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藤田嗣治展 [06展覧会感想]

12日に東京国立近代美術館で開催されていた「パリを魅了した異邦人 生誕120年 藤田嗣治展」を観に行きました。

藤田嗣治は、波乱に満ちた生涯ゆえに、ともすると、個々の作品の検証をおいて、数々の逸話に彩られた伝説の画家としてのみ語られてきた感がありますが、一人の芸術家としての藤田嗣治の全貌を、パリ時代から晩年にいたるまでの代表作約100点(日本初公開作品約20点を含む)を通して探ることで、伝説ではない、あらたな藤田像を見出そうとするものだそうです。この展覧会は藤田嗣治の生誕120年を記念して、その全画業を紹介する初の試みとのこと。

~展示構成~
Ⅰエコール・ド・パリ時代(1パリとの出会い 2裸婦の世界) Ⅱ中南米そして日本(1色彩の開花 2日本回帰 3戦時下で) Ⅲふたたびパリへ(1夢と日常 2神への祈り) 資料

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ロダンとカリエール展 [06展覧会感想]

12日に国立西洋美術館で開催中の「ロダンとカリエール」展を観に行きました。

この展覧会は、近代彫刻の父と称されるオーギュスト・ロダンとマティスやドランなどの師として知られる画家ウジェーヌ・カリエールの直接の交流を軸にその表現を比較するとともに、その根底に流れる感覚や思想の共通性を探ろうとするものだそうで、彫刻と絵画という技法の違いを超え、人物やものの表面に見える形ではなく、その奥に潜む「内なる生」を表現する者こそ理想の芸術家であるという考え方は、同時代の象徴主義の批評家や詩人たちに共感を与え、二人の作品や芸術観はしばしば並べて論じられたそうです。

~展示構成~
Ⅰロダン像とカリエール像 Ⅱロダンとカリエールの直接の交流 Ⅲロダンとカリエールをめぐる人々の肖像 Ⅳロダンとカリエールにおける象徴主義 Ⅴロダンとカリエールを結ぶ糸

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プラド美術館展 [06展覧会感想]

12日に東京都美術館で開催中の「東京都美術館開館80周年記念 プラド美術館展 スペインの誇り 巨匠たちの殿堂を観に行きました。

この展覧会は、プラド美術館の絵画コレクションによって西洋絵画の300年にわたる壮大なパノラマを概観するもので、プラド美術館のコレクションの豊かさとそれぞれの絵画の由来について、1819年の開館に遡りつつ、どのような方法で形づくられてきたのかを伝えるものだそうです。

~展示構成~
Ⅰスペイン絵画の黄金時代-宮廷と教会、静物- Ⅱ16,17世紀のイタリア絵画-肖像、神話から宗教へ- Ⅲフランドル・フランス・オランダ絵画-バロックの躍動と豊穣- Ⅳ18世紀の宮廷絵画-雅なるロココ- Ⅴゴヤ-近代絵画の序章-

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スイス・スピリッツ-山に魅せられた画家たち展 [06展覧会感想]

11日に「スイス・スピリッツ-山に魅せられた画家たち」展を観に行きました。この展覧会は、スイス・アルプスの山に魅せられ、それらを描いた画家たちの作品を取り上げるもので、間近に迫る山が初めて描かれたのは、18世紀後半に近代登山が始まり山岳調査の科学者たちに同行した画家が記録として描きとめた山の絵がそのキッカケだそうだ。

~展示構成~
第1章 画家による高地アルプスの発見 第2章 国民絵画としての19世紀山岳絵画 第3章 1900年前後初期モダニズムにおける山岳風景 第4章 色と形の解放 第5章 キルヒナーと「赤・青(ロート・ブラオ)」 第6章 ポップ・アートのイコンとしての山 第7章 現代美術における山

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パリを愛した画家たち-20世紀初頭のパリに集った東西の巨匠展 [06展覧会感想]

11日に「パリを愛した画家たち-20世紀初頭のパリに集った東西の巨匠」展を観に行きました。この展覧会は大分県の健康保険南海病院の「南海コレクション」から、20世紀初頭のパリを舞台に活躍した画家とその作品を紹介するもので、「エコール・ド・パリの画家として今なお人気の高いシャガール、ルオー、ユトリロ、ローランサンら28作家と、梅原龍三郎、萩須高徳、三岸節子ら、パリをこよなく愛し、パリに赴いたことのある日本人洋画家26作家の作品計65点を紹介」するものだそうです。

※作品リストもなく、図録も購入せず、メモもとらなかったため、
作品名等に一部誤りが通常よりも多くあるかもしれません。ぺこ <(_ _)>

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ベオグラード国立美術館所蔵フランス近代絵画展 [06展覧会感想]

11日に「ベオグラード国立美術館所蔵フランス近代絵画展-知られざる近代美術の物語 ルノワール、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、ユトリロ、ピカソ・・・」を観に行きました。この展覧会は、セルビア・モンテネグロ(旧ユーゴスラビア)の首都ベオグラードの国立美術館からフランス近代絵画コレクション123点(うち46点が日本初公開)を紹介するものだそうです。

~展示構成~
Ⅰ写実の系譜 コローから印象派へ Ⅱルノワール 身近なものたちへの眼差し Ⅲ印象主義を超えて 後期印象派と象徴派 Ⅳ20世紀絵画の旗手たち フォーヴィスム、キュビスムとエコール・ド・パリ

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渋谷で出会う ポーラ美術館の印象派コレクション展 [06展覧会感想]

28日の午後、「渋谷で出会う ポーラ美術館の印象派コレクション展」を観に行きました。

この展覧会は「ポーラ美術館初の巡回展で、その珠玉のコレクションの中から、特に人気の高いモネ、ルノワールをはじめとした印象派の巨匠たちを中心に、22作家の世界に誇る名画80点を一堂にご紹介する試み」だそうです。

~展示構成~
Ⅰ印象派前夜~ドガ、ルノワール Ⅱモネの印象派と点描派 Ⅲセザンヌとポスト印象派 Ⅳ世紀末からボナール

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