SSブログ

版画に見る印象派展 [10展覧会感想]

北浦和の埼玉県立近代美術館で開催されていた「版画に見る印象派 陽のあたる午後、天使の指がそっと」展を観に行きました。
「今日『印象派』として知られるルノワールやピサロ、マネなどの画家たちは、19世紀後半 にすばやいタッチと明るい色彩によって絵画に革新をもたらしました。彼らは油彩画を描くかたわら、同時にエッチングやリトグラフなどの版画の制作も手がけています。マネは自作の油彩にもとづいたエッチングを制作し、ピサロやルノワールは、友人やコレクターの求めに応じて版画を制作しています。印象派の画家を先導したバルビゾン派のミレーやコローも自然と田園の風景を版に刻み、トゥールーズ=ロートレックはリトグラフのポスターによって世紀末のパリを彩りました。この時代、版画はかつてなく画家にとって重要な表現手段となったのです。
この展覧会では、印象派やバルビゾン派、ナビ派を代表する画家たちの作品や、本の挿絵として制作された作品など、さまざまな技法や制作経緯による約130点の版画作品をご紹介いたします。19世紀後半から20世紀前半におけるフランスの美しい版画の数々をじっくりとお楽しみください。(埼玉県立近代美術館HPより)」


版画に見る印象派01 版画に見る印象派02

~展示構成~
Ⅰ.田園を謳う Ⅱ.エッチングの妙味 Ⅲ.印象派の版画 Ⅳ.象徴主義のヴィジョン
Ⅴ.パリの憂鬱 Ⅵ.幸福のイメージ
 

続きを読む


nice!(27)  コメント(18)  トラックバック(1) 
共通テーマ:アート

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。