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ウルビーノのヴィーナス展 [08展覧会感想]

上野の国立西洋美術館で開催されている「ウルビーノのヴィーナス展」を観に行きました。
古代神話に登場するヴィーナスは、愛と美の女神としてとりわけ有名です。神話の登場人物のひとりとして、また愛や美という哲学的な問題を象徴する存在として、西洋の芸術家は彼女を描き続けました。本展では、古代、ルネサンス、そしてバロック初期に至るまでの、ヴィーナスを主題とする作品を展示します。ヴィーナスの神話が、いかに古代の芸術家のインスピレーションを刺激したのか、そして古代文化が再生したルネサンスにおいて、どのようにヴィーナスの図像が復活、発展したのかを、約70点の絵画、彫刻、工芸品等によってたどります。《ウルビーノのヴィーナス》は、ルネサンスのヴェネツィア派を代表する画家ティツィアーノの名品です。その艶かしさによってこの作品は、以後の画家たちにとって女性ヌードの手本となり続けました。本展ではフィレンツェのウフィツィ美術館が誇るこの作品を、日本初公開[ぴかぴか(新しい)]いたします。この他にも、フィレンツェをはじめとするイタリア各地の主要な美術館・博物館から、ヴィーナスを表した選りすぐりの作品が出品されます。(チラシより)

~展示構成~
Ⅰ.ヴィーナス像の誕生-古代ギリシアとローマ
Ⅱ.ヴィーナス像の復興-15世紀イタリア
Ⅲ.《ウルビーノのヴィーナス》と“横たわる裸婦”の図像
Ⅳ.“ヴィーナスとアドニス”と“パリスの審判”
Ⅴ.ヴィーナス像の展開-マニエリスムから初期バロックまで
 

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