SSブログ

久々のおのぼりさん♪ [おでかけ]

2月26日(金)にお出かけしてきました。

図録

久々のおのぼりさんです♪

高いところにおのぼりさん。

お高いところにおのぼりさん。

国立新美術館

52階から見る国立新美術館。


★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜
 
まずは、国立新美術館で開催されている大原美術館展。

大本命は、エル・グレコ《受胎告知》モネ《睡蓮》

混雑覚悟でしたが、意外にもスッカスカでびっくり。

《受胎告知》《睡蓮》も3人占め、ちょっと待てば独り占めで堪能♪

ルノワールやゴーギャン等、久しぶりに見る作品も。

《受胎告知》、やっぱり、すごい。
日本にあること自体が、奇跡ともいわれる作品。
上野の回顧展に出てこなかったのは、
この展覧会が既に企画されていたからかもしれないなぁと。

《睡蓮》は、水面に薄紫色が結構入っていてびっくり。
暖色系の照明だったのでそう見えただけかもしれないが。
テレビや画集では全体的に青色が多用されているように感じていたので意外に感じた。
マルモッタン美術館の作品に薄紫を多用したきれいなものがあったなぁなんて。

児島虎次郎《和服を着たベルギーの少女》は華やかで素敵な作品。
そういえば、ピアニストがよくこういうポーズをしてるよなぁなんて。


ずぅ~っと憧れていた大原美術館。

ブリヂストン美術館の石橋コレクション、国立西洋美術館の松方コレクションとともに、
いつか鑑賞したいと思っていた。
日本における西洋美術の発展・普及は
この3つのコレクションによる部分がとても大きいと思っていたので。

以前国立近代美術館で開催されたときは足を運ぶことができず、
ちょっと悔しい思いがしていた。
まぁいいさっ《受胎告知》は来てないしって、無理やり納得させていた。


美術館を訪問とはいかなかったが、
ついに、《受胎告知》《睡蓮》に会うことができた。
大満足。

いつか、倉敷に足を運び、建物とともにコレクションを楽しみたい。


はじまり、美の饗宴: すばらしき大原美術館コレクション

はじまり、美の饗宴: すばらしき大原美術館コレクション

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHKプロモーション
  • 発売日: 2016/02/02
  • メディア: 大型本



今回の図録はAmazonや楽天でも販売されていたので、
事前に楽天で購入しました。


大原美術館で学ぶ美術入門 (JTBキャンブックス)

大原美術館で学ぶ美術入門 (JTBキャンブックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: JTBパブリッシング
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 単行本



「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」

 2016年1月20日(水)~4月4日(月) 

 国立新美術館(http://www.nact.jp/

 公式サイト(http://hajimari2016.jp/

はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション01 はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション02

はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション03


はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション04

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜


国立新美術館から歩いて六本木ヒルズへ。

ちょうどお昼時で、そこら中に人人人。
外国語が飛び交う。
あらためて別世界だなぁと。

フェルメールとレンブラント展。

チケット売り場には凄い列。
前売券買っといてよかったぜー!
(ボッティチェリ&フェルメールの共通前売券という割引率の高いものを買いました)

こちらも混雑覚悟でしたが、スッカスカでびっくり。
正直、拍子抜け。
チケット売り場の人たちの目的は展望台だったようです。
あと、53階の展覧会も。

大本命、フェルメール《水差しを持つ女》
フェルメールの作品の中でも特に好きな作品の一つ。
何時間でも見てられるぜぃ。

これをほぼ独り占め状態で堪能♪
涙出てくるこの状況☆彡

フェルメールの作品は一応これが19点目。

フェルメールの図録

2012年までの16点について
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2012-08-29

昨年の2点について
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2015-05-24


そして、もう一つの展示の目玉、レンブラント《ベローナ》
これもまた見応えのある作品。
以前から思っていたのだが、レンブラントって、けっこう革新的だな。


フェルメール 生涯の謎と全作品

フェルメール 生涯の謎と全作品

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2015/10/13
  • メディア: 単行本



フェルメールへの招待

フェルメールへの招待

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2012/02/24
  • メディア: 単行本



フェルメール  ――謎めいた生涯と全作品  Kadokawa Art Selection (角川文庫)

フェルメール ――謎めいた生涯と全作品 Kadokawa Art Selection (角川文庫)

  • 作者: 小林 頼子
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/09/25
  • メディア: 文庫



西洋絵画の巨匠 (5) フェルメール

西洋絵画の巨匠 (5) フェルメール

  • 作者: 尾崎 彰宏
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 大型本



もっと知りたいフェルメール―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたいフェルメール―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

  • 作者: 小林 賴子
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2007/09/30
  • メディア: 単行本



レンブラントとフェルメール (ビジュアル選書)

レンブラントとフェルメール (ビジュアル選書)

  • 作者: 岡部 昌幸
  • 出版社/メーカー: 新人物往来社
  • 発売日: 2011/03/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




「フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」

 2016年1月14日(木)~3月31日(木)

 森アーツセンターギャラリー(http://www.roppongihills.com/facilities/macg/

 公式サイト(http://www.tbs.co.jp/vermeer2016/

フェルメールとレンブラント01 フェルメールとレンブラント02

フェルメールとレンブラント03

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜

フェルメールとレンブラント展を見終え、時計を見ると、まだ2時過ぎ。

ここで当初は予定に入れていなかったレオナルド・ダ・ヴィンチ展に行くことにした。

六本木から大江戸線で両国へ。
初めての大江戸線。

ちなみに、レオナルド・ダ・ヴィンチ展の夜間開館は土曜日。

チケット売り場からして、大混雑。
あ~、さすがレオナルド。
覚悟して展示室に入ると、
それなりに人はいるものの大混雑というほどではなかった。
版画とか手稿とか、サクサクって感じなのかな~
そんな軽~い気持ちで進んでいくと、《糸巻きの聖母》の展示はすんごい列で順番待ち。
30分くらい並んだのかな~、作品鑑賞は数十秒で終わったけど・・・(/ー\*) イヤン♪

凄く綺麗で繊細。優しい聖母。
30分でも1時間でも並ぶだけの価値のある作品だと思う。
たとえ数十秒しか鑑賞できなくても。

当初は桜の咲く頃にと思っていた。
スカイツリーと桜の写真を撮りたいなぁなんて。
既にこの混雑状況、会期末は恐ろしいことになりそう。
とっとと観に行ってよかったぜ。

この記事を書くために公式サイトをチェックしていたら、
この日に10万人突破したそうだ。
何時頃だったのかな、惜しい。
(このニアミス、何回目だろう???)


もっと知りたいレオナルド・ダ・ヴィンチ 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたいレオナルド・ダ・ヴィンチ 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

  • 作者: 裾分 一弘(監修)
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2006/05/30
  • メディア: 単行本



西洋絵画の巨匠 8 レオナルド・ダ・ヴィンチ

西洋絵画の巨匠 8 レオナルド・ダ・ヴィンチ

  • 作者: 池上 英洋
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 大型本




「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の挑戦」

 2016年1月16日(土)~4月10日(日) 

 江戸東京博物館(http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

 公式サイト(http://www.davinci2016.jp/

レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の挑戦01 レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の挑戦02

レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の挑戦03

レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の挑戦04

レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の挑戦05

レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の挑戦06

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜

最後は上野のボッティチェリ展。

師であるフィリッポ・リッピ、弟子のフィリッピーノ・リッピとの三本立てという感じ。

大本命は《書物の聖母》
青色がとてもきれいで見応えがある。
細密でとても繊細。

そして、丸紅コレクションの《美しきシモネッタの肖像》
シモネッタさんにようやくお目にかかることができました♪

《若い男の肖像》という作品は、残念ながら前日までの展示でした。
まっ、いいさっ。野郎の肖像画だし。


ウフィツィ美術館展のお出かけ記事
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2014-10-24


天上の愛と地上の愛―ボッティチェリとセミラミーデ

天上の愛と地上の愛―ボッティチェリとセミラミーデ

  • 作者: ローズマリー シューダー
  • 出版社/メーカー: エディションq
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 単行本


フィレンツェの世紀 ルネサンス美術とパトロンの物語
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2013-10-17


もっと知りたいボッティチェッリ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたいボッティチェッリ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

  • 作者: 京谷 啓徳
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2009/12/20
  • メディア: 単行本



ボッティチェリ

ボッティチェリ

  • 作者: ロナルド ライトボーン
  • 出版社/メーカー: 西村書店
  • 発売日: 1996/11
  • メディア: 大型本



ボッティチェッリ全作品

ボッティチェッリ全作品

  • 作者: ボッティチェッリ
  • 出版社/メーカー: 中央公論美術出版
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 大型本




「ボッティチェリ展」

 2016年1月16日(土)~4月3日(日)

 東京都美術館(http://www.tobikan.jp/

 公式サイト(http://botticelli.jp/

ボッティチェリ展01 ボッティチェリ展02

ボッティチェリ展03

ボッティチェリ展04

ボッティチェリ展05


nice!(21)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 21

コメント 6

kuwachan

私も先日、大原美術館の展覧会行って来たのですが、〇十年前に倉敷で見たときのことはほとんど忘れていました。
さすがに「受胎告知」は見た覚えがあったのですが、あと印象に残っていたのは棟方志功位で(^^ゞ
>日本における西洋美術の発展・普及はこの3つのコレクションによる部分がとても大きいと思っていたので
同感です。本当にそうですよね。そのおかげで今こうやって名画を楽しむことができるわけですから。
by kuwachan (2016-03-08 12:45) 

ぽんこ

ジャスト10万人目、残念だったね。
スッカスカで観られてよかったね。
by ぽんこ (2016-03-08 15:14) 

naonao

すご~い。りゅうさん、3つもハシゴしたのですね。
映画と同じで、絵も色々たくさん一気に観てしまうと絵を観ての余韻みたいなものがなくなり、勿体ないと思ってしまう貧乏性の私。ゆえに3つもハシゴできないかも…。でも絵画三昧のいい1日を過ごされましたね。
by naonao (2016-03-08 20:31) 

TaekoLovesParis

このお出かけで、前回の国立新美の写真を52階から撮ったのですね。
一日で4か所はすごいです!しかも大物展覧会ばかり。
大原美術館展は、いい作品ばかり来ていますね。今、倉敷の大原美に行ったら、何が見れるんでしょうね。目玉作品が、大半、ここに来ている感じですもの。
フェルメールの「水差しを持つ女」、フェルメール作品の中でも、構図とバランスが素晴らしいので、注目されてる絵ですね。ゆっくり鑑賞できてよかったですね。大江戸線を使うと、両国も遠くないんですね。「糸巻きの生母」と、テレビでしょっちゅう広告をしてるから、混むのかしら。
ボッティチェリの「若い男、、」<まっ、いいさっ。野郎の肖像画だし。>に笑いました。

by TaekoLovesParis (2016-03-09 18:13) 

雅

昭和の頃ですけど、倉敷に住んでたことがあってその時に受胎告知は見ましたね。
横浜に戻って3年、あまり美術館めぐりは出来なかったなー。
札幌では見れるかな?
by (2016-03-21 21:59) 

りゅう

○kuwachanさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
大原美術館展はテレビや画集で何度も目にしていた作品が多くて新鮮味は欠けるものの、やはり実物は違うなぁとしみじみと浸れる展覧会でした。
倉敷行きたいです♪

○ぽんこさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
やっぱり、スッカスカ鑑賞いいですよね♪
時間をかけて作品とじっくり向き合っても待機時間がないので、
結果として1展あたりの鑑賞時間は短くおさまりました。

○naonaoさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
この週の初めあたりから花粉症スイッチが入ってしまいましたが、
症状がそれほど出ていませんでしたので、勢いでガツガツいっちゃいました。
3月に入ってからは症状がひどくて1展すら厳しい状況です。
このタイミングで行っておいて良かったですよ♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ

○TaekoLovesParisさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
同時期にこれだけの作品が展示されているって、凄いことですね。
あらためて贅沢な一日だなぁって思います。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、その名だけで集客できますよね。
そかも、これだけの素晴らしい作品ですし。
モナリザさんより《糸巻きの聖母》のほうが好きです。
モナリザさんは会ったことないけど。。。(^_^;)

○雅さん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
ふむふむ、倉敷のお屋敷にお住まいでしたか、羨ましゅうございます。
札幌に行かれる前に是非レオナルドとフェルメールをご覧になってください。本当に本当に素晴らしい作品でした!

○にいなさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○mentaikoさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○宝生富貴さん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○モグラたたきさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○shingekiさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○dougakunenさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○nandenkandenさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○mangaharaさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○剛力ラブさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○banpeiyuさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○Ujiki.oOさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○ネオ・アッキーさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○ぼんぼちぼちぼちさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○のぶあきさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○ライトさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○ぽんちゃんさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2016-03-27 15:47) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。