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田園讃歌展 [07展覧会感想]

埼玉県立近代美術館で開催されている「開館25周年記念展 田園讃歌-近代絵画に見る自然と人間」を観に行きました。この展覧会は、山梨県立美術館秘蔵のミレー《落ち穂拾い、夏》、埼玉県立近代美術館のモネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》の二つの名作を核として構想されたもので、19世紀後半のフランス絵画に焦点を当て、国内各地に所蔵される珠玉の作品を中心に、海外からの出品作品や日本初公開の作品も加え、近代絵画史上で農耕・田園のイメージがどのように形成され展開していったかを探っていくとともに、日本の近代洋画の名作で、農耕・田園主題の絵画の展開をたどり、さらに近代日本画・南画、ポスターや写真などの資料も加えて、絵画史の問題に留まらず、近代以降の自然と人間の営みのあり方を再考察する視点に立ち、多角的な紹介を試みていくものだそうです。

~展示構成~
第1章:豊穣の大地と敬虔な農民たち-ミレー《落ち穂拾い》とその周辺 第2章:近代都市パリを離れて-印象派・ポスト印象派の田園風景 第3章:日本の原風景を求めて-近代絵画に見る田園風景 第4章:何処から、そして何処へ-ポスター、写真に見る田園風景

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