藤田嗣治 『猫の本』 [アート]
藤田嗣治の画集です。
出版社/著者からの内容紹介
『藤田嗣治画集 素晴らしき乳白色』に続く第2弾!
画集未収録作品を中心に約90点の猫の絵とエッセイ
盛り場から夜遅くパリの石だたみを歩いての帰りみち、フト足にからみつく猫があって、不憫に思って家に連れて来て飼ったのが1匹から2匹、2匹から3匹となり、(中略)ひどく温柔(おとなしや)かな一面、あべこべに猛々しいところがあり、二通りの性格に描けるので面白いと思いました。――本書より
内容(「BOOK」データベースより)
エコール・ド・パリの巨匠が描いた猫たちが初めて一冊に。フジタの猫たち130匹余!画集未収録作品を中心に約90点の猫の絵とエッセイ
先日の藤田嗣治展で鑑賞した作品が多数掲載されています。
もちろん展覧会に無かった作品も。
展覧会では観られなかった『猫の肖像画』ともいえるものから、《猫》(東京国立近代美術館蔵)や《猫のいる静物》(ブリヂストン美術館蔵)といった猫を主題としたもの、《自画像》《五人の裸婦》(東京国立近代美術館蔵)や《タピスリーの裸婦》等、実にさまざま。
晩年の少女を描いた作品もあります。
ん~~~そういえば、少女の目が猫と共通しているような???
猫娘!?(だから、展覧会では強烈に違和感を感じたのか・・・)
展覧会には出展されていませんでしたが、埼玉県立近代美術館所蔵の《横たわる裸婦と猫》もあります。ちなみに、この作品、現在は旅に出ております。半年かけて各地を旅しているため、来年1月まで埼玉には戻ってこないようです。
展覧会を逃した方、図録を買い損なった方、猫好きの方、
必見!!
でも、高いです。
図書館で借りたり、書店でパラパラと中身をチェックするのが無難でしょう。
藤田嗣治展の感想記事(http://blog.so-net.ne.jp/ryuu/2006-05-30)
藤田嗣治 「異邦人」の生涯 感想記事(http://blog.so-net.ne.jp/ryuu/2006-04-28)
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