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ジョン・エヴァレット・ミレイ展 [08展覧会感想]

渋谷のBunkamuraで開催されていた「英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠 ジョン・エヴァレット・ミレイ展」を観に行きました。この展覧会は「UK-Japan2008」公認イベントのひとつとして開催されるものです。
「ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829-1896)は、19世紀イギリスにおいて、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティやウィリアム・ホルマン・ハントとともに、『ラファエル前派兄弟団』を創設した画家として著名であるが、それのみならず彼は、歴史画、風俗画、人物画、風景画のジャンルにおいてもこの時代の最も重要な画家であった。彼はそのような功績によってロイヤル・アカデミーの会長に選ばれたばかりか、永世貴族の称号も得た。今回の展覧会は、そのような彼の豊かな芸術の全容を紹介しようとするもので、ロンドンのテート・ブリテンとアムステルダムのゴッホ美術館で開催された後の巡回展である。初期のゴッホはミレイの作品から強い影響を受けたため、この展覧会はゴッホ美術館に巡回したわけである。日本との関係で言えば、『ハムレット』の悲劇のヒロインを描いたミレイの代表作《オフィーリア》がロンドン留学中の夏目漱石に感銘を与え、彼の『草枕』のなかで語られることになるのはあまりに有名である。多様なミレイの代表作約80点が紹介される。(チラシより)」

~展示構成~
Ⅰ.ラファエル前派 Ⅱ.物語と新しい風俗 Ⅲ.唯美主義 Ⅳ.大いなる伝統 Ⅴ.ファンシー・ピクチャー Ⅵ.上流階級の肖像 Ⅶ.スコットランド風景
 

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