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ゴッホ《ひまわり》 [アート]

え~~~~~~~~~~~

またゴッホっすかーーーーーーっ!!!

シャープのTVCM「世界の名画」シリーズ第7弾。AQUOS(「ゴッホ ひまわり1」篇)

しかも、『1』ってあるじゃん。。。(  ・ _ ・  ) ジー

~CMの解説~
“アクオス”の名画シリーズ第7弾は、ゴッホの「ひまわり」が登場。
今回は、この名作の故郷アルルのひまわり畑を訪ね、ゴッホが愛した「光」あふれる世界を、フルスペックハイビジョンの映像で伝えます。また、“名画のように壁掛けに。”のコピーと共に、“アクオス”の壁掛けスタイルを訴求します。

~新聞広告~
ゴッホの「黄色」が、燃え尽きるまでの旅。
幼稚園や小学校低学年のこどもたちが、クレヨンで「太陽」を「赤く」描いた絵をよく見かけます。しかし、これは世界的な常識からみれば異例のことのようです。日本のこどもたちは、おそらく「日の丸」からの連想で「赤」を選ぶのでしょう。世界各国で「太陽」を表わす色は「黄色」が最も一般的です。
「黄色」は、色相の中でもいちばん「明るく」感じるために「光」の色として捉えられてきました。そのため「太陽」や「灯」などを表わす色でもあります。ゴッホが好んだのは、まさしくこの「光」の色としての「黄色」だったでしょうか。太陽の花「ひまわり」はもちろんのこと、「月」や「ガス灯」「麦畑」などのモチーフに多用しています。けれど、ゴッホの「黄色」への執着はそれに留まりませんでした。
独学で絵を描きつづけていたゴッホは、友人ゴーギャンらとの共同生活を望み、南フランスのアルルに準備した家の壁を「黄色」に塗って「黄色い家」と呼びました。「ひまわり」の傑作群のうちの多くは、この家に飾り友人を迎えるためのものだったのです。しかし、ゴッホの見た夢はあまりに短く、悲劇的な「耳切り事件」の直後にあえなく消え去りました。
ゴッホがみずから命を絶つのは、それから2年後のこと。(生涯にわたり理解者、援護者であった弟のテオも、翌年亡くなっています。)ゴッホが「ひまわり」の絵に塗りこめた「黄色」は、あるいは、いちばん幸福であった時間の「希望」の色であったかもしれません。
今回のアクオスのCMは、名作の故郷アルルの「ひまわり」畑を訪ねました。ゴッホの愛した「光」あふれる世界を、フルスペックハイビジョンの映像でお楽しみください。また、今回は、シャープの液晶技術が実現した「大画面でもわずか約8.1cmの薄さ」をお伝えし、文字通りの「壁掛け」テレビをおすすめしています。「黄色い家」は残念ながら戦火により焼失していますが、ゴッホがこの家に託した「夢」や「希望」を偲びつつ、壁掛けにしたアクオスに、「ひまわり」のハイビジョン映像を映し出しています。
名画のように、壁掛けに。液晶アクオス。
美しい日本の液晶。AQUOS

SHARP(http://www.sharp.co.jp/index.html
※広告ライブラリーでCMを見ることができます。

 

CMのひまわりがこれ。


フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》(ロンドン、ナショナル・ギャラリー蔵)

 

こちらは、先日のベルト・モリゾ展の際に鑑賞したもの。
昨年のウィーン美術アカデミー名品展以来、約一年ぶりのご対面。
この作品は1888年8月に描かれたロンドンの作品をもとに12月に描かれたものだそうです。


フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》(損保ジャパン東郷青児美術館蔵)

「最近行われた科学的調査は、支持体に使われているジュート地がゴーギャンの《アリスカンの並木路、アルル》のそれと同一であることや、下地の成分の特徴を明らかにし、これまで定説のなかった本作品の制作時期を1888年12月頃とした。つまり本作品は、8月に制作された4作目の《ひまわり》を、トレースした上で制作した5作目となるのである。両者を比較すると、4作目よりも明度の高い黄色を花の部分に使うなどして、背景とひまわりとの色彩のコントラストを最小限に抑えようとしたことがわかる。(05ゴッホ展図録より)」とのこと。

そのゴーギャンの作品がこちら。


ポール・ゴーギャン《アリスカンの並木路、アルル》(損保ジャパン東郷青児美術館蔵)

幸か不幸か、それとも運命か。

ゴッホとゴーギャン、

現在、二人のその作品は新宿にある。。。

 

『ひまわり1』ということは、『ひまわり2』もあるということでしょうか???

気象衛星じゃないんだから・・・

ま、まさか、ひまわりの連作CM!?・・・ ジロー (;¬_¬)

 

それにしても、

なんでこの時期にこのタイミングでひまわりなんだ???

まぁ、うちも遅蒔きのひまわりが咲いてるけど・・・

 

次にゴッホでCMを作るときは、こちらの作品をお願いしたいですね~


フィンセント・ファン・ゴッホ《糸杉と星の見える道》(クレラー=ミュラー美術館蔵)


フィンセント・ファン・ゴッホ《ローヌ川の星月夜》(オルセー美術館蔵)

 

西洋絵画の巨匠 (2)   ゴッホ

西洋絵画の巨匠 (2) ゴッホ

  • 作者: 圀府寺 司
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2006/02/14
  • メディア: 大型本

~これまでの記事~

第1弾 「モネの庭」篇の記事はこちら

第2弾 「ゴッホ・夜のカフェテラス」篇の記事はこちら

第3弾 「北斎」篇の記事はこちら

第4弾 「スーラ」篇の記事はこちら

第5弾 「モナ・リザ」篇の記事はこちら

第6弾 「セザンヌ」篇の記事はこちら

 

~~~追記~~~

2007年10月27日(土)から「ゴッホ ひまわり 2」篇の放送が始まりました!!
※広告ライブラリーでCMを見ることができます。

ひまわりそのものは「1」と同じ。

今回はゴッホを支え続けた弟テオの存在について。

なるほどね~

でも、何故、今、ひまわりなんだ???/( .― .)\ はて?

 


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TaekoLovesParis

ひまわりのCMをまだ見てなかったけど、りゅうさんが、サイトを案内して
下さっていたので、見てきました。
ひまわりは、7枚あるんですよね。東京、ロンドン、NY、フィラデルフィア、
ミュンヘン、アムス、、あと一枚は?
そういえば、たしかに、ひまわりは時期ハズレですね。
by TaekoLovesParis (2007-10-21 01:30) 

いっぷく

ひまわりってなぜか日本を感じます。黄色といっても褪色したような黄色ですね、だから糸杉と星の見える道のほうがいいなあ。
by いっぷく (2007-10-21 18:59) 

りゅう

>TaekoLovesParisさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
新聞広告で初日に内容はチェックしていましたが、
CMそのものは私も出遅れました~(^_^)
結局、ひまわりかぁ。モリゾの際に鑑賞してからでいいや。。。なんて(笑)
幸い、このCMは現在も流れています♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ

>いっぷくさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
東京のひまわりはコントラストが強く色鮮やかですよ~
もの凄く大胆な厚塗りでパワフルです。
《糸杉~》はそれほどうねっていないのでCMにしても綺麗だと思います♪
綺麗な星空でCMをつくって欲しいなぁ。o(*^^*)oワクワク

>plotさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2007-10-21 20:49) 

pistacci

CMを見た時に、新宿のひまわりだと思ってました。
違うのですね。
新宿では薄暗い中で見たので、CMのやたら明るい画面に
すこし違う気はしてたのですが。ありがとう~りゅうさん!
by pistacci (2007-10-21 22:04) 

naonao

ロンドンナショナルギャラリーと東京の損保ジャパンでひまわりは観てますが、こうして並べてみると全然違いますね。びっくりです。
まるでシャープの宣伝マンになってるりゅうさん。シャープから何かもらわないと(笑い)
by naonao (2007-10-21 22:16) 

りゅう

>pistacciさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
このCMはアルルのひまわり畑で撮影されたものだそうです。
新宿のひまわりとはちょっと色合いが違うんですよね~ヾ( ̄ー ̄)ゞ
あのサイズであれだけの厚塗り・・・
とってもパワフルで迫力がありますね!(^_^)/

>naonaoさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
壁掛けアクオスくださ~い(笑)
シリーズ化されるなんて・・・こんなに続くなんて・・・(^O^)きゃはは
吉永小百合さん綺麗ですね!G線上のアリアのアレンジも面白いです。
やかましいもの、くだらないものが多い中で、
数少ない質の高いCMのひとつだと思います♪(^_^)/
by りゅう (2007-10-23 00:07) 

くみみん

近々ゴッホ展ですか???違う(^-^;
瞳の色で光の色の見え方が違うそうです。
やっぱり多少色の見え方にも関係あるのかも!!
青い瞳の方には日本の光が青味がかって見えるそうです。
by くみみん (2007-10-28 14:33) 

りゅう

>kumiminさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
瞳の色で光の強弱が違うという話を聞いたことがあります。
色合いも違うのですかー!_φ( ̄ー ̄ )メモメモ
w(°o°)w おおっ!!
エメラルドグリーンの瞳を持つみいちゃんには人が緑色に・・・( ̄▽ ̄;) ヌオー
ゴッホ展は05年に開催されましたからね~
ダリ、ピカソ、モネ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、フェルメール、ベルト・モリゾ、ルノワール(08年2月予定)・・・
『西洋絵画の巨匠』という画集の出版に前後して展覧会が開催されているような気が・・・気のせいですかねぇ。。。(^_^;)
by りゅう (2007-10-28 21:59) 

Tak

こんばんは。
テオシリーズもよく目にしますね。
せっかくヒマワリ畑まで行って撮影したので
今回は2パターン用意されたようですね。
もう一種類くらいあるかな?
by Tak (2007-11-05 18:20) 

りゅう

>Takさん、こんばんは。TB&コメントありがとうございます(^o^)丿
民放はほとんどみていないのですが、
チャンネルをかえると何故かテオシリーズがよく出てきます。(笑)
もう一種類くらいありますかね?あって欲しいな~o(^-^)oワクワク
ゴッホの知名度はCMにしやすいのかもしれませんね!
by りゅう (2007-11-05 21:37) 

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