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ランチタイムコンサート 4月14日 [音楽]

丸の内トラストシティランチタイムコンサート01

丸の内トラストシティのランチタイムコンサートを聴きに行きました。



 

「匠の演奏 腕利き演奏者たちの共演」

瀬崎 明日香 (ヴァイオリン)

上森 祥平 (チェロ)

菊地 裕介 (ピアノ)

丸の内トラストシティ ランチタイムコンサート

http://www.to-on.com/concertmanagement/projects/1083/show_selected

丸の内トラストシティランチタイムコンサート02

ピアノ、ヴァイオリン、チェロの順に、まずは、ソロ。

いずれも、初めての曲。

と、プログラムを見て最初は思ったが、

クライスラーは、あれ?これ、どっかで聴いたことある。。。

帰宅後調べると、やはり、ラ・フォル・ジュルネで聴いていました。
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2012-05-16


いずれのソロも、哀愁漂う感じだったり、情熱的だったり、とてもきれいなメロディーだったり、

凄く良い曲、素晴らしい演奏だった。


ゴヤ風の音楽・・・

そういえば、ゴヤ展行かんかったなぁ・・・(>_<)


さて、本日のメイン、ベートーヴェンの交響曲第2番の三重奏版。
ベートーヴェン自らが編曲したものはこの第2番だけ。

熱い、アツイ、凄い演奏!
第1楽章が終わると、自然と拍手が沸き起こる。
もちろん私も。
流麗に、情熱的に、素晴らしい演奏で、
曲が終わると割れんばかりの拍手。
交響曲第2番はその後の交響曲の様々な要素が入っているように思う。
トリオ版は初めて聴いたが素晴らしかった。
興奮し、感動した。

ベートーヴェンの曲って中毒性があるのかな、はまる。
ベートーヴェンは苦手意識があったのだが、
それをクリアしてからは頻繁に積極的に聴くようになった。



瀬崎さんのクライスラーが終わったところで、左隣のおじさんが私の後ろの人に怒り出した。後ろの人の咳が気に入らなかったようで、注意ではなく、いきなり怒り出した。
真ん前にいる私はそれほど気にならなかったのだが。
このおじさんのおかげで、瀬崎さんの演奏の余韻が一瞬で吹き飛んだ・・・

そのおじさんはこのコンサートの常連のようで、コンサートが始まる前には他の常連と思われる人と会話をしていた。
また、プログラムノートがなかったからということで、
椅子席(※私たちは立ち見の一番前)の人にプログラムを見せてほしいと声をかけると、
その人が複数枚持っていて、それを1枚わけてもらっていた。
ありがとうございますといいつつも、ちょっと納得がいかなかったご様子。
その際、ユーチューブがどうとかって言っていたので、ネット上で何かやっている人のようだ。
そして、コンサートがはじまってからは、上記の通り。
演奏中はプログラムノートにメモ書きをしていた。
このおじさん、演奏が終わっても拍手をしないんですよね、批評家気取りなのかな?
ベートーヴェンが終わると、拍手もせず、演奏者の挨拶も聞かず、隣のインフォメーションセンターへ。
演奏会が終わると、会場に戻ってきて常連さんとおしゃべりをしていた。
正直、こういう自分勝手な人は嫌いだ。


このランチタイムコンサート、
何年も前から何度も聴きに来ているのだが、その度に、思う。
演奏者は実力者揃いで質が高いけれど、常連客の質は低い。
今回も、あ~、またか・・・って。
ちょっと、残念。


人間の目や耳というものはとてもアバウトであると同時に都合よくできている。
通常、人の目のピントのあう範囲はかなり狭い。
しかし、瞬時に自動でピント合わせが利くので、常に広い範囲が見えているように錯覚している。
そして、見ることで、見ている場所に、意識が、神経が集中する。
耳も同様で、すべての音を聞いているわけではない。
意識、つまり神経の集中しているところの音を拾っている。
にぎやかな所でも隣の人と会話ができたり、
ゲームやテレビに夢中になっている子供が母親に呼ばれても気づかなかったり。

私は演奏を聴いているとき、演奏者の手元を見ることが多い。指の動きや弓の動き、演奏者の表情など。見ることで集中することができる。集中していると、全体の音を楽しんだりその人の音だけを拾って楽しんだり、その演奏者の作り出す世界に吸い込まれ、のめり込んでいく。
そうすると、それ以外の音、彼らの作り出した世界の外にある音というのは、認識はしているがあまり気にならない。演奏が中断されるような大きな音は別だけど。
周りの音が気になる、気に入らないということは、集中できていないということ。
彼らの作り出した世界に入っていけていないということ。
素晴らしい演奏、素晴らしい世界なのに入り込めないというのは、とてももったいない気がする。

そんなに耳障りだったら、お金を払ってホールに聴きに行けよって思いましたよ。
そもそもオープンステージのロビーコンサートはいろいろな音が入り混じっているもの。
私は、ラ・フォル・ジュルネのエリアコンサート等でこのような会場にも慣れているので、それにあった楽しみ方、心構えをしている。
常連だったら、わかりきってるはずだと思うのだが。
ちなみに、右隣の女性たちはリズムをとってノリノリで楽しんでいました。
私もそっち派なのでノリノリで楽しみたかったのですが、隣のおじさんが怒り出しそうなので自制。この後予定があったので関わりたくなかったし。

それにしても、見ず知らず人に注意ではなく突然怒り出すなんて、どういう人なんだろう。クラシック通を気取っているのか、それともこの会場は自分の縄張りとでも言いたいのだろうか。
どんだけ偉い人だか知らないが、傍から見ると勘違いしちゃってる残念な人って感じ。

おかげで、彼らの作り出した世界にどっぷりと浸ることができなかった。
まあ、かなり浸って楽しんだ気はしますけどね♪
久しぶりの生音。
やっぱり、ナマだよね~、ナマナマ♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ

丸の内トラストシティランチタイムコンサート03 丸の内トラストシティランチタイムコンサート04



ベートーヴェン:三重協奏曲&ピアノ三重奏曲(原曲:交響曲第2番)

ベートーヴェン:三重協奏曲&ピアノ三重奏曲(原曲:交響曲第2番)

  • アーティスト: ベートーヴェン,アントルモン(フィリップ),ウィーン・ベートーヴェン・トリオ,ウィーン室内管弦楽団
  • 出版社/メーカー: (株)カメラータ・トウキョウ
  • 発売日: 2006/11/20
  • メディア: CD



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コメント 3

TaekoLovesParis

入場無料だからこそ、有り難いと感謝して、大人しく聴いてほしいですよね。曲名を覚えてなくても、聞き覚えのある曲ってありますね。でも、りゅうさん、すごいな、「どっかで聴いたことがある、ラフォールジュルネだ」、って思い出すなんて。私は絵は、どっかで見たことある、で思い出すことがあるけど、曲はだめです。コンサートに行ってるわりには覚えてない。。
by TaekoLovesParis (2016-05-01 18:15) 

雅

わがままな客もいたものですね。
おそらく普段は会社のお偉いなんだろうなー
by (2016-05-03 21:07) 

りゅう

○TaekoLovesParisさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
無伴奏を聴く機会は少ないので、思い出すことができました。
まぁ、たまたま思い出せただけかもしれませんけどね♪
怒ってる人も怒られてる人もみんなあっち行っちゃえ~っ。ヾ( ̄ー ̄)ゞ

○雅さん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
音楽を聴くこと、楽しむことを第一の目的とはしていないようでした。もうちょっと演奏家に敬意を払ってもいいと思うのですが。
すんごいお偉方(だった人?)なのでしょう。(/ー\*) イヤン♪
楽しんだもん勝ちだと思うんですけどねー

○naonaoさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○kuwachanさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○uminokajinさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○ぽんこさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○yamさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○ネオ・アッキーさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○machitanさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2016-05-10 23:46) 

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