モネが見たもの食べたもの [アート]
ジヴェルニーの日本庭園、膨大な浮世絵版画の収集-モネのジャポニスムを縦糸に、カミーユとの愛の軌跡を横糸に、モネの芸術が到達した世界と"生活を楽しむ人"=モネの素顔をしなやかに描きだす。
1 思い出の絵「ひなげし」に会う-オルセー美術館
2 最後の大作、睡蓮の壁画-オランジュリー美術館
3 少年時代を過ごした海辺-ノルマンディー
4 「印象、日の出」はどこで描かれたか-ル・アーヴル
5 荒海のモネの慟哭を思う-エトルタ
6 芸術家酒場のある港で-オンフルール
7 一期一会の風景-ジヴェルニーⅠ
8 グルメでお洒落なボン・フランセーズ-ジヴェルニーⅡ
9 名画、強盗に遭う顛末-マルモッタン美術館
10 小休止(居酒屋へ)-パリⅠ
11 印象派の輝きと家庭の幸福と-アルジャントゥイユ
12 「モネは眼に過ぎない」-ブージヴァル
13 暗い影-パリⅡ
14 悲しみの地の長い黄昏-ヴェトゥイユ
15 「鳥のように描きたい」-ルーアン
16 ただ一人の末裔を訪ねて-ジヴェルニーⅢ
17 豊饒の闇の世界-再びオランジュリー
東京・中日新聞の「モネ、光と風の旅人」という紀行の写真企画を本にしたもの。
モネとカミーユは画商エルネスト・オシュデの妻アリスと暮らすようになり、
後にモネはアリスと結婚することになる。
アリスの娘、次女ブランシュ、三女シュザンヌ。
ブランシュはのちにモネの長男ジャンと結婚、モネの晩年を支える。
シュザンヌはセオドア・バトラーというアメリカ人画家と結婚、娘リリーが生まれる。
このリリーの息子、つまりシュザンヌの孫が画家で建築家のジャン=マリー・トゥルグゥアット氏。
血はつながらないがモネの曾孫ということになる。
ジヴェルニーのモネの家のすぐ近くに在住。
トゥルグゥアット氏の奥さんが、モネのレシピを本にしたクレール・ジョワ氏。
モネの風景紀行―ノルマンディー・ベリール・パリ・セーヌ河のほとり (EARTH BOOK)
- 作者: 佐々木 三雄
- 出版社/メーカー: 求龍堂
- 発売日: 1996/02
- メディア: 単行本
ルーアン、ノルマンディー、ル・アーブル、パリ、そしてジヴェルニー。100年前と変わらないモネの描いた景色の中に立ち、光と風を感じつつ、モネの生涯を辿る旅。作品図版と実風景多数収録の美しい本。
はじめに モネの生涯をセーヌ河の流れとともに
第一章 光の表情-ルーアン
第二章 海の風-ノルマンディー海岸
第三章 一本の道-ル・アーヴル
第四章 光の港-オンフルール
第五章 島の七十五日間-ベリール
第六章 パリ、そして自然の中へ
第七章 セーヌ河のほとりのアトリエ・1
第八章 セーヌ河のほとりのアトリエ・2
第九章 モネの愛したジヴェルニィ
あとがきにかえて 睡蓮の間にて
十五日間でモネを辿る旅行記。
出来る限りモネの作品と同じ場所から同じ構図での写真撮影を試みる。
最初に読んだ「モネと歩くフランス―カミーユあるいは光と風の旅」よりも一歩踏み込んだ内容。
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タグ:本 アート クロード・モネ モネ 印象派 展覧会 モネと歩くフランス―カミーユあるいは光と風の旅 林 寛子 モネの風景紀行―ノルマンディー・ベリール・パリ・セーヌ河のほとり 佐々木 三雄 モネの食卓 クレア ジョイス モネ 庭とレシピ 林 綾野 印象派の名画を旅する モネの庭へ ジヴェルニー・花の桃源郷―カルチャー紀行 南川 三治郎 モネの庭―花々が語るジヴェルニーの四季 ヴィヴィアン ラッセル モネの庭―あふれる花々の色彩 アンドリュー・ローソン モネが創った庭 エリザベス マレー モネの庭の園芸ノート―モネの花庭を私の庭でも作りたい 竹沢 紀久子 西洋絵画の巨匠 (1) モネ 島田 紀夫 もっと知りたいモネ―生涯と作品 安井 裕雄 モネ NBS-J クリストフ・ハインリッヒ モネ―『睡蓮』への歩み 六人部 昭典 印象派若き日のモネと巨匠たち ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展 印象派を魅了した日本の美 オルセー美術館展 印象派の誕生-描くことの自由- チューリヒ美術館展 夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ