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ピアニストはおもしろい [音楽]

仲道さんはおもしろい♪

新聞の書評で興味を持った本です。


読売新聞書評
http://www.yomiuri.co.jp/life/book/raiten/20150603-OYT8T50435.html



ピアニストはおもしろい

ピアニストはおもしろい

  • 作者: 仲道 郁代
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2015/02/13
  • メディア: 単行本


内容紹介

ゴーイング・マイウエイ=「わがみちいくよ」、多事多端のピアノ人生。

読み始めたら止まらない…。フムフム、クスリ、ときどきホロリ。
はたしてどのようにしてピアニストになったのか。どんな生活をおくっているのか。何を考えてピアノを弾くのか。はてまた、子育てとピアノとの“一日三日間"生活。
探偵的、音楽探しの日々。子連れピアニストの舞台裏を大公開!

内容(「BOOK」データベースより)

ピアニストになるまでの凸凹道。子育てとピアノとの“一日三日間”生活。探偵的、音楽探しの日々…。子連れピアニストの舞台裏を大公開!

著者について

1987年、ヨーロッパと日本で本格的な演奏活動をスタート。古典からロマン派までの幅広いレパートリーを持ち、これまでに日本の主要オーケストラと共演した他、海外のオーケストラとの共演も数多く、人気、実力ともに日本を代表するピアニストとして活動。リサイタルも全国各地で開催しており、中でも「ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会」とレコーディングは、作品への真摯な取り組みと音楽性が高く評価され“ベートーヴェン弾き、仲道郁代"という評価を確固たるものとした。近年は、ショパン、モーツァルト、ベートーヴェンなどの各シリーズ企画、毎年恒例となったサントリーホールでのコンサートなどが好評を得ている。さらには、子どもたちに音楽との幸せな出会いをして欲しいとスタートした「星のどうぶつたち」「光のこどもたち」「不思議ボール」、各地の学校を訪問するアウトリーチ活動など、多くのファンをますます魅了している。録音多数。最新盤は「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」(「レコード芸術」誌、特選盤)。著作に『ピアノの名器と名曲』、『ショパン 鍵盤のミステリー』『ベートーヴェン 鍵盤の宇宙』(ナツメ社刊)等がある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

仲道/郁代
4歳からピアノを始める。桐朋学園大学1年在学中に日本音楽コンクール第1位、あわせて増沢賞を受賞。ミュンヘン国立音楽大学留学中にジュネーヴ国際コンクール最高位、メンデルスゾーン・コンクール第1位、エリザベート王妃国際コンクール入賞。1987年に本格的な演奏活動をスタートとさせた。近年は、ベートーヴェン、ショパン、モーツァルトなどのシリーズ企画や、子どもたちに音楽との幸せな出会いをして欲しいとスタートしたプログラム「不思議ボール」、各地の学校を訪問するアウトリーチ活動なども積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 
やさしくてあたたかい文章で、
仲道さんの人柄がよく出ている。

サラッと読めるけど、ちょっと立ち止まって考えると、かなり奥が深い。

学生時代は甘ちゃんだったというのは、今だから言えることで、
当時は目の前のことをひとつひとつクリアしていくのに必死だったと思う。
ものすごい練習量なので、あくまでも精神面でのことだけなのかもしれないが。

それにしても、凄い環境だと思う。
これだけの環境をさりげなくつくりだす家族って。。。
(自分にその環境の1%でも与えられていたら、人生が大きく変わっていたかも・・・)

留学時代の写真がとっても可愛い♪
まさに、正統派の育ちの良いお嬢さま。


ピアニストの本なので、クラシック音楽に興味の無い人はあまり手にすることは無いと思うが、
これは是非、様々なジャンルの様々な年代の人に手にして欲しい本。

特に、特に、音楽関係の学生、若手演奏家はもちろん、
音楽に関わっていない学生さんにも是非読んで欲しいと思った。
気づきがあるか否かは、読者次第。
でも、必ず、何か得られるものがあるはず。


仲道さんというと、ベートーヴェン弾きというイメージがあったので、
ベートーヴェンがあまり得意ではない私としては、これまであまり聴くことが無かった。

本を読み終わって、仲道さんのベートーヴェンが聴きたいと強く思った。
そして、フランスものも。

テレビやCDでしか聴いたことがないので、
いつか生演奏を聴きたい♪

celeste 仲道郁代愛奏曲集

celeste 仲道郁代愛奏曲集

  • アーティスト: 仲道郁代,ショパン,リスト,リスト,シューマン,ドビュッシー,グリーグ,シューベルト,モーツァルト,ベートーヴェン
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/09/26
  • メディア: CD


最後の三大ソナタ~ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番,第31番&第32番

最後の三大ソナタ~ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番,第31番&第32番

  • アーティスト: 仲道郁代,ベートーヴェン
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: CD



ピアニスト仲道郁代さんはおもしろい♪(≧▽≦)b



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コメント 2

TaekoLovesParis

仲道郁代の演奏会は、10年くらい前かしら、N響とのチャイコフスキー、それとは別に妹さんとのジョイントコンサートに行ったことがあります。美人姉妹でした。仲道さんにベートーヴェンというイメージがなかったのですが、近年はベートーヴェンに挑戦してるんですね。メリハリのあるピアノという印象だったので、ベートーヴェン、いいんでしょうね。留学先、ウィーンでしたものね。
子育てのことは全く知りませんでした。わがみちいくよ、なんですか。上手いな(笑)
by TaekoLovesParis (2015-10-31 11:52) 

りゅう

○TaekoLovesParisさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
NHKの番組でショパンの時代のピアノと出会ってから、作曲者の時代の楽器に興味を持たれたそうです。曲の解釈等も大きく変わったそうです。お嬢さんと一緒に出演されていたあの番組、テレビカメラを忘れて当時のピアノの音や響きに夢中になっていたのが印象的でした。
また、近年は、アウトリーチやワークショップに積極的に取り組まれているそうです。NHKの番組でイギリスでのワークショップに参加した様子を見たことがありますが、現在はそれを展開させて国内で学生さんとともに取り組んでいるようです。このあたりは、若い人たちに是非読んで欲しいなぁと思いました。
ベートーヴェンはピアノソナタの全曲演奏会に全曲録音にと精力的に取り組んでいる印象がありました。丁寧だけどしっかりとした音を出す方という印象がありました。とても小柄な方だそうですね、テレビでしか見た事が無いのでちょっとビックリでした。
ちなみに、今、仲道さんの「CDでわかるベートーヴェン鍵盤の宇宙(ナツメ社)」を読んでいます。楽譜読めないけど読んでます・・・

○mangaharaさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○kuwachanさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○ぽんこさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○にいなさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○ネオ・アッキーさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2015-11-09 01:36) 

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