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北浦和公園にて。 [おでかけ]

埼玉県立近代美術館で「版画に見る印象派」展が開催されています。

もうすぐ終わっちゃいますけど。

版画に見る印象派03 版画に見る印象派04
この看板スッキリしてていいですね~
かなり気に入っています♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
左に描かれているのはエドゥアール・マネ《ポリシネル》
マネ、唯一のカラー・リトグラフだそうだ。ポリシネルは劇の道化役。

埼玉県立近代美術館01 埼玉県立近代美術館02

埼玉県立近代美術館03

音楽噴水01埼玉県立近代美術館の設計は黒川紀章さん。
黒川記章さんが最初に手がけた美術館。
正面、波うってます。
これの発展型が国立新美術館かな。ヾ( ̄ー ̄)ゞ

美術館は北浦和公園にあります。
JR京浜東北線、北浦和駅から歩いて2,3分。

公園内には屋外彫刻や音楽噴水があり、
市民の憩いの場となっています。


 埼玉県立近代美術館04 埼玉県立近代美術館05
地上3階地下1階の吹き抜け。
今日はここで「さいたまシティオペラ」によるオペラコンサートが開催されていました。
美術館の賛助会員は無料、一般1000円。
チケット(座席)は完売、当日のキャンセル待ちのみ。ということで、パス。
でも、この吹き抜けは各階から見下ろすことができるので、
1階や3階から楽しませていただきました♪(^_^;) 
2階(企画展示室あり)はシャッターが閉まってました。展示室への配慮でしょう。
左の写真は1階から撮影したもの。2階のシャッターの一部と3階のところが確認できます。
3階には美術図書室があり、展覧会の図録や画集等を閲覧できます。

女性歌手二人、男性歌手二人、女性ピアニストの計五人によるコンサート。
休憩を挟んだ二部構成。
第一部の途中から聴きました。ちょうどヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」から。
私の大好きな曲です♪キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー
「ヘンデルのラルゴ」とも「ヘンデルのアリア」とも呼ばれる曲。(私の場合は「ヘンデルのアリア」。)
第二部はモーツァルト「フィガロの結婚」から。
そしてプッチーニの「トゥーランドット」やビゼーの「カルメン」等。

さいたまシティオペラ(http://saitamacityopera.at.infoseek.co.jp/

音楽噴水02

音楽噴水03

以前、図書館で借りて読んだ本です。
オペラの名作 (図解雑学)

オペラの名作 (図解雑学)

  • 作者: 小畑 恒夫
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 単行本

オペラ初心者におすすめの1冊。
ストーリー解説がわかりやすく、人物相関図も掲載されているので登場人物の特徴もつかみやすい。
付属CDで聴き所もおさえられます。

音楽噴水04 音楽噴水05

音楽噴水06

これは私が持っている本です。
恋するオペラ  集英社新書

恋するオペラ 集英社新書

  • 作者: 金窪 周作
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 新書

図や写真がないので、全くの知識ゼロからだとちょっとたいへんですが、
新書なのでさらっと読めます。
妄想を想像をふくらませて読みました♪(≧▽≦)b
日本語で歌詞(というかテレビ用字幕)が一部記載されているので、歌の意味がつかめます。
原語も載せてくれるともっと良かったのに。新書だからそこまでは無理か・・・(^_^;)
各章の扉絵は池田理代子さんが手がけています。
ちょっとだけ「ベルばら」気分が味わえるかも♪

音楽噴水07

音楽噴水08 ~音楽噴水・運転時間~
夏期 冬期
3月~9月 10月~2月
10:00 10:00
12:00 12:00
14:00 14:00
16:00 16:00
18:00 18:00
20:00


噴水は音楽とともに踊り出す!?
北浦和公園の音楽噴水♪(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2007-03-29

音楽噴水09
音楽噴水越しの美術館。
音楽が流れていない時の噴水は穏やかです。

では、あらためて美術館の写真を。
埼玉県立近代美術館06

埼玉県立近代美術館07

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜

「版画に見る印象派 陽のあたる午後、天使の指がそっと」

「今日『印象派』として知られるルノワールやピサロ、マネなどの画家たちは、19世紀後半 にすばやいタッチと明るい色彩によって絵画に革新をもたらしました。彼らは油彩画を描くかたわら、同時にエッチングやリトグラフなどの版画の制作も手がけています。マネは自作の油彩にもとづいたエッチングを制作し、ピサロやルノワールは、友人やコレクターの求めに応じて版画を制作しています。印象派の画家を先導したバルビゾン派のミレーやコローも自然と田園の風景を版に刻み、トゥールーズ=ロートレックはリトグラフのポスターによって世紀末のパリを彩りました。この時代、版画はかつてなく画家にとって重要な表現手段となったのです。
この展覧会では、印象派やバルビゾン派、ナビ派を代表する画家たちの作品や、本の挿絵として制作された作品など、さまざまな技法や制作経緯による約130点の版画作品をご紹介いたします。19世紀後半から20世紀前半におけるフランスの美しい版画の数々をじっくりとお楽しみください。(埼玉県立近代美術館HPより)」


2010年2月20日~3月28日


埼玉県立近代美術館(http://www.momas.jp/

版画に見る印象派01 版画に見る印象派02

この展覧会、実はかなり気になっていました♪
チラシの裏にあるルノワール《帽子のピン留め》という作品の少女が可愛くて。
(招待券が当たらなくても観に行っていたと思う。)

会場の作品解説を読み、その理由がわかりました。
それは、左側の可愛い少女がジュリーちゃんだったから。
そう、このブログではおなじみベルト・モリゾの娘、ジュリー・マネです♪
図録の表紙は《帽子のピン留め》(部分)。
それもジュリーちゃんの顔のアップです。買わなかったけど。
現在、乃木坂の国立新美術館(黒川紀章さん設計)で開催されているルノワール展に展示されている《レースの帽子の少女》(ポーラ美術館蔵)について、ジュリーちゃんがモデルだったという説もあるそうです。(読売新聞 2010年1月28日より)
《レースの帽子の少女》は大好きな作品。
そのモデルがジュリーちゃんかもしれないというのはなかなか興味深い。
モリゾの描くジュリーちゃんと、ルノワールの描くジュリーちゃん。
どちらもたくさんの作品が残されているので、比べてみるのも面白いと思います。
たぶん私はジュリーちゃんが大好き[揺れるハート]なのでしょう♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ

展覧会の感想記事は後ほど。

版画芸術 147―見て・買って・作って・アートを楽しむ

版画芸術 147―見て・買って・作って・アートを楽しむ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 阿部出版
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 大型本


版画に見る印象派05

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜

次回展覧会はこちら。

「-不思議の国の少女たち- 山本容子のワンダーランド」

2010年4月7日~5月16日

「 銅版画によって魅力溢れる世界を築いてきた山本容子。繊細な描写、軽やかな構成、柔らかな色彩から生み出される酒脱な画風は、豊かな物語性も感じさせてくれます。美術界だけでなく幅広い分野からも注目され、書籍の装画や挿絵、自らのエッセイや絵本、壁画やステンドグラスによるパブリックアート、詩人・文学者・音楽家とのコラボレーションなど、多彩な活動を手がけてきました。
 この展覧会は、1970年代以降の代表作を振り返りながら、近年の作品を中心とした約200点を展示します。ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』や平安の古典文学に登場する少女の世界をモチーフにしたシリーズをはじめ、新たに取り組んでいる油彩画、さいたま市の鉄道博物館にあるステンドグラスのプロジェクトなども紹介し、山本容子の創作の軌跡を本格的にたどります。多くの人を魅了してやまない“山本容子のワンダーランド”と戯れることができる、またとない機会になるでしょう。(チラシより)」


~不思議の国の少女たち~ 山本容子のワンダーランド01 ~不思議の国の少女たち~ 山本容子のワンダーランド02

何年か前に八重洲のブリヂストン美術館で所蔵作品展を鑑賞した時、
山本容子さんの講演会が講堂で開催されていた。確か参加料500円位で。
その場で書籍を購入するとサインももらえるとか言っていたような。
講演開始時刻になったら展示室がスカスカになったので「ラッキー♪」って。
(もともと空いてたけど。)
つまり講演は聴かなかった。。。(^_^;)

この展覧会もたぶん行かないでしょう。
別に嫌いなわけじゃないですけどね。
彼女の作品は東京国立近代美術館の所蔵作品展でいくつか鑑賞したことがあります。

鉄道博物館(「てっぱく」って言うらしい。)にステンドグラスがあるそうです。

そういえば、鉄道博物館、いまだに行ってません。

行くことがあるのだろうか。。。


たぶんない。(* ̄m ̄) ププッ

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コメント 13

pistacci

ここはマルグリットを見たくて遠征した思い出の美術館。
公園に入っていくとこの噴水。すてきなスポットだと感動しました。
あらためてこの外観もいいですね~。
by pistacci (2010-03-26 00:49) 

kuwachan

こんにちは。
あれっ、新国立美術館とかな~り似てる?と思ったら
設計者が同じ黒川紀章さんだったのですね。納得です。
ここの美術館には行ったことはありませんが
美術に音楽も楽しめて芸術に浸れる空間なんですね。
機会があったら行ってみたいです。
by kuwachan (2010-03-26 12:25) 

poyoyon

早速おでかけになられたんですね(^^)
音楽噴水素敵ですね。ゆっくり目と耳で楽しんでみたいです。
by poyoyon (2010-03-27 02:37) 

laysy

ポリシネルは劇の道化役ですか…
何となく帽子がナポレオンっぽい感じだと思ってたんですが、違いましたね〜解説をありがとうございます〜
埼玉県立近代美術館は敷地が広々してる感じがします。
夏に行ったら、噴水で水遊びしたくなりそう〜
by laysy (2010-03-27 18:44) 

naonao

埼玉県立近代美術館行ったことないので今度行ってみたいです。
本当、国立新美術館に良く似てます!
印象派の錚錚たる面々が版画をやってるなんて一見の価値ありですね。
by naonao (2010-03-27 23:09) 

kuwachan

こんにちは。
りゅうさん、今頃で大変失礼なヤツなんですが
トラックバック送りました。一応成功したようなので・・(^^ゞ
by kuwachan (2010-03-28 14:57) 

りゅう

○pistacciさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
高崎線・宇都宮線で上野から浦和まで約20分、そこから京浜東北線で1駅。乗換えを入れても30分ほどですから、時間的には上野から渋谷へ行くのとあまりかわりません。(^_^;)
また、遊びにきてくださーい♪(^o^)丿
あ、余談になりますが、さいたま新都心駅前にあるジョン・レノン・ミュージアムが9月30日で閉館します。ご興味がありましたら、是非、お早めに。
http://www.taisei.co.jp/museum/index.html

○kuwachanさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
これの前に開催された、小村雪岱展が大好評だったそうです。
あまり取り上げる機会の無い埼玉県立近代美術館、
その時にでもご紹介すべきでしたね。。。
TBありがとうございます、いつでもOKですよ♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ

○poyoyonさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
普段は穏やかな噴水なのですが、
音楽が流れ出すと凄いことになります!
とっても楽しいですけどね♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2007-03-29

○laysyさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
はい、夏になると子どもたちが水遊びをしています♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
噴水池のほかにも小さな浅い池があるので、子どもたちにはそっちのほうが安全で人気のようです。
時期になると新聞の埼玉欄に子どもたちの遊ぶ様子が掲載されています。
開放感のある雰囲気の良いところですよ♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ

○naonaoさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
黒川紀章さんが最初に手がけた美術館で、開館は1982年だそうです。
良い作品を持っているのですが、常設展示室が狭いんですよね~
展示替えして年4回のプログラムを組んでいますが。
常設展は一般200円なので、近くに住んでいる人にとってはとってもお手軽&お得だと思います。
この美術館、宣伝が下手というか、地味なんですよね~
版画展、なかなか面白かったですが、お客さんが少なくて。。。
もったいない、もったいない。。。ヾ( ̄ー ̄)ゞ

○にいなさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○ぽんこさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○TaekoLovesParisさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-03-28 17:39) 

pistacci

ジョン・レノン・ミュージアムのこと、おしらせくださってありがとう!
閉館のニュースは聞いていたけど、すっかり忘れてました。
9月までにもう一回いっておかねば~~。
by pistacci (2010-03-28 21:36) 

りゅう

○pistacciさん、こんばんは。コメントありがとうございます(^o^)丿
電車の窓から宣伝が見えたりしますが、基本的には積極的な宣伝活動はしていなかったように思います。
結局、ジョン・レノンの名にあぐらをかいてただけのような気がします。。。
それだけで人が呼べるほど甘くはないと思うのですが。。。
展示内容も限られてしまうのでリピーター率も低そうですし。
閉館前に、外観の写真を撮ってこようと思っています。

○りんこうさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-03-30 22:17) 

りゅう

○tacit_tacetさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-04-03 23:33) 

りゅう

○ミカチさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-04-05 22:16) 

村石太マン&クセルクセス1世

ラルゴは 木陰と訳すのかなぁ 僕の好きな単語です。プラタナスの木陰で お昼寝していたら~
ある資料に書いてあることによりますと ヘンデルのラルゴは イライラ解消の時 活用して聴くといいみたいです。本当かなぁ?
僕がこの曲に感じる事は 静かで 壮大なイメージの曲ですね。大宇宙 青き地球 空と海との間の水平線 地平線のかなた~ ブッチャケ僕は 血圧低いので もう少し 激しいのが 好きかもしれない。僕は 子供ではないです。子供は 血圧低いのかなぁ?小学校の音楽授業で バロックで 居眠りしたのは 誰だー
音楽研究会(名前検討中 クラッシックを語る会
学校研究会(名前検討中 音楽
絵も好きです 絵画同好会(名前検討中
by 村石太マン&クセルクセス1世 (2011-07-13 00:30) 

りゅう

○村石太マン&クセルクセス1世さん、はじめまして。
コメントありがとうございます(^o^)丿
Largoは音楽記号でゆるやかにという意味だそうです。
ヘンデルのラルゴ、素敵な曲ですよね♪
イライラ解消に試してみようかな。ヾ( ̄ー ̄)ゞ
by りゅう (2011-07-14 01:24) 

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