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ゴッホ『夜のカフェテラス』(吉永小百合さんのCM) [アート]

TVCM「世界の名画」シリーズ第2弾。

AQUOS(ゴッホ「夜のカフェテラス」篇)

5月の中旬から放送されているシャープのアクオスのCMです。

第1弾:AQUOS「モネの庭」篇の記事はこちら

 

今度はゴッホだ~~~~~!!

~CMの解説~
吉永小百合さん起用のアクオスTVCM「世界の名画」シリーズ第2弾。今回は、日本の美や色彩に憧れていたゴッホの名画「夜のカフェテラス」(フランス・アルル)が舞台です。100年余り経った今でも実在するカフェを撮影、フルスペックハイビジョンの高画質を伝えます。(SHARPの広告ライブラリーより)

今回は、夜のカフェテラスで和服姿の吉永小百合さんがたたずむもの。
作り物だと思ったら、実際に、アルルまで撮影に行ったそうです!!
キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー

ところで、何を飲んでるの???

          

フィンセント・ファン・ゴッホ《夜のカフェテラス》(クレラー=ミュラー美術館蔵)

ゴッホが夜の星空を描いた初めての作品だそうです。実際に外で描かれたとのこと。ただし、右側の木は実在しないもの。全体のバランスを考慮して描き足したようです。昨年のゴッホ展の図録によると「だが、創造力もおそらく使われていた。例えば画面右にある樹木は黄色と青の補色が支配する画面の中に緑色の和やかさを与え、水平と垂直が支配する構図の中でカフェの庇とともに、三角の形体によるバランスを形成している。しかし、本作品のスケッチに、この樹木はないから、油彩を描いていた画家が画面を構成していくうえで、想像力において描き足した可能性が高い」とのこと。

そして、この作品の原点ともいうべきものがこちら。

             

歌川広重《名所江戸百景 猿わか町よるの景》(ファン・ゴッホ美術館蔵)

この作品はゴッホの浮世絵コレクションの1つで、ゴッホはこの作品から強く影響を受け、夜を描くことを思い立ったといわれています。しかも、黒を一切使わずに。

でも、ここで吉永小百合さんが和服でお茶をしていてもCMとしてはそれほど話題にならないだろうな・・・たぶん。まぁ、お茶漬けのCMならいけるかも。(*^^*) フフ

やっぱりゴッホだから!?

この2点は昨年のゴッホ展(東京国立近代美術館)で展示されていました。
残念ながら、展示場所は離れていましたが・・・(ゴッホ展の感想記事はこちら

 

モネ、ゴッホときた。

第3弾はピカソ、マティスあたりかな?えっ、セザンヌ!?

ニースやサント=ヴィクトワール山あたりならロケもありかな?

 

第3弾は何かな~??? 今から楽しみです♪ o(^-^)oワクワク

 

SHARP(http://www.sharp.co.jp/index.html

※広告ライブラリーでCMをみることが出来ます。


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