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ロダンとカリエール展 [06展覧会感想]

12日に国立西洋美術館で開催中の「ロダンとカリエール」展を観に行きました。

この展覧会は、近代彫刻の父と称されるオーギュスト・ロダンとマティスやドランなどの師として知られる画家ウジェーヌ・カリエールの直接の交流を軸にその表現を比較するとともに、その根底に流れる感覚や思想の共通性を探ろうとするものだそうで、彫刻と絵画という技法の違いを超え、人物やものの表面に見える形ではなく、その奥に潜む「内なる生」を表現する者こそ理想の芸術家であるという考え方は、同時代の象徴主義の批評家や詩人たちに共感を与え、二人の作品や芸術観はしばしば並べて論じられたそうです。

~展示構成~
Ⅰロダン像とカリエール像 Ⅱロダンとカリエールの直接の交流 Ⅲロダンとカリエールをめぐる人々の肖像 Ⅳロダンとカリエールにおける象徴主義 Ⅴロダンとカリエールを結ぶ糸

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