングドンは駆けつけたCIA警 備局長サトウと共に、まずは、“古の門”の捜索に乗り出すのだが……。」

 

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150万突破&ハンマースホイ図録♪ [アート]

2012年3月25日
総閲覧数累計が150万を突破いたしました♪
たくさんのご訪問ありがとうございます。

20120325.jpg

50万突破(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2009-05-27
100万突破(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2010-12-05

140万突破(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2011-11-18
 
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やさしく読み解く日本絵画―雪舟から広重まで [アート]

やさしく読み解く日本絵画―雪舟から広重まで (とんぼの本)

やさしく読み解く日本絵画―雪舟から広重まで (とんぼの本)

  • 作者: 前田 恭二
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 単行本

内容(「MARC」データベースより)
誰が描いた作品かはわからないけど絵は知っている、そんな日本絵画の巨匠11人の作品とその画業をまとめる。室町~江戸時代の作品を浮世絵も含めて紹介した日本美術の入門書。『読売新聞』日曜版人気連載を単行本化。
 
~目次~
雪舟 狩野永徳 長谷川等伯 俵屋宗達 
尾形光琳 英一蝶 池大雅 円山応挙 
伊藤若冲 葛飾北斎 歌川広重

 

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