マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 [おでかけ]
上野の東京都美術館で開催されている
「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」を観に行きました。
2004年にも東京都美術館でマルモッタン美術館展が開催され観に行きました。
そのときは会期末ということもあり、大混雑。
今回は始まったばかりということもあり、
それなりに混雑していましたが予想していたほどではありませんでした。
今回のお目当ては、ずばり、モネ《印象、日の出》です。
《印象、日の出》は、やはり一点もの展示でした。
最前列は歩きながら。
その後ろに、立ち見エリア。
そんなに混んでいないのにスタッフのお姉さんがやたらとせかすせかす。
皆さんスタスタと結構早い。
鑑賞というより、横切るって感じ!?
《真珠の耳飾りの少女》のときだって、もっとゆっくりだったのに。
私は必殺のカニ歩きでのんびりと。
でも、ちょっとでも止まるとせかされる。
1回でチェックできるのはせいぜい2、3箇所。
立ち見でじっくりと観てからチェックポイントを絞り、2回歩いた。
(雰囲気的にそれ以上はちょっとって感じだったので・・・)
確かに感動はしたが、昨年のチューリヒ美術館展《睡蓮の池、夕暮れ》のときのような痺れる感覚は無かったなぁ。
とても楽しみにしていた《睡蓮》は意外にも作品数が少なかった。
それでも、十分な数。
《睡蓮》3点を、黄色い花のものを中央、左右に赤い花のものを並べた展示は、3連画のようでとても素敵だった。
いずれも紫色の使い方が絶妙。
やっぱり、《睡蓮》いいなぁ。どれもみんな大好きだ♪
圧巻は最後の展示室の晩年の作品群。
抽象画のようで何がなんだかってのもあるが、
燃えるような赤色がとても印象的。
力強い生命力と情熱がビシビシと伝わってくる!
そのパワーに圧倒される。
晩年の作品は以前から好きだったので、
このようにまとまった形で鑑賞でき、とてもうれしかった。
なんだかあっという間に終わってしまった感じだが、
時計を見ると2時間半以上経っていた。
やはり、モネ。マルモッタン。
時間を忘れて夢中になっていたようだ♪
でも、なんだか物足りなさも感じた。
なんだろう、この感覚。。。
そう思いつつ、ミュージアムショップのレジ待ちの列(ここが一番混雑していた!)で図録をめくっていて気づいた。
あ、積みわらが無い!
ルーアン大聖堂も!
(ついでにポプラ並木も。)
モネの連作を語る上で、この二つの作品群はとても重要な位置付けにある。
特に、積みわらは欠かす事のできないものだ。
マルモッタンはルーアン大聖堂を持っていたように思うが、
積みわらはどうだったかなぁ。
無いものを出せとは言えないが、
あるなら出して欲しい。
2004年のときに来日した作品も複数来ていた。
再会できてうれしい♪
2004年のときは、モネ目当てで観に行ったが、
ベルト・モリゾに魅了され、心酔し、打ちのめされた。
モネそっちのけで。
手にして帰ったのは《睡蓮》ではなく、モリゾ《桜の木》の額絵。
今回はモネ展、しっかりとモネを堪能した。
図録しか買わなかったけど。
《印象、日の出》を観ることができた。
憧れていた作品に出会い、感動した♪
後期展示も観に行きたい。
~東京展展示情報~
《印象、日の出》 9月19日~10月18日
《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》 10月20日~12月13日
《テュイルリー公園》 展示なし
「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」
2015年9月19日(土)~12月13日(日)
東京都美術館(http://www.tobikan.jp/)
公式サイト(http://www.ntv.co.jp/monet/)
~巡回展~
【福岡展】 福岡市美術館 2015年12月22日(火)~2016年2月21日(日)
【京都展】 京都市美術館 2016年3月1日(火)~2016年5月8日(日)
【新潟展】 新潟県立近代美術館 2016年6月4日(土)~2016年8月21日(日)
ちなみに春にもらったチラシからは《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》と左上の《睡蓮》が入れ替わっている。
【左】 マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 (東京都美術館:2015)
【右】 マルモッタン美術館展 (東京都美術館:2004)
国立新美術館開館記念 大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産 (国立新美術館:2007)
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2007-04-30
モネが見たもの食べたもの
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2014-09-06
画像は前回の使いまわしですが、うちの睡蓮も咲いています。
咲いているうちに何とか観に行くことができた♪
「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」を観に行きました。
2004年にも東京都美術館でマルモッタン美術館展が開催され観に行きました。
そのときは会期末ということもあり、大混雑。
今回は始まったばかりということもあり、
それなりに混雑していましたが予想していたほどではありませんでした。
今回のお目当ては、ずばり、モネ《印象、日の出》です。
《印象、日の出》は、やはり一点もの展示でした。
最前列は歩きながら。
その後ろに、立ち見エリア。
そんなに混んでいないのにスタッフのお姉さんがやたらとせかすせかす。
皆さんスタスタと結構早い。
鑑賞というより、横切るって感じ!?
《真珠の耳飾りの少女》のときだって、もっとゆっくりだったのに。
私は必殺のカニ歩きでのんびりと。
でも、ちょっとでも止まるとせかされる。
1回でチェックできるのはせいぜい2、3箇所。
立ち見でじっくりと観てからチェックポイントを絞り、2回歩いた。
(雰囲気的にそれ以上はちょっとって感じだったので・・・)
確かに感動はしたが、昨年のチューリヒ美術館展《睡蓮の池、夕暮れ》のときのような痺れる感覚は無かったなぁ。
とても楽しみにしていた《睡蓮》は意外にも作品数が少なかった。
それでも、十分な数。
《睡蓮》3点を、黄色い花のものを中央、左右に赤い花のものを並べた展示は、3連画のようでとても素敵だった。
いずれも紫色の使い方が絶妙。
やっぱり、《睡蓮》いいなぁ。どれもみんな大好きだ♪
圧巻は最後の展示室の晩年の作品群。
抽象画のようで何がなんだかってのもあるが、
燃えるような赤色がとても印象的。
力強い生命力と情熱がビシビシと伝わってくる!
そのパワーに圧倒される。
晩年の作品は以前から好きだったので、
このようにまとまった形で鑑賞でき、とてもうれしかった。
なんだかあっという間に終わってしまった感じだが、
時計を見ると2時間半以上経っていた。
やはり、モネ。マルモッタン。
時間を忘れて夢中になっていたようだ♪
でも、なんだか物足りなさも感じた。
なんだろう、この感覚。。。
そう思いつつ、ミュージアムショップのレジ待ちの列(ここが一番混雑していた!)で図録をめくっていて気づいた。
あ、積みわらが無い!
ルーアン大聖堂も!
(ついでにポプラ並木も。)
モネの連作を語る上で、この二つの作品群はとても重要な位置付けにある。
特に、積みわらは欠かす事のできないものだ。
マルモッタンはルーアン大聖堂を持っていたように思うが、
積みわらはどうだったかなぁ。
無いものを出せとは言えないが、
あるなら出して欲しい。
2004年のときに来日した作品も複数来ていた。
再会できてうれしい♪
2004年のときは、モネ目当てで観に行ったが、
ベルト・モリゾに魅了され、心酔し、打ちのめされた。
モネそっちのけで。
手にして帰ったのは《睡蓮》ではなく、モリゾ《桜の木》の額絵。
今回はモネ展、しっかりとモネを堪能した。
図録しか買わなかったけど。
《印象、日の出》を観ることができた。
憧れていた作品に出会い、感動した♪
後期展示も観に行きたい。
~東京展展示情報~
《印象、日の出》 9月19日~10月18日
《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》 10月20日~12月13日
《テュイルリー公園》 展示なし
「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」
2015年9月19日(土)~12月13日(日)
東京都美術館(http://www.tobikan.jp/)
公式サイト(http://www.ntv.co.jp/monet/)
~巡回展~
【福岡展】 福岡市美術館 2015年12月22日(火)~2016年2月21日(日)
【京都展】 京都市美術館 2016年3月1日(火)~2016年5月8日(日)
【新潟展】 新潟県立近代美術館 2016年6月4日(土)~2016年8月21日(日)
ちなみに春にもらったチラシからは《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》と左上の《睡蓮》が入れ替わっている。
【左】 マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 (東京都美術館:2015)
【右】 マルモッタン美術館展 (東京都美術館:2004)
国立新美術館開館記念 大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産 (国立新美術館:2007)
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2007-04-30
モネが見たもの食べたもの
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2014-09-06
画像は前回の使いまわしですが、うちの睡蓮も咲いています。
咲いているうちに何とか観に行くことができた♪
もっと知りたいモネ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
- 作者: 安井 裕雄
- 出版社/メーカー: 東京美術
- 発売日: 2010/01
- メディア: 単行本
モネ NBS-J (タッシェン・ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)
- 作者: クリストフ・ハインリッヒ
- 出版社/メーカー: タッシェン・ジャパン
- 発売日: 2000/07/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
印象派の名画を旅する ―モネ・セザンヌ・ルノワール・ゴッホ 家庭画報特別編集 (別冊家庭画報)
- 作者: 松井 文恵(まつい ふみえ)=文
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2008/10/29
- メディア: ムック
モネの庭―あふれる花々の色彩 (婦人生活ベストシリーズ―Bises books)
- 作者: Andrew Lawson
- 出版社/メーカー: 婦人生活社
- 発売日: 1997/01
- メディア: ムック
美術の杜 vol.38―BM マルモッタン・モネ美術館所蔵モネ展/書の命を求めて柴山抱海
- 作者:
- 出版社/メーカー: 美術の杜出版
- 発売日: 2015/08/28
- メディア: 大型本
マルモッタン美術館展、始まったのですね。
パリの住宅街の片隅にあるステキな美術館で、初めてパリに行った時に行きました。
もう一度行きたいな~^^
by kuwachan (2015-10-01 12:24)
モネの本をたくさん読んで、睡蓮まで育てて、展覧会を待っていたりゅうさん、さっそく、いらっしゃいましたね。睡蓮を3点、並べると、睡蓮の庭の雰囲気が出ますね。実際のマルモッタンは、円形の部屋にぐるりと、という展示だから、3枚よりもっと多いですけど。しかし~、展示替えをするなんて、せこいですね。私は10月20日からのにします。
ちなみに、春画展は予定に入ってませんから。りゅうさん、記事、期待してた?(笑)
by TaekoLovesParis (2015-10-01 23:22)
○kuwachanさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
マルモッタン美術館展、本当はもっともっと早く行くつもりだったんですよ。珍しく前売り券買っちゃいましたから♪
いいなぁ、パリ。モリゾさんの作品に会いたい♪(*^_^*)
○TaekoLovesParisさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
昨年読み漁ったモネの本がと~っても役立ちました!
《ラ・ジャポネーズ》といい、《印象、日の出》といい、まさかまさかの憧れの作品との出会いに、驚きと感動でおなかいっぱいです。
あらまぁ、春画を観るためにわざわざパリまで足を運ばれたTaekoさんがパスだなんて・・・
いや、まさか、ん~、怪しい・・・(/ー\*) イヤン♪
○tochiさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○にいなさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○nandenkandenさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○naonaoさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○ぽんこさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2015-10-13 01:16)