フェルメールへの招待 [アート]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/02/24
- メディア: 単行本
私がブログを始めた年からお世話になっているブロガーさんでフェルメール全点踏破をされたＴａｋさん（ＨＰ：http://www1.icnet.ne.jp/take/index.html／ブログ：http://bluediary2.jugem.jp/）が執筆されたフェルメール鑑賞ガイドです。監修は小池寿子先生。
フェルメール全３７点を丁寧に解説。
とても興味深く楽しく読みました♪ヾ(￣ー￣)ゞ
《真珠の耳飾りの少女》、《牛乳を注ぐ女》、《手紙を読む青衣の女》、《絵画芸術》、《真珠の首飾りの女》、《デルフトの眺望》は、パーフェクト鑑賞講座としてピックアップ、詳細な解説が付されています。
フェルメール関連の本はそれなりに読んでいるのですが、まだまだ知らないことがあるなぁと。
また、ここで取り上げられている作品は原寸大部分表示の図版も掲載されており、実物の大きさを実感することが出来ます。フェルメールの展覧会に足を運ばれた方ならご存知だと思いますが、作品の前は大きな柵等でがっちりガードされていて、肉眼で細部まで詳細に鑑賞・観察することは困難を極めますので、この原寸大表示で初めて気がつく点も結構あったりします。
《牛乳を注ぐ女》、《手紙を読む青衣の女》、《絵画芸術》は実際に鑑賞した事があるのですが、とても興味深く新鮮に感じたのと同時に、実物を前にしてそれだけ見落としていたということに落胆し悔しさも感じました。特に《牛乳を注ぐ女》の展示は酷かっただけに見落としがいっぱいでいっぱいで。。。（＞＿＜）
ちなみに、パーフェクト鑑賞講座には入っていませんが、ルーヴルのチクチクおねえさんは、小さな作品が多いフェルメール作品の中でも特に小さな作品のひとつのため、丸ごと原寸大表示です。あれ、これってこんなに小さかったっけなぁって記憶を辿ってみると、そうか！額縁がでかくて存在感アリアリだったんだなぁって。懐かしさと同時に額縁は作品の印象を大きく変えるなぁと。
１月に鑑賞した《手紙を読む青衣の女》は修復前と修復後の図版が掲載されていました。
修復前といっても、以前の修復によっていろいろと変更している部分があるので完全なオリジナルというわけではありません。修復の概念や技法も時代とともに変わるので、以前の修復が悪いと言うことはできませんが。
ニスの黄変以外にもいくつか変わった部分があります。１月に鑑賞した時は修復された部分のパネル解説が付されていました。どこがどう変わったのか、じっくりと見比べてみるのもなかなか興味深く面白いですよ。
大きさはＢ５版で９６ページ。
大きくも無く小さくも無く、厚さも無いので持ち運びに便利。
旅先でフェルメールを鑑賞する際にも重宝すると思います。
もちろんの国内で開催されるフェルメール展示の際にも。
予習は済みました。
準備は整いました。
８月中に上野に会いに行きます！
「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」
２０１２年６月３０日～９月１７日
東京都美術館（http://www.tobikan.jp/）
公式サイト（http://www.asahi.com/mauritshuis2012/）
「ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の４００年」
２０１２年６月１３日～９月１７日
国立西洋美術館（http://www.nmwa.go.jp/index-j.html）
公式サイト（http://www.berlin2012.jp/）
フェルメールを代表する色といえばラピスラズリをもちいた青色。
青色ほど注目はされないものの、黄色もまた重要な色。
黄色い上着は要チェック。
そして、真珠。
青色のターバンの少女に会いたい方は東京都美術館へ。
ウサギに会いたい方も東京都美術館へ。
黄色の上着の少女に会いたい方は国立西洋美術館へ。
クマに会いたい方も国立西洋美術館へ。
涼みたい方も美術館へ。
二人に会いたいときはハシゴね♪
ちなみにパンダに会いたいときは上野動物園へ。
興味シンシン～♪ (≧▽≦)ｂ
マウリッツハイス展は珍しく前売券を購入しました。
コットンスカーフ（非売品）付きのものです。 ←ココ重要
クマは高いのでパスしますが、
ミッフィーはお持ち帰りするかも♪(≧▽≦)ｂ
マウリッツハイス美術館展: 公式ガイドブック (ＡＥＲＡムック)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/06/07
- メディア: ムック
- 作者:
- 出版社/メーカー: 美術出版社
- 発売日: 2012/06/07
- メディア: 雑誌
- 作者:
- 出版社/メーカー: 美術出版社
- 発売日: 2012/06/07
- メディア: 単行本
今年出版される本は真珠の耳飾りの少女だらけ。
アート以外の本でも表紙を飾ることが多いこの作品。
これまでに世界中でどれだけの表紙を飾ってきたのかな？
私の勝手な想像（妄想）では、
モナリザさんの次に多いんじゃないのかな～なんて。
- 作者: 尾崎 彰宏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/06
- メディア: 大型本
こちらは定番のお気に入り画集。
ちょっと大きいけどね。
まぁ、それだけ細部まで大きく見れるってことさっ。(^_^)
～お気に入り～
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°
夏は美術館がいいね♪
by ぽんこ (2012-07-29 21:12)
こんばんは。
予習なしでしたが、取り敢えず両方ともお会いしてきました^^
クマが欲しいです。小さい方でいいので（笑）
by kuwachan (2012-07-29 22:27)
りゅうさん、なかなか呼び込み上手ですね（笑）
これを読んだ人は、きっと、ふたつとも行きたくなりますよ。
ちなみに私は、西洋美術館のほうだけ、400年分のヨーロッパ美術
をお勉強してきました。派手さはないけれど、木彫の良さをしみじみ
感じました。
by TaekoLovesParis (2012-07-29 23:31)
あー、これ見に行きたいんですよねー。
でも次に横浜に帰るのが9月。さて、行けるのか？
by 雅 (2012-07-30 22:28)
先日、都美行ったんですけど書道の先生の展示を見てきて銀座のも掛け持ちで行ったからフェルメールさんは時間がなくて観られなかったです。
7/23にはブリジストンの「ドビュッシー、音楽と美術」の休館日観覧に行くつもりだったのが予定変更で9月になったし。。。いろいろ観たいものや観なくちゃなものいっぱいあって困ります。嵐さんも忙しくなってきたし（笑）
by くみみん (2012-08-01 17:38)
○ぽんこさん、nice!＆コメントありがとうございます(^o^)丿
埼玉アチィーーーですよね！
こーゆーときこそ美術館で涼みましょう♪(≧▽≦)ｂ
○kuwachanさん、nice!＆コメントありがとうございます(^o^)丿
クマ高いです。フェルメール以上の驚きです。
円高の影響があってもこのお値段って・・・(゜ロ゜) ヒョオォォ！
ミッフィーならなんとか手が出そうですが。。。
○TaekoLovesParisさん、nice!＆コメントありがとうございます(^o^)丿
お堅いと言っては怒られてしまいそうですが、ドイツ系展覧会は真面目で堅実なイメージがあります。先日のエルミタージュ展の復習又は応用と位置づけ、しっかりとお勉強してこようと思います。
久しぶりとなる西美の常設も楽しみ♪((o(^-^)o))ワクワク
○雅さん、nice!＆コメントありがとうございます(^o^)丿
ドイツやオランダに比べれば近い近い。
美術部のお嬢さんとともにゼヒゼヒ見に行って下さい！
そしてkuwachanさんにクマさんのお土産をプレゼントすれば
男っぷりが上がること間違いなしデスよ！(≧▽≦)ｂ
○くみみんさん、nice!＆コメントありがとうございます(^o^)丿
ついででフェルメールはもったいなすぎます。でも贅沢だにゃ♪
日を改め、本命としてたっぷりどっぷりじっくりと楽しんできてください♪
ドビュッシー、行けたら９月にと思っています。丸の内トラストシティーでの長尾春花さんの演奏会の日あたりに。ヾ(￣ー￣)ゞ
○りんこうさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○にいなさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○Inatimyさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○マチャさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2012-08-05 21:51)
○kikiさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2012-08-15 04:08)
○laysyさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○pistacciさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2012-08-29 01:43)