日本美術図解事典&てのひら手帖 [アート]
日本美術図解事典。
出版されてまもなく図書館にも収蔵され、読んだ本。
図解辞典なので、もちろん調べごとに最適なのだが、
読み物としてもとても楽しめる本。
ふりがないっぱいでうれしい♪
はい、ワタクシ、漢字読めませんので。( ̄ー ̄)v
図解はカラー写真なしのモノクロ写真とイラスト。
最初、なんだ、カラー写真無いのか、安っぽいなぁと思った。
(お値段は全くもってお安くないのだが。)
しかし、読み進めるうちに、イラストだからこその良さを実感。
写真だと全部が詳細すぎて見辛かったり、ごちゃごちゃに感じたりするが、
イラストというのは、必要なところだけを詳細に、それ以外の部分を簡潔に省略できる。
カラー写真の参考図版が追加されれば完璧だなぁと思った。
【普及版】というのは、そこなのかも。
商品の説明
出版社からのコメント
美術の「ことば」全般について、イラスト・ふりがな付きで解説。
鑑賞、制作、鑑定、修復などに必携の実用事典。
内容(「BOOK」データベースより)
精密な図版で日本美術の主要なジャンルを網羅した「目で見る」日本美術事典。新たに描きおこしたイラスト1440点、写真185点。
~目次~
1 絵画・書
日本絵画の流れ
仏教絵画 絵巻物 水墨画 障屏画 琳派 文人画 円山四条派 浮世絵 日本画の素材 書
2 彫刻
日本彫刻の流れ
各時代の彫刻 仏像の形 如来 菩薩 明王 天 羅漢ほか 仏像の付属品
3 陶磁
日本の陶磁の流れ
陶磁の基礎知識 陶磁の茶道具 江戸時代の陶磁 日本のおもな陶磁
4 漆工
日本の漆工の流れ
漆工の基礎知識 漆塗りの鑑賞と技法 実用漆器
5 名称編
装束・装身具 文様 楽器 舞台 灯火器 茶道具 仏具 石造物 武具・馬具
6 資料編
出版されてまもなく図書館にも収蔵され、読んだ本。
図解辞典なので、もちろん調べごとに最適なのだが、
読み物としてもとても楽しめる本。
ふりがないっぱいでうれしい♪
はい、ワタクシ、漢字読めませんので。( ̄ー ̄)v
図解はカラー写真なしのモノクロ写真とイラスト。
最初、なんだ、カラー写真無いのか、安っぽいなぁと思った。
(お値段は全くもってお安くないのだが。)
しかし、読み進めるうちに、イラストだからこその良さを実感。
写真だと全部が詳細すぎて見辛かったり、ごちゃごちゃに感じたりするが、
イラストというのは、必要なところだけを詳細に、それ以外の部分を簡潔に省略できる。
カラー写真の参考図版が追加されれば完璧だなぁと思った。
【普及版】というのは、そこなのかも。
商品の説明
出版社からのコメント
美術の「ことば」全般について、イラスト・ふりがな付きで解説。
鑑賞、制作、鑑定、修復などに必携の実用事典。
内容(「BOOK」データベースより)
精密な図版で日本美術の主要なジャンルを網羅した「目で見る」日本美術事典。新たに描きおこしたイラスト1440点、写真185点。
~目次~
1 絵画・書
日本絵画の流れ
仏教絵画 絵巻物 水墨画 障屏画 琳派 文人画 円山四条派 浮世絵 日本画の素材 書
2 彫刻
日本彫刻の流れ
各時代の彫刻 仏像の形 如来 菩薩 明王 天 羅漢ほか 仏像の付属品
3 陶磁
日本の陶磁の流れ
陶磁の基礎知識 陶磁の茶道具 江戸時代の陶磁 日本のおもな陶磁
4 漆工
日本の漆工の流れ
漆工の基礎知識 漆塗りの鑑賞と技法 実用漆器
5 名称編
装束・装身具 文様 楽器 舞台 灯火器 茶道具 仏具 石造物 武具・馬具
6 資料編
狩野派 [アート]
「御用絵師 狩野家の血と力」(講談社選書メチエ)
10年位前に手を出して見事なまでに玉砕された本。
中学止まりの日本史の知識は死んでるし、人名はぜんぜんわからんし・・・
画集もたくさん出ているけど、
やはり実物を目にしないことには人名は覚えられないし印象に残らない。
そこで展覧会に足を運び、いろいろ観た。
東京国立博物館の常設展示室を筆頭に、
2009年の皇室の名宝展では、無知な自分でも知っていた永徳の唐獅子図屏風を、
2012年のボストン美術館展ではたくさんの作品を。
特にボストン美術館展の作品は素晴らしいものが揃っていた。
残念ながら勉強不足のため、その素晴らしさを存分に堪能することはできなかったが。
皇室の名宝展(1期) (http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2010-04-08)
ボストン美術館展おでかけ記録(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2012-05-01)
いまだに感想記事をアップしていないという体たらく・・・(>_<)
昨年のボストン美術館展鑑賞後、
ジャポニスムやモネについていろいろな本を読み漁った。
その時、2012年のボストン美術館展の図録も開いた。
真っ先に目に付くのはやはり、蕭白と若冲。
浮世絵と同じ、江戸時代。
昨年は大浮世絵展も鑑賞している。
市井の絵画、町人文化。
やはり、御用絵師狩野派を無視するわけにはいかない。
作品もそこそこ目にしてきたし、もう一度読んでみようかと。
一応、数年前には日本史の本も多数読んだ。
まずは枝葉を取っ払い、幹となる狩野家をおさえることが、
狩野派を知る上で一番わかりやすい方法ではないだろうかと。
そこから実際に観た作品をあてはめて徐々に広げていこうと思った。
~目次~
はじめに
第一章 絵師の家、狩野家の出現―正信
1 始祖正信と足利義政
2 狩野派画風の原点
第二章 狩野派の大成―天下の画工の長・元信
1 狩野元信の力
2 元信の跡つぎはだれか
3 土佐派と狩野派
第三章 栄光と大飛躍―永徳
1 期待の星永徳
2 永徳と信長
3 他派との論争
第四章 狩野派の動揺
1 永徳の後をつぐ光信
2 後ろ盾を失った光信
3 孝信の執念
第五章 画壇の帝王―探幽
1 狩野探幽の登場
2 三家に分かれた狩野派
3 探幽の支配
4 安信の反撃
第六章 奥絵師の繁栄と衰退
1 狩野三家と浜町狩野家
2 江戸狩野の粉本主義
註・参考文献
あとがき
索引
とても興味深い内容だった。
狩野家の血という点に焦点を当てているので、京狩野についてはほとんど出てこない。
専門的な内容で文章も硬いが、ポイントが明確なので、意外と読みやすい。
完全な読み物で図版はモノクロ。
画集を開きながら読み進めるのがおススメかも。
ちょっと古い本なので、現在とは異なる見解等あるのかもしれないが良い本だと思う。
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