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日本の美術館名品展 [09展覧会感想]

上野の東京都美術館で開催されていた「日本の美術館名品展」を観に行きました。
「全国の公立美術館100館が参加し、その膨大なコレクションの頂点をなす、選りすぐりの名品を初めて一堂に公開します。
公立美術館のネットワーク組織、美術館連絡協議会の創立25周年を記念して開催するもので、教科書に載っている作品から、これまで美術館を出たことのない作品まで、西洋絵画50点、日本近代・現代洋画70点、日本画50点、版画・彫刻50点の220点により、日本のコレクションのひとつの到達点をお見せします。全国の名品を一度に鑑賞できるまたとない機会に、どうぞご期待下さい。(チラシより)」


表 裏
 
サー・エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ《フローラ》(郡山市立美術館蔵)は花の女神フローラを描いた作品。フローラは舞うように軽やかに歩きながらサァ~っと種を蒔く。蒔かれた種は地面につくや否や、彼女の後を追うようにパァ~っと花を咲かす。まるで彼女の歩いた後に花の道を描くべく。フローラの赤いドレスの質感が巣晴らしい。ドレープや裾の皺くちゃなところが繊細でとても見ごたえがある。郡山市美術館はバーン=ジョーンズから強く影響を受けた画家、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス《フローラ》という作品も所蔵している。森の水辺で花を摘むフローラを描いた作品。せっかくなら2点並べて鑑賞したかった。贅沢な要求。

ピエール=オーギュスト・ルノワール《庭で犬を膝に抱いて読書する少女》ピエール=オーギュスト・ルノワール《庭で犬を膝に抱いて読書する少女》(吉野石膏株式会社:山形美術館寄託)は雨上がりの午前中のように湿気を帯びた作品。土の香り、草の香り、花の香り、いろいろな香りが漂い立ち込めていそうな雰囲気。この作品は07年の印象派とエコール・ド・パリ展以来。あの時はデパートの催事場で照明もかなり明るめだったので、雰囲気がかなり違う。この会場のように照明を落とし気味にすると湿気のある重い感じが際立ち、重厚感や高級感が出る。ルノワールの作品は明るめの照明にもけっこう強い感じがするので、どちらが優れていると言い切れるものではない。私にとってはこれが同じ作品を異なる会場で楽しむ時の醍醐味。
カミーユ・ピサロ《エラニーの牛を追う娘》(埼玉県立近代美術館蔵)私にとっては、その楽しみ方の大本命ともいうべきものがカミーユ・ピサロ《エラニーの牛を追う娘》(埼玉県立近代美術館蔵)。大好きな作品で、埼玉県立近代美術館の常設展示室、企画展示室、他の美術館、今までに様々な会場でその違いを何度も楽しんできた。この会場は照明が暗めに設定されているので、いつも以上に高級感が漂う。よそ行きでオメカシした感じ。額縁をかえたとかそういうわけではない。豪華で派手な感じの額縁なので照明が明るいと華やかに、暗いとどっしりと高級に見える。そして、それに負けないだけのパワーがこの作品にはある。ピサロの点描はスーラやシニャックの律儀な点描とはちょっと違う。印象派の中に点描を上手く取り込んだという感じ。あくまでもベースは印象派特有の光や瞬間の捉え方。埼玉県立近代美術館の常設展示室では明るめの照明で展示されることが多いのでこの展示はかなり新鮮だった。(^_^)
カミーユ・ピサロ《エラニーの菜園》(福島県立美術館蔵)はたぶん初見の作品。構図が素敵。いろいろ描かれているがすっきりとした印象。一本道がポイントかな。そしてその先にある教会の尖った屋根も。照明の影響かもしれないが、空がちょっと平面的に感じた。やっぱり、いいな~ピサロ。特にこのエラニーシリーズは琴線にふれるぜっ♪

アンリ・ルソー《サン・ニコラ河岸から見たサン=ルイ島》(世田谷美術館蔵)アンリ・ルソー《サン・ニコラ河岸から見たサン=ルイ島》(世田谷美術館蔵)は穏やかで詩的な作品。人物は描かれているもののオブジェのように全く音がしてこない。静寂そのもの。幻想的ではあるが、どことなくひんやりとした空気が感じられ寂しげな風景画。透明感があるのだが、空気が重い。この作品、すごく久しぶりにみた気がする。1月に鑑賞したレオナール・フジタ展でのフジタの初期の風景画はルソーの影響を強く受けたものだった。そのとき、そういえばルソーの作品にこんな感じのがいくつかあったな~と記憶を辿ったものの思い出すことができなかった。その作品のひとつがこれ。このタイミングで再会することできるとは。これも何かのご縁かな。(^_-)
ポール・シニャック《サン・トロペの松林》(宮崎県立美術館蔵)ここまでやるか~っ!ってかんじの見事なまでの点描。ピンクやオレンジで色鮮やか。まるで羊山公園(秩父)の芝桜のジュウタンのようだった。ちなみに私はテレビでしか見たことが無い・・・埼玉生まれの埼玉育ちだけど・・・(-_-;)

エゴン・シーレ《カール・グリュンヴァルトの肖像》(豊田市美術館蔵)はチラシ裏のど真ん中にある作品。良い意味で度肝を抜かれた作品。ネットではとても評判が良くて話題になっていたが、シーレやクリムトといったウィーン世紀末美術はあまり好きではなかったので、これのどこが良いのか全く理解できなかった。しかーし、実物を観てビックリ!(゜ロ゜) ヒョオォォ!ぱっと見は、暗くて陰湿な感じだが、凄いパワーを秘めている。人物の表情には自信がみなぎり、背景の処理が内面から溢れ出すオーラのように感じられ、存在感が際立っていた。シーレって、なんか暗くて重ーい絵ばっかりの印象で苦手だったけど、ちょっと見直した。ヾ( ̄ー ̄)ゞ

パブロ・ピカソ《ドラ・マールの肖像》(徳島県立近代美術館蔵)は泣く女で有名なドラ・マールさんを描いた作品。1981年の購入当初、県民からは「お化けのようだ!」と言われ非難されまくったそうだが、現在はとても親しまれているらしい。これ、結構好き♪
マルク・シャガール《オルジュバルの夜》(高知県立美術館蔵)はチラシの裏右上にある作品。優しくおだやか。青色と緑色がとても綺麗で幻想的。高知県立美術館はシャガールの作品を多数所蔵していることで有名。07年に上野の森美術館で開催されたシャガール展では高知県立美術館所蔵の版画が多数出展されていた。幅広く網羅した作品収集も悪くないけど、特定のジャンルやアーティストに特化したこだわりの美術館が特に好き。高知県はなかなか行く機会が無いが、いつか訪ねてみたい。

フランシス・ピカビア《アンフィトリテ》(広島県立美術館蔵)は好き嫌いがはっきり出そうだが、以前、本で見てとても興味があった作品。森かどこか深い色合いの背景に横を向いた裸の女性。その上に重ねるように女性の顔の輪郭とパーツが描かれている。「印象派、フォーヴィスム(野獣派)、キュビスム(立体派)、機械の時代、怪物の時代、透明の時代、抽象の時代、具象の時代・・・・・・。ピカビアは、生涯にわたって変幻自在にスタイルを変えた画家として知られる。この作品は、1920年代から30年代にかけて、透明の時代と呼ばれる時代に描かれた油彩画である。一枚の絵画の上に、絵を描いたガラス板を重ね合わせたかのように見える手法で制作している。題名の「アンピトリテ」とは、ギリシャ神話の登場人物に由来し、海神ポセイドンの妻である。(週刊朝日百科 美術館を楽しむNO.10 2004年12月19日号 P29より )」とのこと。フランシス・ピカビアはシュルレアリスム及びダダイスムを代表する画家だそうだ。シュールの展覧会は何度か足を運んでいるので、もしかしたらこの人の作品を観たことがるかもしれない、記憶には全くないが。シュールはともかく、ダダっていまだによくわからない。その活動もナゾ。。。この作品もイマイチ理解できないのだが、ダリのダブルイメージに通じるものがあるのかな。とりあえず、気になっていた作品に会えただけで良しとしよう。サルバドール・ダリ《パッラーディオのタリア柱廊》(三重県立美術館蔵)という作品も展示されていた。ずし~んと迫力のある作品。とても価値のあるものらしい。。。
ポール・デルヴォー《海は近い》(姫路市立美術館蔵)は07年のシュルレアリスム展で鑑賞したもの。何度見てもいい。人物がいるにもかかわらず生気が感じられないこのひんやりとした感覚、空虚感。デルヴォー好きにはたまらん。(≧▽≦)b

エルンスト・バルラッハ《母なる大地Ⅱ》(愛知県美術館蔵)は木のような質感だが、ブロンズだそうだ。三角形の構図でどっしりとした安定感と包容力がかり、何故かよくわからないが宇宙的で神秘的な力のようなものを感じる。とても不思議な作品。
フランソワ・ポンポン《シロクマ》(群馬県立館林美術館蔵)は大理石のとてもかわいいシロクマくん。ちょっと撫でてみたい。(^_^;)今展の人気作品のひとつ。
イヴ・クライン《人体測定 ANT66》(いわき市立美術館蔵)はカンヴァスに青いスプレーで描いたもの。描いたというか、カンヴァスの上でモデルにポーズをとらせ、その上からスプレーを吹き付けて等身大の輪郭をかたどったもの。綺麗な青色が映える。見方によってはちょっと気持ち悪いが、なんか凄い存在感。この作品は最初のフロア(地下1階)の最後の展示室にあったので、1階へ移動する階段の途中からも眺めるようみてみると、人物の白い部分が浮き上がってくるような不思議な感じで今にも動き出しそうな気がした。なかなか面白い作品。

山本芳翠《裸婦》(岐阜県美術館蔵)は草むらかどこかで裸婦が横たわる作品。とても綺麗な女性で見ごたえがある。裸だからではない。この時代にこれだけの裸婦を描くのってかなり大変なことだったんじゃないのかな~(^_^;)
同時代、裸体画論争を引き起こした黒田清輝の作品は印象派の影響をもろに受けた《アトリエ》(鹿児島市立美術館蔵)《ポプラの黄葉》(島根県立石見美術館蔵)の2点。《アトリエ》はアトリエで画家が上半身裸の女性を描く場面を描いたもの。窓から差し込む光でこちらからは、モデルさんは斜め後ろからの姿で逆光。この光に描写が素晴らしい。早いタッチの印象派風。《ポプラの黄葉》は明るい色彩の綺麗なポプラ並木。こちらは丁寧に描いている。秋を感じさせる優しく温かい色合いで素敵。これぞ「外光派」。
東郷青児《彼女のすべて》(鹿児島市立美術館蔵)はモザイク風というかキュビスム風というかなかなか面白い作品。ステンドグラスにしたら綺麗かも♪東郷青児というと幻想的で優しい女性を描いた作品のイメージが強かったのでこれはとても新鮮な出会い。ヾ( ̄ー ̄)ゞ

藤田嗣治《アントワープの眺め》(島根県立石見美術館蔵)はありそうでない不思議な感じの作品。建物の旗、船の帆、風見鶏、みんな同じ方向を向いているようで実は異なった方向を向いているものがある。港だから風が回っているのともちょっと違う。よくみると、あれ、なんで?どーゆー風の流れだ?って。(^_^;)フジタがこーゆー風景画を描いていたこと自体がとても新鮮。まして矛盾をはらんだものなんて。(* ̄m ̄) ププッ藤田嗣治《私の夢》(新潟県立近代美術館・万代島美術館蔵)はチラシの表を飾る作品。この作品は06年の藤田嗣治展(東京国立近代美術館)の時にも展示されていた。あの時は混雑していて落ち着いて鑑賞できるような状況ではなかったのだが、今展はガラガラでじっくりと鑑賞できる。ガラガラとはいっても、チラシの表を飾るだけのことはあり、やはり人気がある。フジタさんの得意の裸婦のまわりをたくさんの動物たちが囲んでいる。ムキーッ!ってニャンコもいる。可愛いし幻想的だけど、やっぱり何かの儀式のようで不気味だな~(>_<)

小杉放菴《金太郎遊行》(栃木県立美術館蔵)はニコニコの金太郎くん。絵本の挿絵みたい。熊かわえぇ~バタ ヾ(≧∇≦)〃ヾ(≧∇≦)〃バタ
瑛九《田園B》(宮崎県立美術館蔵)は鮮やかな色が印象的。青地の上に赤色や黄色がはじけた感じ。宇宙をイメージさせる神秘的な作品。瑛九の作品、実は結構好きです。特別意識して観に行くわけではありませんが。
香月泰男《涅槃》(山口県立美術館蔵)は今展で最もインパクトのあった作品。怖い!!(>_<)たくさんの合掌する人を横たわる人に重ね合わせたもの。亡くなられた人を前にお経を唱えているのだろうか。最初、この合掌する手が顎が外れて落ちているように見え、ゾンビのように見えた・・・llllll(-_-;)llllll ずーん。香月泰男はシベリア抑留時代の体験をもとにたくさんの作品を制作しており、そのいくつかをテレビで見たことがあったが、やはり実物は迫力が違う。本当に重く苦しい。胸が締め付けられる・・・

菱田春草《鹿》(飯田市美術博物館蔵)はとても可愛い鹿くん。ふわふわツヤツヤ♪(^_^)これは輪郭線を用いずに色彩をかすませることで空間性を表そうとしたもうろう体という技法だそうだ。レオナルド・ダ・ヴィンチの《モナリザ》に用いられている技法みたいな感じなのかな???菱田春草《夕の森》(飯田市美術博物館蔵)も同様に描かれたもの。どちらも幻想的で優しい。癒される。やっぱり菱田春草いいな~ってあらためて思った。
甲斐庄楠音(かいのしょうただおと)《横櫛》(広島県立美術館蔵)は美白なのか白塗りなのかは良くわからないけれど、綺麗な白い肌の美しい女性。凛々しい立ち姿。吸い込まれるような綺麗な瞳。美しい女性につい見とれてしまうが、冷静に見ると生き生きとしているというか、写実的というか、けっこう生々しくて、ドキッとする。。。(^_^;)
速水御舟《女二題 其一》(福島県立美術館蔵)は仏頂面で帯をなおす女性。女性はともかく、着物の白色がとても綺麗だった。

高村光太郎《手》(呉市立美術館蔵)は竹橋の東京国立近代美術館の作品は何度か見たことがある。とてもリアルで見応えがあり、何度見ても飽きることがない。はい、作品の前で同じポーズをとりました♪(≧▽≦)bこれは実際に真似てみるとわかるのですが、このポーズは結構きつい。手の甲の部分の筋が浮き上がってくるが、その筋の出方も見事に表現されている。
山本丘人《流水のうた》(東京都現代美術館蔵)は綺麗で迫力のあるもの。現代美術館は何度も足を運んでいますが、この作品を観るのは初めて。
三橋節子《余呉の天女》(京都府立総合資料館蔵)はとても切なかった・・・(-_-;)
片岡球子の作品を見ていると、年配の夫婦と思しき方がやってきた。その男性が馬鹿にするように「日本一ヘタな画家、片岡球子」と連れの人に説明。このおっさん、いきなり何てこと言いやがるんだ!っとカチンッときた。片岡球子さんを知っているということは、展覧会には頻繁に足を運んでいる方なのでしょう。でも、こーゆー奴に限ってマティスやピカソの作品は、そのネームバリューから手放しで賞賛するんだろうなぁ。たとえ画家自身が失敗だと語っても。
片岡球子さんの作品には「目で見た色ではなく、心で感じた色で描く」というフォーヴィズムの考え方が見られる。確か、テレビのインタビューでご本人も似たようなことをおっしゃっていました。歴史上の有名な人物でも富士山でも、その内に秘めている爆発的なパワーや精神性をその独特な色使いから感じることができる。私はアンリ・マティスやラウル・デュフィといったフォーヴの画家が好きなので、画家が描きたかったものや表現したかったもの、またそれによって伝えたかったものを一切無視して「ヘタ!」の一言で切り捨てたおっさんは正直むかつく。その一言で、私だけでなく他の鑑賞者も引いてしまい、展示室の空気が一瞬で重苦しくなった。。。(-_-;)

公立美術館の底力を見せつけられたような展覧会。この他に大原美術館、ブリヂストン美術館やポーラ美術館といった私設の素晴らしい美術館が多数あることを考えると、国内には凄い作品がいっぱいあるということをあらためて感じた。海外からやってくる大型展ばかり追いかけている自分が恥ずかしい。。。ちょっと反省。
ただし、今回展示されていた作品、特に洋画は観たことのあるものが結構多かったので、若干新鮮味にかけていた部分もある。もちろん機会があれば観たいと思っていた作品や今回初めて出会ったものも多数あったが。
この展覧会は美術連絡協議会の創立25周年を記念して開催されたものだそうだが、なぜ今まで定期的に開催しなかったんだという気もする。しかも巡回もしない。
各美術館が看板作品を貸し出しているので難しい面もあるかもしれないが、文化・芸術の普及・振興という観点からすると、隔年や3年に1回でも構わないので、今回は関東だったので次回は関西とか、長期的な視野で全国を巡回させるべきだと思う。今回はミレーの1841年頃ものから現代の作品という構成だったので、それ以前の作品、ジャンル、その他様々なテーマで企画できそうだし。
同時期に開催されていた東京国立博物館の阿修羅展や国立西洋美術館のルーヴル美術館展に比べるとあまりにも地味で人の入りが悪い。おかげでじっくりたっぷり楽しめたけど。広告戦略の見直しは絶対に必要でしょう。この状況では。
今回のタイトルがいけてるかどうかはともかく、でも、せっかくだから、毎回のテーマをサブタイトルで付して、「日本の美術館名品展」という看板を継続させシリーズ化させても良いのでは。それによって各美術館の連携も緊密になるだろうし、国内にあるにもかかわらず普段なかなか観ることのできない作品と出会える機会が格段に増え、鑑賞者の裾野を広げることにもつながる。素晴らしい企画なだけに、このまま終わらせるのはもったいない。

・図録:2500円


東京都美術館



東京都美術館(http://www.tobikan.jp/

東京都美術館01

東京都美術館02


~上野公園~

上野公園01

上野公園02

上野公園03
ハートっぽい!?

上野公園04

上野公園05
天まで届け♪

上野公園06
幽体離脱!?

上野公園07


上野恩賜公園



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kuwachan

こんばんは。

錚々たる画家ばかりですね!
特に菱田春草は、前々から飯田の美術館で
観たいなと思っているのですが・・なかなか^^

この秋は行きたい展覧会がいっぱい。
いくつかは前売りを買ってしまっているので
早目に行かなくては・・・(^^ゞ
by kuwachan (2009-09-28 00:10) 

ぽんこ

アンリ・ルソー大好きでーす(^_^)
すごいシャボン玉だね。
もっと大きくなーれ。
by ぽんこ (2009-09-28 13:14) 

雅

いいなぁ、と思ったらもう終わってたんですね。
最後の方のコメ、結構シビアですね~(笑)
その方面のプロデューサーやったらどうでしょうか?
by (2009-09-28 21:36) 

kumimin

この展覧会はしらなかったです。
地方や私設の美術館って意外とすごいですよね♪
藤田さんの夢ってすごいってこの絵を見た時に思いましたが、この構図ってすごい想像力ですよね=^^=
片岡球子さんの表現力、決してへたとは思わないですけど。
そんなこと言ったらピカソやシャガールだってヘタの域に入りそうだけど(-_-)
by kumimin (2009-09-28 22:27) 

pistacci

待ってました!贅沢な展覧会でしたね。展示数の多さからか、絵と絵の間も狭かったように思います。
そして、またぜひ公開して欲しいと思いました。日本にあると解っていても、なかなか全国には出かけられないので。
by pistacci (2009-09-28 23:26) 

TaekoLovesParis

私も待ってました!りゅうさんの「日本の美術館名品展」。
pistaさんの記事に「私も行きました」とコメントしたら、「記事にしてください」
と、返され、すぐに(強調)書きました。りゅうさんのそのときのコメントは、
「私の記事はいつになるんだろう」でした(笑)

もう一度、pistaさんの記事も読んで見ました。それぞれ、印象に残った
作品が違うのがおもしろいですね。
私もフジタの端正な「アントワープ」、好きでした。

りゅうさんのように、いつも埼玉で見ているピサロを違う所で見ると、また
違って見える、ということ、私も最近、経験しました。でも、まだ、りゅうさんの域に達してないけど~。じっくり眺めて頭に焼き付いているから絵だからこそ、わかるんですよね。

ピカビアは大好きなので、気に入ってもらえてうれしいです。
私の2006年1月21日の記事に2枚、2005年8月に1枚写真、載せて
あります。

つつじの季節だったんですね。お花の写真、いつも上手(パチパチ)
by TaekoLovesParis (2009-09-29 22:16) 

laysy

巡回しないんですね…
ラファエル前派好きなので、バーン=ジョーンズが観たかった…
というのは、そちらに行く予定は無いので…郡山はもっと遠い〜
郡山美術館のサイトを先ほど観に行きました。
ウォーターハウスのフローラの方が明るい色調で好きです。
今まで知らなかった絵を教えてくださってありがとう〜
美術館って色んな人が行くんですね…個人の好き嫌いはあるだろうけど、感情的な意見なんて聞きたくないものです…
次に行く時はへんなおっさんに出会われないよう、お祈りしていますよ。
by laysy (2009-10-04 09:30) 

naonao

すごい展覧会ですね。
こんな展覧会があったのさえ知りませんでした。
もっとアンテナ張らないとなあ~。

by naonao (2009-10-04 22:48) 

りゅう

○kuwachanさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
会期の前後半で日本画のかなりの数が入れ替わるという豪華な展覧会でした。前半しか行きませんでしたけど。。。(^_^;)
東山魁夷、北斎、春草・・・長野行きたいっ!
私も今月は都内での展覧会ハシゴを画策しています。。。(^_^)

○ぽんこさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
ルソーさんは楽しく不思議な作品が多いですよね。
特に女性に人気があるように思います。
今回のルソーさんは世田谷美術館の所蔵作品でした。ぽんこさんが世田谷で鑑賞されたアンリ・ルソー展にも出ていたのではないでしょうか。
子どもたちがシャボン玉を掴もうと一生懸命ジャンプしていました♪
あの高さは私でも届きませんけどね。。。。。ニャハハ (*^▽^*)

○雅さん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
この後、東博に移動して阿修羅展(2回目)を鑑賞しました。
鑑賞する側としては空いてるにこしたことはありませんが、
あまりのギャップに・・・(*_*) アチャ!
しがらみが無いので好き勝手に書きまくってます・・・
怒られそ~(^_^;)

○kumiminさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
藤田さんのこの作品、原始的なドラムのリズムに合わせ、生贄の周りをウッホホ、ウッホホー!って踊っているように見えます・・・(/ー\*) イヤン♪
片岡球子さんの作品には溢れ出すようなエネルギーや爆発的なパワー、強い精神力を感じます♪
疲れてるときは負けちゃいそうなほど。。。(^_^;)

○pistacciさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
お待たせしました~
コメントのお返しも大変お待たせしました~~(^_^;)
なかなか足を運ぶことのできない美術館の作品を手軽に鑑賞できる貴重な機会でしたね。これは是非、また開催して欲しいです!(^_^)/

○TaekoLovesParisさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
大変お待たせしました・・・(/ー\*) イヤン♪
pistacciさんが鑑賞されたのは会期後半、私は前半ということで、
展示作品の違いも影響しているのかもしれませんね。
ピカビア、後ほどおじゃましまーす。ヾ( ̄ー ̄)ゞ

○laysyさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
ラファエル前派はミレイを中心に、女性にとても人気がありますよね。
綺麗で優しい作品が多いからかな?
ウォーターハウスのフローラ、04年に群馬県立近代美術館で鑑賞しましたが、綺麗な作品で見応えありました♪
laysyさんのご近所にもやってくるかもしれませんよ♪(^_^)

○naonaoさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
ルーヴル美術館展&阿修羅展に埋没してしまいましたが、
とても見応えのある展覧会でした。
しかも日本画を中心に前後半でかなりの作品が入れ替わりました。
ホント、上野の展覧会は何がやってくるかわかりません。
上野は要チェックです♪(≧▽≦)b

○タケルさん、はじめまして。nice!ありがとうございます(^o^)丿

○いっぷくさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○miyokoさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○月夜さん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○yukitanさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○乃亜さん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2009-10-12 12:37) 

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