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藤田嗣治 『猫の本』 [アート]

藤田嗣治の画集です。

猫の本―藤田嗣治画文集

猫の本―藤田嗣治画文集

  • 作者: 藤田 嗣治
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: 単行本

 

出版社/著者からの内容紹介
『藤田嗣治画集 素晴らしき乳白色』に続く第2弾!
画集未収録作品を中心に約90点の猫の絵とエッセイ
盛り場から夜遅くパリの石だたみを歩いての帰りみち、フト足にからみつく猫があって、不憫に思って家に連れて来て飼ったのが1匹から2匹、2匹から3匹となり、(中略)ひどく温柔(おとなしや)かな一面、あべこべに猛々しいところがあり、二通りの性格に描けるので面白いと思いました。――本書より

内容(「BOOK」データベースより)
エコール・ド・パリの巨匠が描いた猫たちが初めて一冊に。フジタの猫たち130匹余!画集未収録作品を中心に約90点の猫の絵とエッセイ

 

先日の藤田嗣治展で鑑賞した作品が多数掲載されています。
もちろん展覧会に無かった作品も。

展覧会では観られなかった『猫の肖像画』ともいえるものから、《猫》(東京国立近代美術館蔵)《猫のいる静物》(ブリヂストン美術館蔵)といった猫を主題としたもの、《自画像》《五人の裸婦》(東京国立近代美術館蔵)《タピスリーの裸婦》等、実にさまざま。

晩年の少女を描いた作品もあります。
ん~~~そういえば、少女の目が猫と共通しているような???
猫娘!?(だから、展覧会では強烈に違和感を感じたのか・・・)

展覧会には出展されていませんでしたが、埼玉県立近代美術館所蔵の《横たわる裸婦と猫》もあります。ちなみに、この作品、現在は旅に出ております。半年かけて各地を旅しているため、来年1月まで埼玉には戻ってこないようです。

 

展覧会を逃した方、図録を買い損なった方、猫好きの方、

必見!!

 

でも、高いです。

図書館で借りたり、書店でパラパラと中身をチェックするのが無難でしょう。

 

藤田嗣治展の感想記事(http://blog.so-net.ne.jp/ryuu/2006-05-30

 藤田嗣治 「異邦人」の生涯 感想記事(http://blog.so-net.ne.jp/ryuu/2006-04-28

 

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