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137億年の物語 [たわごと]


137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史

137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史

  • 作者: クリストファー ロイド
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/09/09
  • メディア: 大型本



「137億年の歴史を42のテーマで語る。歴史を点ではなく、つながりで考える。西洋が中心ではない。アジア、南アメリカ、少数民族、イスラム、等々多元的な視点で理解する。地球的な規模で人類の文明も相対化する。豊富なイラストと写真で旅するように歴史を感じる。科学と歴史、その接点を考える。」


~目次~
第1部 母なる自然
1.ビッグバンと宇宙の誕生 2.生命はどこからきたか 3.地球と生命体のチームワーク 4.化石という手がかり 5.海は生命の源 6.静物の協力体制 7.進化の実験場 8.恐竜戦争 9.花と鳥とミツバチ 10.哺乳類の繁栄
第2部 ホモ・サピエンス
11.冷凍庫になった地球 12.二足歩行と脳 13.心の誕生 14.人類の大躍進 15.狩猟採集民の暮らし 16.大型哺乳類の大量絶滅 17.農耕牧畜の開始
第3部 文明の夜明け
18.文字の発明 シュメール文明 19.王は神の化身 エジプト文明 20.母なる大地の神 インダス文明、巨石文化、ミノア文明 21.金属、馬、車輪 22.中国文明の誕生 23.仏教を生んだインドの文明 24.オリエントの戦争 25.ギリシア都市国家の繁栄 26.覇者が広めたヘレニズム文化 27.ローマ帝国の繁栄と衰退 28.先住民の精霊信仰 29.コロンブス以前の南北アメリカ大陸
第4部 グローバル化
30.イスラームの成立と拡大 31.紙、印刷術、火薬 32.中世ヨーロッパの苦悩 33.富を求めて 34.大航海時代と中南米の征服者たち 35.新大陸の農作物がヨーロッパを変えた 36.生態系の激変 37.ヨーロッパ人は敵か味方か 38.自由がもたらした争い 39.人類を変えたテクノロジー 40.白人による植民地獲得競争 41.資本主義への反動 42.世界はどこへ向かうのか?

 
以前新聞の書評欄で紹介されていた本です。
おそらく中高生向けに書かれているもの。
小学校高学年からでもほぼOK、もちろん大人も。

宇宙の始まりから現在まで。
まさに広く浅く、要点をしっかりと押さえている。
ジャンプとかマガジンとか子供の頃に読んだ漫画雑誌のような紙質、大きさもそんな感じ。
価格を考えるとどうなのかなとも思うが、子供でも手が出しやすそう。
文章も読みやすい。
全体像の把握に適しているので、
世界史が苦手な人、興味を持ったばかりの人にとって、
入門書としてかなり有効かも。

意外と知らないこともあったりして新鮮だった。
東日本大震災についての記述もあり。
久しぶりに上野の国立科学博物館に行きたくなった。


作者クリストファー・ロイドの言葉
「自分の子どもに
この地球の歴史をどう教えたらいいか、
それがヒントになってこの本が生まれた」



ビジュアル大年表 137億年の物語

ビジュアル大年表 137億年の物語

  • 作者: クリストファー・ロイド
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/07/12
  • メディア: 大型本

大型の年表もあるらしい。
ちょっと気になる。。。

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜

図説 世界の歴史〈1〉「歴史の始まり」と古代文明

図説 世界の歴史〈1〉「歴史の始まり」と古代文明

  • 作者: J.M. ロバーツ
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 単行本

こちらは10冊もの。
かなり面白かった。
宇宙の成り立ちまでは遡らないけどね。

http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2010-12-26



★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜



宇宙137億年の歴史  佐藤勝彦 最終講義 (角川選書)

宇宙137億年の歴史 佐藤勝彦 最終講義 (角川選書)

  • 作者: 佐藤 勝彦
  • 出版社/メーカー: 角川学芸出版
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: 単行本



「今から137億年前、熱い火の玉(ビッグバン)として生まれた宇宙。それ以前の宇宙はどんな姿をしていたのか。宇宙の現象を素粒子で解く「素粒子論的宇宙論」に基づき、宇宙創生の謎に迫るインフレーション理論を世界に先駆けていち早く発表した著者。湯川秀樹に憧れて入学した京都大学での若き日々、そして益川敏英、小林誠などノーベル賞科学者との出会いと共同研究など、研究の軌跡を辿りながら最新宇宙像に迫る「最終講義」全記録。 」

137億年つながりというか、スタート地点ということで。
発売されてまもなく読んだ本。
宇宙論について読むなら、まずこのあたりだと思う。
記事にはしなかったけど、とても興味深かった本。
(途中まで書いて、理解が足りない部分上手くまとめられない部分があまりに多く、没にしたのだった・・・)

佐藤文隆先生や佐藤勝彦先生の本から、
村山斉先生、ホーキング先生、リサ・ランドール先生等の本にどんどん広げていった。
結局、素粒子理論等を含め、入門書を中心に100冊近くまとめて読んだ。
先日もニュートリノ振動についての報道があったが、
現在も、新しいものや興味深いものが見つかると、できるだけ読むようにしている。

広大な宇宙の仕組みを解き明かすために、
肉眼では見えないどころか、地球はもちろん人間の体をも素通りする、
とってもとっても小さなものを研究する不思議な世界。
これ、けっこうはまる♪

宇宙物理への道―宇宙線・ブラックホール・ビッグバン (岩波ジュニア新書)

宇宙物理への道―宇宙線・ブラックホール・ビッグバン (岩波ジュニア新書)

  • 作者: 佐藤 文隆
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2002/03/20
  • メディア: 新書


星空を眺めるのも素敵だが、
宇宙の仕組みについてちょっと考えてみるのもなかなか粋だと思う。


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コメント 9

リュカ

はじめまして。137億年の物語、本屋さんで見かけてほしいなって思いました。
かなり大きかったので、持ち帰るのを断念しましたが
やっぱり興味あります。
by リュカ (2013-07-31 11:03) 

kuwachan

こんにちは。
へぇ~、面白そう!
最近難しい本は疲れちゃってダメなので
中高生向けでちょうどいいかもしれません(笑)
世界史は大好きだったので興味があります。
まずは本屋さんでパラっと見てみたいです^^
by kuwachan (2013-07-31 12:28) 

TaekoLovesParis

学校で習ったことは、第3部からだったと思います。
第1部の終わりが恐竜の時代ね。そういえば、地球がぐっと冷えたから、
恐竜が化石になったんだっけ、と目次を見ながら、思い出しています。
クリストファー・ロイド、聞いた名前なんだけど、、って検索かけたら、
映画「Back to the Future」のドクの人でした。だから、この著者とは別人ね。りゅうさん、夏は歴史ものに取り組んでるんですね。
by TaekoLovesParis (2013-08-03 18:45) 

りゅう

○リュカさん、はじめまして。nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
137億年を1日(24時間)に置き換え読み進めるというものでした。
人類が登場するのはほんの数分前のこと。
宇宙の始まりから大局的に捉えていくというのはとても興味深いものでした。

○kuwachanさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
まさに、歴史!って本です。
文系とか理系とか関係なく、一本バシッと幹になる入門書というべきでしょうか。
お店で手に取ると価格と紙質とのギャップに驚きますよー♪
魅力的な内容なので戸惑うかもしれませんね。

○TaekoLovesParisさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
宇宙関係とか発掘関係とかの研究成果、特に2000年以降の新しいものは学校で習ったものと結構違うんですよね。
幸か不幸か、学校で習ったことは綺麗サッパリ忘れてますけど。
これ読んでから科博に行くと、夏休みの自由研究とかに使えそうですよ。読書感想文はちょっとキツイでしょうけどね、なんたって137億年分の歴史ですから・・・(/ー\*) イヤン♪
丸の内に恐竜が来てますね、横浜には冷凍マンモスも。
Taekoさん目線だと、お出汁用ガラと骨付き肉でしたね・・・(^_^;)

○りんこうさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○ぽんこさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○風船かずらさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○にいなさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○naonaoさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○Inatimyさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○yamさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○pistacciさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2013-08-04 22:44) 

pistacci

りゅうさん、さらっと100冊読んだと書かれているけれどその読書量は
すごい!
そういう基礎知識がはいったうえで博物館へ行ったらおもしろいでしょうね~。この記事を読まなかったら、この分野の本は手に取ることなかったけれど、今度みつけたら、ちょっと読んでみます。
by pistacci (2013-08-05 14:36) 

りゅう

○pistacciさん、こんばんは。コメントありがとうございます(^o^)丿
宇宙論や物理学系は、中高生向けのジュニア新書から大学生等初学者向け、一般向けのもの、ハッブルの写真集、図解、雑学系等、ひろ~くあさ~く読み漁りました。
このジャンルに限らず、理解できなくても最後まで読むようにしています。どこが理解できないかを認識するために。
何冊か読んでいると、そのうちけっこう理解できるようになるんですよね。
あの本では難しかったけどこの本だとそうでもなかったりなんて感じで、
同じ内容でも表現や言い回しが変わることによって理解がすすみます。
美術系でもそんな感じなので、記事としてアップする時に本がずらずらと並んでしまい、まとまりのない長い記事になってしまうんです。。。(。-_-。)
by りゅう (2013-08-05 22:14) 

雅

あ、リュカさんが初訪問してる。
今度のオフ会、りゅうさんも参加しますか?(笑)
by (2013-08-06 23:10) 

りゅう

○雅さん、こんばんは。コメントありがとうございます(^o^)丿
Σ(ヾ ̄▽ ̄)ヾ!! うっ、肝臓がいくつあっても足りないオフ会だ・・・
それにしても、最近、夜になると、ソネブロ、重い! ですね。
上のpistacciさんへの返信に5分位かかりましたよ。
リュカさんのところにお邪魔した時も、nice!一つで何分かかったことか。
ソネブロサーバ、ユーザーよりも先に夏バテですかね。。。
サーバだけとっととお盆休みに入っちゃったのかも♪(^_^;)
by りゅう (2013-08-09 23:47) 

りゅう

○ただいま出張中。そば食べる?さん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2013-08-17 01:54) 

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