夢と幻想の世界 ポール・デルヴォー [おでかけ]
埼玉県立近代美術館で開催されているポール・デルヴォー展を観に行きました♪
前回の記事は夢と魔法の世界でしたが、
今回の記事は夢と幻想の世界です。
人の夢は儚い・・・
チラシの表にある夢という文字のデザインが儚さを如実に表わしているように感じました。
このチラシ、好きだ。
『ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅』
埼玉県立近代美術館(http://momas.jp/)
2013年1月22日~3月24日
「白昼夢のような情景、古代風の建物が並ぶ街、走り抜けていく鉄道、そして静かに佇む女性。ベルギーの画家ポール・デルヴォー(1897-1994)が描く世界は、夢と現実がひと続きになった甘美な幻想に満ちています。
デルヴォーは、印象派風の風景画やベルギーの表現派に影響を受けた人物画を描いていましたが、1930年代にシュルレアリスムに触れ、独自の作風に向かいます。自らの体験と深く結び付いた、思い入れのあるモティーフが重要な役割を担い、鉄道や駅舎、女性像、骸骨などが繰り返し登場し、デルヴォー独特の神秘的な世界が描かれました。
この展覧会では、作者の愛蔵していた鉄道模型やオイルランプなども展示し、絵画に表れるモティーフの起源をひもときながら、デルヴォーが生涯にわたって試みた夢の探究を紹介します。出品作品の約半数は、日本で初公開のものとなります。(チラシより)」
待ちに待ったポール・デルヴォー展です。
この展覧会は昨年府中市美術館で開催されたものの巡回展とのことですが、
埼玉県立近代美術館所蔵の作品とともに埼玉会場限定の作品が展示されるとのことでした。
1月下旬、何時観に行こうかと美術館のHPをチェックすると、埼玉会場限定で展示予定だった《バルコニー》という作品(チラシ裏、中段右から2番目)が、所蔵家の都合により展示未定となってしまいました。一応待ってはみたものの、スケジュールの都合もあるので待ちきれずに(花粉まみれになりながら)観に行くことに。
急遽展示未定となったため、希望者にはチケットの裏に「再入場可」のスタンプを押して、《バルコニー》が展示され次第、再び観覧できるという特別な配慮がなされました。
とても誠実な対応で心を打たれましたよ。地元だからひいきをするというわけではありませんが、埼玉県立近代美術館では、毎回丁寧で誠実な対応で好印象、良い思い出がいっぱいあります。
さて、その《バルコニー》という作品ですが、正式に展示中止となってしまいました。
『特別出品を予定していた「バルコニー」は、所蔵家の健康上の理由により、会期初日からの展示がかなわず、会期途中からの展示を検討してきました。しかし、現在も所蔵家の健康が快復せず、会期中の本作品の展示ができなくなりました。皆さまにたいへんご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。なお、本作品の観覧のために再度ご来場を希望され、半券に「再入場可」のスタンプを押された方は、本展の会期中、もう一度入場ができますので、ご来場の際にお示しください。
重ねてお詫び申し上げますとともに、今後とも当館の活動にご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(埼玉県立近代美術館HPより)』
残念ではありますが、止むを得ないですよね。
私が鑑賞した時は、まだ上記の発表は出ていなかったので、たとえ会期末ぎりぎりでも展示されるといいなぁと期待しながら、スタンプを押していただいたのでした。
《バルコニー》はどのあたりに展示されるのかなぁなんて思いながら展示室を回る。
この作品が展示されていなくても、展覧会はとても素晴らしく充実した内容でした。
【展示構成】 第1章:写実主義と印象主義の影響 第2章:表現主義の影響 第3章:シュルレアリスムの影響 第4章:ポール・デルヴォーの世界「汽車、トラム、駅」「建築的要素」「生命の象徴としての骸骨」「欲望の象徴としての女性」「男性の居場所」「ルーツとしての過去のオブジェ」「フレスコ」 第5章:旅の終わり
《グラン・マラドの水門(南側の眺望)》(チラシ裏、中段右から3番目)はもろに印象派。
《森の小径》(府中市美術館のチラシにあり)という木漏れ日の描写と緑色の綺麗な作品も。
この作品、国立西洋美術館のルノワールを想起させる。
《夜明け》(府中市美術館のチラシにあり)は透明感のある薄塗りの作品。
《バルコニー》もこのあたりに展示されるのかなぁなんて。
《トンネル》(チラシ裏、上段左)はなんだか駅の構内のよう。
女性がいっぱい。ひたすら、女性。
しかも生きている感じがしない。
なんだか銀河鉄道999とかに出てきそう。(^_^;)
《森》(チラシ裏、上段右)は特別出品となる埼玉県立近代美術館の所蔵作品。
常設展示室で何度も見ている大大大好きな作品。
《エペソスの集いⅡ》《夜の使者》《《エペソスの集いⅡ》(1967年)のための習作》はセットで鑑賞。行ったり来たりの繰り返し。
チラシの表を飾る《夜の使者》、一番右の女性のポーズが受胎告知を想起させる。
《夜の訪問者》(《夜の使者》(1980年)のための習作)も《夜の使者》と《トンネル》とのセットで。
《会話》(チラシ裏、中段の右)はハダカの女性とガイコツが同じポーズをとっている作品。
2005年のこの会場で鑑賞したゲント美術館展のときのルネ・マグリット《パースペクティヴⅡ:マネのバルコニー》を思い出した。エドゥアール・マネ《バルコニー》のバルコニーで佇む女性(ベルト・モリゾがモデル)が棺桶となっているもの。
ゲント美術館名品展(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2005-12-27)
《ロー婦人》(府中市美術館のチラシにあり)は上半身はだかで読書する美人さん♪
《カリュプソー》はズバリ、望郷。
《無題》(1988年)は、シャガール風♪
小さい作品大きい作品、初期から晩年まで、作品数はそれなりにあるものの、
けっこうサクサクと見ることができた。
どっぷりと浸ってしまうと、デルヴォーの世界に吸い込まれてしまいそう。
精神的に逝っちゃいそうな危険な感じ。(^_^;)
展示室のレイアウトもデルヴォーの世界に迷い込んだような感じで面白かったです。
平日の昼時ということで、驚くほど空いていた。
小さい作品を鑑賞する際にはストレスなくマイペースとなるが、
大好きな画家の展覧会だけに、なんだか寂しい気もする。
埼玉県立近代美術館の展覧会は、良く言えばいぶし銀なのだが地味なものが多い。
宣伝も地味なだけに、ちょっともったいない気がする。
この美術館、ある意味、おとなしくて真面目すぎるのかな~
この美術館のワークシートは毎回楽しみにしているもののひとつ。
企画展の後は常設展へ。
企画展のチケットで常設展も鑑賞できます。
(ちなみに常設展の一般料金は200円。)
常設展は2010年の「版画に見る印象派展」のとき以来。
モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》やピサロ《エラニーの牛を追う娘》、シャガール《二つの花束》等のお気に入り作品たちと久しぶりの再会。
日本人画家の現代美術は初めて目にするものばかり。素晴らしい作品も多数。
コロー《イタリアの想い出》《砂浜にて-ハーグの森の想い出》という新収蔵品の版画も素晴らしかった。
版画に見る印象派展(埼玉県立近代美術館:2010)
(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2010-03-26)
(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2010-07-05)
JR京浜東北線・北浦和駅西口からすぐです。
北浦和公園の音楽噴水(http://momas.jp/fun/kitaurawapark/)
この写真を撮ったときはサン=サーンスの白鳥が流れていました。
北浦和公園の音楽噴水♪(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2007-03-29)
チケット&図録
シュルレアリスム展-謎をめぐる不思議な旅(埼玉県立近代美術館:2007)
(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2007-03-26)
ベルギー幻想美術館展(Bunkamuraザ・ミュージアム:2009)
(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2010-06-09)
府中市美術館で開催された時のチラシ。
【鹿児島展】 鹿児島市立美術館 2012年7月20日~9月2日
【東京展】 府中市美術館 2012年9月12日~11月11日
【山口展】 下関市立美術館 2012年11月17日~2013年1月14日
【埼玉展】 埼玉県立近代美術館 2013年1月22日~3月24日
【愛知展】 岡崎市美術博物館 2013年4月6日~5月26日
【秋田展】 秋田市立千秋美術館 2013年7月20日~9月1日
ポール・デルヴォー美術館が開館したときのデルヴォーの言葉。
「私が絵を描いているときに感じる喜びを、
どうかご来場のみなさまにもお持ち帰りいただけますように。」
府中の時に逃してしまった方も府中で鑑賞された方も、
ゼヒゼヒ、埼玉県立近代美術館へ!!
★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜
生粋の鉄ヲタ、ポール・デルヴォー
作品の中に随時登場する鉄道の模型も展示されていた。
埼玉で鉄道といえば、鉄道博物館(てっぱく)。
うん、これは決して偶然ではないはず♪(≧▽≦)b
「えーーー、埼玉は遠いって。。。」とおっしゃるそこのあなた、
鉄道博物館とセットで、ゼヒゼヒ遊びにきてください♪(^_^)/
大宮駅から鉄道博物館(大成)駅まで歩くと、途中にこのようなものがあります。
天気の良いときにはちょこっと歩いてみてはいかがでしょう。
いつもはスイ~ッと自転車で通り過ぎてしまうのですが、
デルヴォーに触発されて撮ってみました♪
ちなみに私はまだ鉄道博物館に行ったことがありません・・・(^_^;)
鉄道博物館駅を過ぎて更に進むとこのようなものも。
展覧会の感想記事は後ほど。
前回の記事は夢と魔法の世界でしたが、
今回の記事は夢と幻想の世界です。
人の夢は儚い・・・
チラシの表にある夢という文字のデザインが儚さを如実に表わしているように感じました。
このチラシ、好きだ。
『ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅』
埼玉県立近代美術館(http://momas.jp/)
2013年1月22日~3月24日
「白昼夢のような情景、古代風の建物が並ぶ街、走り抜けていく鉄道、そして静かに佇む女性。ベルギーの画家ポール・デルヴォー(1897-1994)が描く世界は、夢と現実がひと続きになった甘美な幻想に満ちています。
デルヴォーは、印象派風の風景画やベルギーの表現派に影響を受けた人物画を描いていましたが、1930年代にシュルレアリスムに触れ、独自の作風に向かいます。自らの体験と深く結び付いた、思い入れのあるモティーフが重要な役割を担い、鉄道や駅舎、女性像、骸骨などが繰り返し登場し、デルヴォー独特の神秘的な世界が描かれました。
この展覧会では、作者の愛蔵していた鉄道模型やオイルランプなども展示し、絵画に表れるモティーフの起源をひもときながら、デルヴォーが生涯にわたって試みた夢の探究を紹介します。出品作品の約半数は、日本で初公開のものとなります。(チラシより)」
待ちに待ったポール・デルヴォー展です。
この展覧会は昨年府中市美術館で開催されたものの巡回展とのことですが、
埼玉県立近代美術館所蔵の作品とともに埼玉会場限定の作品が展示されるとのことでした。
1月下旬、何時観に行こうかと美術館のHPをチェックすると、埼玉会場限定で展示予定だった《バルコニー》という作品(チラシ裏、中段右から2番目)が、所蔵家の都合により展示未定となってしまいました。一応待ってはみたものの、スケジュールの都合もあるので待ちきれずに(花粉まみれになりながら)観に行くことに。
急遽展示未定となったため、希望者にはチケットの裏に「再入場可」のスタンプを押して、《バルコニー》が展示され次第、再び観覧できるという特別な配慮がなされました。
とても誠実な対応で心を打たれましたよ。地元だからひいきをするというわけではありませんが、埼玉県立近代美術館では、毎回丁寧で誠実な対応で好印象、良い思い出がいっぱいあります。
さて、その《バルコニー》という作品ですが、正式に展示中止となってしまいました。
『特別出品を予定していた「バルコニー」は、所蔵家の健康上の理由により、会期初日からの展示がかなわず、会期途中からの展示を検討してきました。しかし、現在も所蔵家の健康が快復せず、会期中の本作品の展示ができなくなりました。皆さまにたいへんご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。なお、本作品の観覧のために再度ご来場を希望され、半券に「再入場可」のスタンプを押された方は、本展の会期中、もう一度入場ができますので、ご来場の際にお示しください。
重ねてお詫び申し上げますとともに、今後とも当館の活動にご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(埼玉県立近代美術館HPより)』
残念ではありますが、止むを得ないですよね。
私が鑑賞した時は、まだ上記の発表は出ていなかったので、たとえ会期末ぎりぎりでも展示されるといいなぁと期待しながら、スタンプを押していただいたのでした。
《バルコニー》はどのあたりに展示されるのかなぁなんて思いながら展示室を回る。
この作品が展示されていなくても、展覧会はとても素晴らしく充実した内容でした。
【展示構成】 第1章:写実主義と印象主義の影響 第2章:表現主義の影響 第3章:シュルレアリスムの影響 第4章:ポール・デルヴォーの世界「汽車、トラム、駅」「建築的要素」「生命の象徴としての骸骨」「欲望の象徴としての女性」「男性の居場所」「ルーツとしての過去のオブジェ」「フレスコ」 第5章:旅の終わり
《グラン・マラドの水門(南側の眺望)》(チラシ裏、中段右から3番目)はもろに印象派。
《森の小径》(府中市美術館のチラシにあり)という木漏れ日の描写と緑色の綺麗な作品も。
この作品、国立西洋美術館のルノワールを想起させる。
《夜明け》(府中市美術館のチラシにあり)は透明感のある薄塗りの作品。
《バルコニー》もこのあたりに展示されるのかなぁなんて。
《トンネル》(チラシ裏、上段左)はなんだか駅の構内のよう。
女性がいっぱい。ひたすら、女性。
しかも生きている感じがしない。
なんだか銀河鉄道999とかに出てきそう。(^_^;)
《森》(チラシ裏、上段右)は特別出品となる埼玉県立近代美術館の所蔵作品。
常設展示室で何度も見ている大大大好きな作品。
《エペソスの集いⅡ》《夜の使者》《《エペソスの集いⅡ》(1967年)のための習作》はセットで鑑賞。行ったり来たりの繰り返し。
チラシの表を飾る《夜の使者》、一番右の女性のポーズが受胎告知を想起させる。
《夜の訪問者》(《夜の使者》(1980年)のための習作)も《夜の使者》と《トンネル》とのセットで。
《会話》(チラシ裏、中段の右)はハダカの女性とガイコツが同じポーズをとっている作品。
2005年のこの会場で鑑賞したゲント美術館展のときのルネ・マグリット《パースペクティヴⅡ:マネのバルコニー》を思い出した。エドゥアール・マネ《バルコニー》のバルコニーで佇む女性(ベルト・モリゾがモデル)が棺桶となっているもの。
ゲント美術館名品展(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2005-12-27)
《ロー婦人》(府中市美術館のチラシにあり)は上半身はだかで読書する美人さん♪
《カリュプソー》はズバリ、望郷。
《無題》(1988年)は、シャガール風♪
小さい作品大きい作品、初期から晩年まで、作品数はそれなりにあるものの、
けっこうサクサクと見ることができた。
どっぷりと浸ってしまうと、デルヴォーの世界に吸い込まれてしまいそう。
精神的に逝っちゃいそうな危険な感じ。(^_^;)
展示室のレイアウトもデルヴォーの世界に迷い込んだような感じで面白かったです。
平日の昼時ということで、驚くほど空いていた。
小さい作品を鑑賞する際にはストレスなくマイペースとなるが、
大好きな画家の展覧会だけに、なんだか寂しい気もする。
埼玉県立近代美術館の展覧会は、良く言えばいぶし銀なのだが地味なものが多い。
宣伝も地味なだけに、ちょっともったいない気がする。
この美術館、ある意味、おとなしくて真面目すぎるのかな~
この美術館のワークシートは毎回楽しみにしているもののひとつ。
企画展の後は常設展へ。
企画展のチケットで常設展も鑑賞できます。
(ちなみに常設展の一般料金は200円。)
常設展は2010年の「版画に見る印象派展」のとき以来。
モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》やピサロ《エラニーの牛を追う娘》、シャガール《二つの花束》等のお気に入り作品たちと久しぶりの再会。
日本人画家の現代美術は初めて目にするものばかり。素晴らしい作品も多数。
コロー《イタリアの想い出》《砂浜にて-ハーグの森の想い出》という新収蔵品の版画も素晴らしかった。
版画に見る印象派展(埼玉県立近代美術館:2010)
(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2010-03-26)
(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2010-07-05)
JR京浜東北線・北浦和駅西口からすぐです。
北浦和公園の音楽噴水(http://momas.jp/fun/kitaurawapark/)
この写真を撮ったときはサン=サーンスの白鳥が流れていました。
北浦和公園の音楽噴水♪(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2007-03-29)
チケット&図録
シュルレアリスム展-謎をめぐる不思議な旅(埼玉県立近代美術館:2007)
(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2007-03-26)
ベルギー幻想美術館展(Bunkamuraザ・ミュージアム:2009)
(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2010-06-09)
府中市美術館で開催された時のチラシ。
【鹿児島展】 鹿児島市立美術館 2012年7月20日~9月2日
【東京展】 府中市美術館 2012年9月12日~11月11日
【山口展】 下関市立美術館 2012年11月17日~2013年1月14日
【埼玉展】 埼玉県立近代美術館 2013年1月22日~3月24日
【愛知展】 岡崎市美術博物館 2013年4月6日~5月26日
【秋田展】 秋田市立千秋美術館 2013年7月20日~9月1日
ポール・デルヴォー美術館が開館したときのデルヴォーの言葉。
「私が絵を描いているときに感じる喜びを、
どうかご来場のみなさまにもお持ち帰りいただけますように。」
府中の時に逃してしまった方も府中で鑑賞された方も、
ゼヒゼヒ、埼玉県立近代美術館へ!!
★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜
生粋の鉄ヲタ、ポール・デルヴォー
作品の中に随時登場する鉄道の模型も展示されていた。
埼玉で鉄道といえば、鉄道博物館(てっぱく)。
うん、これは決して偶然ではないはず♪(≧▽≦)b
「えーーー、埼玉は遠いって。。。」とおっしゃるそこのあなた、
鉄道博物館とセットで、ゼヒゼヒ遊びにきてください♪(^_^)/
大宮駅から鉄道博物館(大成)駅まで歩くと、途中にこのようなものがあります。
天気の良いときにはちょこっと歩いてみてはいかがでしょう。
いつもはスイ~ッと自転車で通り過ぎてしまうのですが、
デルヴォーに触発されて撮ってみました♪
ちなみに私はまだ鉄道博物館に行ったことがありません・・・(^_^;)
鉄道博物館駅を過ぎて更に進むとこのようなものも。
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ポール・デルヴォー 〔骰子の7の目 シュルレアリスムと画家叢書〕 (シュルレアリスムと画家叢書 骰子の7の目)
- 作者: アントワーヌ・テラス
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/07/12
- メディア: 大型本
デルヴォー アート・ギャラリー現代世界の美術 (19) (アート・ギャラリー現代世界の美術) (アート・ギャラリー 現代世界の美術)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1986/06/05
- メディア: 大型本
展覧会の感想記事は後ほど。
りゅうさんが中6日で記事UPするなんて・・・(笑)
所蔵家の健康上の理由で作品が出せないっての、いまいちよくわからないんですが、
そういう理由での中止ってあることなんですかね?
今まで、見たいと思っていた展示会、沖縄にいたんじゃ見に行けなかったけど、
これからは見に行けるようになります。
by 雅 (2013-03-10 20:05)
こんばんは。
観られない作品があったのは残念でしたが
充実した展覧会だったようですね。
勉強不足で、ポール・デルヴォーという方を存じ上げないので
ワークシートが欲しいです(笑)楽しそうでいいですね。
by kuwachan (2013-03-10 23:22)
マグリットが見たくて2007年に訪れた懐かしい場所です♪
これは見に行きたいな〜。
蝋人形が影響与えてるって納得できる気がします。
美術館によってこれほどチラシが違い、個性があるというのも面白いですね。
by pistacci (2013-03-11 01:05)
チラシの表「夢。」になってるんですね。 句点がついてるのがなんとも♪
マドリッドにアウグスト・マッケ展を観に行った時に、たまたま見かけたのが
ポール・デルヴォーの『夜汽車』でした。
その後、ブリュッセルの王立美術館でも見たんだったかな・・・。
月の上の部分が輝いていたのが不思議で、
絵の隅に立ってる少女が意味深な印象でした。
by Inatimy (2013-03-11 20:05)
もうちょっとで埼玉展は終わっちゃいますね。観に行きたいんですが。
埼玉県立近代美術館は去年の秋に久々に行きました。
常設展で見た小茂田青樹の「春の夜」という作品が気に入りました。
小茂田青樹はお墓が川越にあるようなので、今度行ってみようと思います…。
by りんこう (2013-03-14 23:49)
埼玉県立近代美術館は行ったことがありませんが、北浦和なんですね。美術館のワークシートは楽しそう!
他の美術館もまねして作ってほしいなあ。
by naonao (2013-03-16 12:15)
○雅さん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
中6日という暴挙に出たため暴風が吹き荒れました・・・
作品の状態のチェック(いわゆるカルテの作成)や立会い、通関上の書類作成等、所蔵家本人無しには成り立たない部分があるのかもしれませんね。病気によってはそれどころではないということも・・・Σ(ヾ ̄▽ ̄)ヾ!!
○kuwachanさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
シュルレアリスムを代表する画家の一人ですが、シュルレアリスムの中では比較的逝っちゃってはいないほうなので、初めてでも抵抗なく受け入れられると思います。
神秘的で幻想的、とても静かで詩的な世界です。
静か過ぎて、生きた心地がしないーーー・・・・・・(>_<)
○pistacciさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
2007年のシュルレアリスム展、私もよ~く覚えています。
あの展覧会もちょうど今頃、私は春分の日に鑑賞したのでした。
ちょうど花粉症がピークで、ガラスケースを覗くのに下を向くとかなりキケンな状況でした・・・
今展ではそれほどでもありませんでしたが、只今花粉症がピークを迎えています。上野に行きたいのに・・・(>_<)
「夢に、デルヴォー。」もツボでした!
おぉ、府中行きたいっ!と思いつつもグッとこらえて巡回を待ちました。
○Inatimyさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
『夜汽車』、私もベルギー王立美術館展の時にを見ましたよ♪
でも、図録を購入しなかったので記憶が曖昧です・・・
やっぱり買っておけばよかったなぁ。うん、古本屋で探そう。
ベルギー王立美術館展(国立西洋美術館:2006)
(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2006-11-11)
○りんこうさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
「春の夜」、ネコがトコトコですよね♪
川越ゆかりの画家といえばたしか橋本雅邦もですよね。
「花鳥図」に魅せられた記憶があります。
4月からの大コレクション展も見に行こうと思っています。
○naonaoさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
国立西洋美術館の企画展等でも一応ワークシートがあるのですが、
配布は子供だけだったりします・・・
展覧会によっては公式サイトにワークシートがアップされていたりもしますので、できるだけ鑑賞前にはチェックするようにしています。
でも、やっぱり、埼玉県立近代美術館のものが一番好きかも♪
黒川紀章さん設計の美術館は駅前の落ち着きのある公園内にあります。
ご来館の際には公園の音楽噴水も是非楽しんでください♪
○にいなさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○ぽんこさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○plotさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○TaekoLovesParisさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2013-03-17 22:52)
ポール・デルヴォーさんの絵画・・不思議な世界ですよね^^
チラシ素敵ですね♪
by miyoko (2013-03-18 16:48)
デルヴォーの絵は好きなんですよ。
スリムな女性たちが綺麗で優雅でみとれますね!
チラシもワークシート興味深いです。
美術館によってチラシも随分違ってくるものですね。
府中の方はコピーと色使いで目を惹きますね。
埼玉の方は幻想的でクラシカルですね。
近くで展示されたら観るつもりがすっかり忘れてて…
次のチャンスは愛知展…行けるかどうか?
by laysy (2013-03-19 00:50)
○miyokoさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
デルヴォーの作品はとても静かに感じるのですが、
静か過ぎてちょっとコワイ位です。。。
でも、その妖しい世界についつい惹かれてしまいます。(^_^)
府中のチラシは展示の目玉作品をドンドンドン、
埼玉のチラシは全体的にデルヴォーの世界観を現しているよう。
なかなか興味深いです♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
○laysyさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
デルヴォーの描く女性、綺麗ですよね♪
魂抜かれそうで怖いですけど。。。
公園入り口の看板、夜はちょっと怖いかも。
夜道で気配を感じ振り返ると、すぅーっと。。。(>_<)
愛知展、ゼヒゼヒ♪
○いっぷくさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2013-03-20 20:32)
○風船かずらさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2013-03-24 21:51)