『仏像 一木にこめられた祈り』展 [06展覧会感想]
東京国立博物館で開催されていた特別展『仏像 一木にこめられた祈り』を観に行きました。この展覧会は奈良・平安仏から江戸時代の円空・木喰まで、一木彫の名品が上野に集結するもので、日本人がこだわった木で仏像を造ることの意味を考えるとともに、そこで培われた良質な木の文化を通して日本人の心や精神性に触れ、「檀像の世界」、「一木彫の世紀」、「鉈彫」、「円空と木喰」という四つのテーマを通して、その底流に脈々と流れる日本人が木と仏に託した祈りの世界を浮かび上がらせるものだそうです。
~展示内容~
第一章 檀像の世界 第二章 一木彫の世紀 第三章 鉈彫 第四章 円空と木喰