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国立西洋美術館 ~その3~ [07展覧会感想]

この日は、オルセー美術館展(東京都美術館)鑑賞後ということもあり、
オルセー美術館展に展示されていた画家の作品を中心に鑑賞しました。

印象派好き。しかも、点描大好き人間です。(^_^)
近寄って色の並び方をチェックしてみたり、離れて全体を見渡したり。
この作品の前で30分以上立ち尽くしたこともあります。


ポール・シニャック《サン=トロペの港》

 

オルセー美術館展では、モローの素晴らしい作品に出会いました。
ということで、国立西洋美術館でもモローの作品とじっくりと向き合ってきました。


ギュスターヴ・モロー《牢獄のサロメ》

この衣装を見るたびに、地獄の門 恨みの門のお姉ちゃんを連想します(^_^;) 
常設展鑑賞後に地獄の門をはじめとした前庭の作品群を鑑賞するのが、
私の一般的な鑑賞パターンとなっております。。。
 

こちらは過去に一度だけ観た事のある作品。


ギュスターヴ・モロー《聖なる象》

水彩ですからね~、いつ展示されるのかは不明・・・
もう一度みたいですね!

 

 ギュスターヴ・モロー《ガラテア》(オルセー美術館蔵) ギュスターヴ・モロー《ガラテイア》(ギュスターヴ・モロー美術館蔵) ギュスターヴ・モロー《一角獣》(ギュスターヴ・モロー美術館蔵)
【左】ギュスターヴ・モロー《ガラテア》(オルセー美術館蔵)
【中】ギュスターヴ・モロー《ガラテイア》(ギュスターヴ・モロー美術館蔵)
【右】ギュスターヴ・モロー《一角獣》(ギュスターヴ・モロー美術館蔵)
 

そのオルセー美術館展で鑑賞したものが左の板に描かれた油彩画。この作品の水彩によるものがギュスターヴ・モロー展に展示されていました。といっても、前期のみの展示だったため後期に鑑賞した私は見ることが出来ませんでしたが・・・
女性の綺麗なポーズがよく似ているものが、モロー展ではチラシの表を飾っていた一角獣。

※ギュスターヴ・モロー展の感想記事はこちら

 

こちらは、ゴッホ。


フィンセント・ファン・ゴッホ《ばら》

悪い作品ではないけれど、イマイチ地味なんだよな~(^_^;)
華やかさがね・・・

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そして、オルセー美術館展のチラシを飾った作品。
旧松方コレクションのひとつ。


フィンセント・ファン・ゴッホ《アルルのゴッホの寝室》(オルセー美術館蔵)

はぁ。。。この作品が西美の常設にあったらなぁ。。。

オルセー美術館展が終わったら上野に置き忘れていってくれないかな~(^_^;)

※オルセー美術館展の感想記事はこちら

 

『国立西洋美術館 ~その1~』はこちら

『国立西洋美術館 ~その2~』はこちら

 

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜

『オルセー美術館展 19世紀 芸術家たちの楽園』 

東京都美術館:2007年1月27日~4月8日

東京都美術館(http://www.tobikan.jp/

公式サイト(http://www.orsay3.com/

 

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「死を受け入れて、天国で再生を待つか。」

「死を受け入れず、現世で彷徨い続けるか。」

「現世の人間を1人呪い殺し、地獄へ逝くか。」

 

ビミョーーーー (^_^;) 


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いっぷく

モローは幻想空間を描きなおしのきかない水彩で表現するなんて
至難の技の持ち主ですね。際立つ個性的な絵は物語が閉じ込められているので鑑賞に時間もかかりそうです。
ゴッホのこの室内を描いた絵の場所に行ってみました。
黄色い家はなくなっていましたがあちこちに彼の描いた
風景が残っていてアルルは気に入りました。
by いっぷく (2007-03-18 07:05) 

TaekoLovesParis

<オルセー美術館展が終わったら上野に置き忘れていってくれないかな~>→これには、大笑い。ホント、忘れてってほしいですよね~。

常設を見たのは、かなり前なので、コレ見ながら、思い出そうとしても、、
ムリでした。今度、行きます。西洋美の今回はイタリアのデッサンとか
地味だから、常設をじっくり見るにはいい機会だと思ってます。
by TaekoLovesParis (2007-03-18 09:33) 

こんにちわ~♪
点描の絵きれいですね~。
国立西洋美術館は前を通ったことしかないので、今度言ってみたくなりました。
>恨みの門のお姉さん・・・イメージ似てる~(^.^)
by (2007-03-18 15:34) 

くみみん

こんにちは。
点描って近くで見るのとはなれてみるのと感じが変わるんですよね。
PCのドットって感じでおもしろいです。
ゴッホのばら、地味だけど好きですよ。ポスター持ってます=^-^=
松方コレクションっていい物がありますね。
by くみみん (2007-03-18 17:22) 

naonao

西洋美術館も結構いいものありますね。
私もまた常設展だけじっくり見に行こうかなと思いました。
大昔(20年以上前)の目録持ってますが、引っ張り出して行く前に見直したいと思います。
点描画というとスーラもそうですね。近くに寄って細かいドットを見てると何を描いてるかわからないけど、遠くに離れると絵になってるのがすごいですよね!!
by naonao (2007-03-18 21:58) 

りゅう

>いっぷくさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
モローの作品は見応え十分です♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
ブリヂストン美術館(東京・八重洲)にモローの素晴らしい水彩画があります。お気に入り作品のひとつです!
ゴッホの《黄色い家》、《夜のカフェテラス》はゴッホ展(2005:竹橋)の時に鑑賞しました。いつかいきたいです!!

>TaekoLovesParisさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
西美の常設はホントいいですよ~O(≧∇≦)O イエイ!!
展示替えや貸し出しによってお目当ての作品が常に鑑賞できるとは限りませんが、素晴らしい作品がいっぱいです。いろいろな展覧会を観てココに戻ってくるとまた新しい発見があります。
by りゅう (2007-03-19 00:28) 

りゅう

>ちゃびんさん、はじめまして。nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
この点描作品は131×161.5cmと大きなものでとても見応えがあります。
ここの常設展示は他にも素晴らしい作品がいっぱいです。
にもかかわらず、入館料はお安く、また、無料開館日もあります。
しかも混雑していないのでのんびりゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。(なんだか西美の回し者みたいなコメントになってきました♪(^_^))
モローの《サロメ》とロダンの《地獄の門》をみるとどうしても。。。(*^m^*) ムフッ

>kumiminさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
私の手元にある『国立西洋美術館名作選』という図録の表紙デザインはゴッホ《ばら》です。ちょびっと前のものなので、ラ・トゥール等の作品が掲載されていませんが、お気に入り図録でボロボロになりつつあります♪(^_^)
点描は楽しいですね、大好きです♪( ̄ー ̄)v
松岡美術館(白金台)にシニャック、アンリ・マルタン、アンリ・エドモン・クロスの素晴らしい点描作品があります。2007年版もたぶん『ぐるっとパス』が使えると思います。(使えなかったりして・・・(^_^;))久しぶりに観に行こうかな~
http://www.matsuoka-museum.jp/
フランス印象派・新印象派展 2007(平成19年) 4月28日(土)-9月2日(日)
by りゅう (2007-03-19 00:55) 

りゅう

>naonaoさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
私の図録は一つ前のものですが掲載されていないものが多数あります。
公式サイト(http://www.nmwa.go.jp/index-j.html)に展示リストがありますが、新収蔵品等、リストに載っていないものがあったりします。
新しい発見がいっぱいあるでしょう♪(≧▽≦)b
『ノンフラッシュ・手持ち』の条件付ですが、常設展示室は撮影可能です。
図録に掲載されていないものを中心に撮りまくっています♪( ̄ー ̄)v
by りゅう (2007-03-19 01:07) 

ぽんこ

スーラ以外にも点描の人がいるんだね。勉強になりました。
アルルのゴッホの寝室、生で見たいな。
by ぽんこ (2007-03-19 14:50) 

りんこう

こんばんは!
パリにあるモロー美術館には行ったことがありませんが、
テレビで所狭しとモローの絵が展示されているのを見て、圧倒されました。
モロー美術館はいつか行ってみたい美術館なのです。
by りんこう (2007-03-19 20:03) 

りゅう

>ぽんこさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
スーラから影響を受けた人がいっぱいいますからね~
シニャックもそのひとりです。
オルセー美術館展(上野)では《アルルのゴッホの寝室》が一番人気ではないでしょうか。私が鑑賞した時はこの作品とそこに並んでいたセザンヌの作品が一番混雑していました♪

>りんこうさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
モロー美術館はホント凄いらしいですね。
久しぶりにギュスターヴ・モロー展(05:Bunkamura)の図録を開きました。
美術館の改装が無かったら絶対貸し出してもらえなかっただろうな~
西美の《牢獄のサロメ》の素晴らしさを再認識しましたヾ( ̄ー ̄)ゞ
by りゅう (2007-03-19 21:54) 

pistacci

「松方コレクション」は、子どもの頃、県立美術館に来たのをみました。
はじめて見た個人名を冠された絵画展で、とても印象深かったのでした。
その頃、あったのでしょうか・・。
りゅうさんの記事読んでいたら、とにかく常設展だけ見に、
上野に行きたくなっちゃった♪
by pistacci (2007-03-20 02:00) 

りゅう

>pistacciさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
おすすめは無料開館日です♪(≧▽≦)b
東京都美術館では「オルセー美術館展」が開催中ですし、東京国立博物館でも「レオナルド・ダ・ヴィンチ《受胎告知》」の展示が始まりました、企画展のついでにいかがでしょうか。もうすぐ桜も満開になりますし、これからの季節、上野は見どころ満載ですね!
国立西洋美術館
『常設展無料観覧日:毎月の第2、第4土曜日、昭和の日、文化の日』
by りゅう (2007-03-20 21:12) 

pistacci

りゅうさん、行ってきました!
オルセー目的で行ったら、シルバーデーで、たいへんな混雑。
あきらめたかえりみち、西洋美術館の常設展だけ、みてきました♪
ゆっくり見てたら、サロメに会う頃には閉館時間。無料開館日も
教えてくださってありがとうございます!ご報告まで~♪♪
by pistacci (2007-03-24 00:02) 

りゅう

>pistacciさん、こんにちは。
私もオルセー目的で、オルセー鑑賞後に西美の常設を鑑賞しました。
オルセーの混雑とのギャップがある意味心地よかったです(^_^)
オルセーの疲れを癒してくれる素敵な時間でした♪
その日の気分次第で話し掛けてくれる作品が違うので、毎回新しい発見があります。しかも、タダです♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
展示替えもあり、上野に行くとつい寄り道したくなる素敵な場所です( ̄ー ̄)v
by りゅう (2007-03-24 14:32) 

Tak

こんばんは。

西洋美術館の常設展示は内容の濃い展示ですよね。
これであの値段ですからお得です。

ただ今年の9月からしばらくの間、工事に入る為
半分クローズになってしまうそうです。
ゆったりと作品を見るなら夏まです。
by Tak (2007-03-26 23:05) 

りゅう

>Takさん、こんばんは。
西洋美術館大好きです♪基本的には西洋美術館の企画展といっしょか無料開館日ですが、上野で『企画展、はずれだったなぁ。。。』というときは、お金を払ってここの常設展示を観てから帰ります。(^_^)

なるほど~そういうことでしたか!!(^o^)丿
11月に姫路市立美術館で巡回展が開催されるそうです♪どの作品が巡回するのでしょうね?その間どの作品が上野で展示されるのでしょう?(普段観ることの出来ない作品が展示されることをチョットだけ期待しています!)
国立美術館巡回展「国立西洋美術館所蔵 ヨーロッパ美術の精華‐神々と自然のかたち‐」 http://www.city.himeji.hyogo.jp/art/
国立西洋美術館は、戦後にフランス政府より寄贈返還された松方幸次郎の蒐集品を基盤とした、西洋美術を専門とする、国立で唯一の美術館です。同館の誇る名品から、神話、宗教、物語、風景という、ヨーロッパ美術の主要なテーマを取り上げ、その表現をたどります。
by りゅう (2007-03-27 20:32) 

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