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オルセー美術館展2010「ポスト印象派」 [10展覧会感想]

乃木坂の国立新美術館で開催されていたオルセー美術館展2010「ポスト印象派」を観に行きました。
「 このたびオルセー美術館の珠玉のコレクションの中から、絵画の傑作115点を一堂に展覧する『オルセー美術館展2010-ポスト印象派』を開催いたします。
 19世紀末のフランス、印象派がもたらした絵画の刷新を受け、その豊かな才能を開花させた一連の画家たちがいました。セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラらは、1880年代後半から90年代にかけて、それぞれの表現を追求し独創的な成果を上げました。いわゆる『ポスト印象派』の登場です。
 本展覧会は、このポスト印象派の時代に着目した展覧会です。これまでポスト印象派は、印象派へのアンチ・テーゼであり、20世紀の前衛絵画の登場を促す動向と見なされてきました。しかしこの時代の絵画は、一言で括るには、あまりに多様で豊饒です。世紀末パリという文化的宝庫から流れ出たいくつもの豊かな水脈は、互いに交差し、時代全体を動かしていたと言えるでしょう。
 本展は印象派を起点にして、19世紀終わりから20世紀初めにかけての絵画の諸相を一堂にご紹介するものです。時代の精華ともいうべき名作の数々を通じて、ポスト印象派世代の果敢な挑戦と、彼らが残した豊穣な遺産に、新たな眼差しを注いでいただけましたら幸いです。(チラシより)」


~展示構成~
第1章 1886年-最後の印象派 第2章 スーラと新印象主義 第3章 セザンヌとセザンヌ主義 第4章 トゥールーズ=ロートレック 第5章 ゴッホとゴーギャン 第6章 ポン=タヴェン派 第7章 ナビ派 第8章 内面への眼差し 第9章 アンリ・ルソー 第10章 装飾の勝利 
 

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