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展覧会をつくる 一枚の絵がここにくるまで [アート]


展覧会をつくる―一枚の絵がここにくるまで

展覧会をつくる―一枚の絵がここにくるまで

  • 作者: 足澤 るり子
  • 出版社/メーカー: 柏書房
  • 発売日: 2010/10
  • メディア: 単行本



著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
足澤 るり子
1950年、東京生まれ。1975年からパリに在住。
東京都パリ事務所勤務を経て、現在はフリーで海外展やコンサートのコーディネートを行う
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

~目次~
プロローグ
第1章 パリでの日々 
 1本物との出会い 2パリの友人 3「たゆたえども沈まず」
第2章 海外展をコーディネートする
 1緊急事態発生! 2日本で海外展をひらくということ 3モンマルトルの心 4美術館の天使たち 5ミスをするのはパソコン? 6交渉術にマニュアルはなし 7美しきポリーヌとともに・・・・・・ 8パリの家族 9クリスマス前夜 10思いがけないプレゼント
第3章 絵と向き合う、人と向き合う
 1ゴッホの自画像 2ロートレックのまなざし 3ネフェルティティとの対話 4後ろ髪を引かれる思いで 5最後まで美しく
エピローグ
あとがき

 
温かくもあり清々しくもあり、優しい本。

良い本に出会ったなぁというのが、読み終えたときの第一印象。

本の内容は、パリ在住の展覧会等のコーディネーターによる、
コーディネイトのお仕事を中心としたもの。

「コーディネーターは、美術館の学芸員が作成した展覧会のコンセプトを、学芸員の意見を尊重しながら、フランス語あるいは別の外国語に翻訳する。そして、展示に必要な作品の借用願いを作成したり、企画関係者がヨーロッパに出張する際には、アポイントメントの調整や、交渉の通訳もする。日本から簡単に出張できない展覧会の責任者や、学芸員の代行として直接作品交渉をすることもありえる。
 一般的に、展覧会の企画者や学芸員が出張する場合には、一件の展覧会だけの準備・調査が目的で来るということはまずないと言っていい。予算状況は、近年ますます厳しく、関係者の出張は日当も制限されつつある。滞在日程をいかに有効に使うかということに、誰もが四苦八苦しているのが現状だ。だから、パリ在住のわたしのような人間は、パリを頻繁に訪れることが難しい展覧会関係者の手足となりながら、全ての可能性を探る必要がある。その場合、人脈は多ければ多いほどいい。(P41-42)」


日本とフランスの間で架け橋となり、
書類の翻訳から学芸員やクーリエの通訳、アポイントメント、交渉、
学芸員の代わりに独自の判断、意思決定までも求められる。

あれが良いとか悪いとか、好きとか嫌いとか、
私たちが普段会場で何気なく鑑賞している作品が、
どのようにしてそこで展示されるまでに至ったのか。

そこにはたくさんの人の手が加わっている。
人と人との出会いが展覧会をつくる。
人と人とのつながり無しには展覧会は実現し得ない。

学芸員同士のつながりももちろん重要だが、
それを取り持つのもまたコーディネーター。
コレクターとコーディネーターの信頼関係、つながりも。

そこでは、美術を愛する心、展覧会に対する思い、誠実さがもっとも重要。
ヘタな駆け引きは必要ない。

故に、いったん動き出したプロジェクトは、代役がきかない。
コーディネーターの存在がいかに重要なものであることか。
そのため、母親の介護をしながら、パリと東京を行ったり来たり。
本物のプロの姿がそこにある。

「 わたしは、ベテラン学芸員と仕事をしながら、彼女の誠実な人柄と、強固な精神力から、自分に気力と勇気を授けられるのを感じた。彼女は、常に淡々としていたが、その態度には、妥協を許さない気迫があった。公務員であり、組織の人間として、彼女は自分のすべきことを熟知しながら、その中で自分ができる範囲内で最大限に、文化向上のために闘い続けていた。
 『展覧会は、コンセプトの内容は何でもよいから、ただ枚数だけを壁に飾ればよいというものではない。それでは展覧会を企画する意味は、全くないとわたしは思っています。でも実際は、素晴らしいコンセプトにめぐり合うことはめったにない。大変残念なことだけれども。だからこそ、このように優れたコンセプトの企画に協力することは、我々の美術館としても、大変意義があるのです』
と語ったときの彼女の横顔には、気品があった。わたしが今必要としている勇気が、彼女には備わっていた。
 この時以来、この企画をコーディネイトする仕事は、わたしの精神的な道しるべとなった。(P158-159)」




これは凄い、本当に素晴らしい!!

「 母の食欲は、次第におとろえていった。毎日やせてゆく母を見ているのは、身を切られるようにつらかった。母は、自分の肉体が病魔と闘う極限状態にありながらも、身だしなみは完璧にしようと努力し続けた。その顔には無駄がなく、肌は透き通るようで弾力があった。母が、
『わたしは、最後まで美しくありたい』
と言うのを聞いて、シャンプーをして下さる看護師さんは涙を流した。
 母の美意識は、わたしのそれをはるかに上回っていた。これは『表面的なものを気にする』というのではなく、常に美しくありたい、美しいものを見たい、美しいものを作り出したい、という、母が生涯持ち続けた意志だった。同じものでも、少しでも美しく見せよう、同じところに住んでいても、より美しく住みたいという母の意識は、日常いたる所に生きていた。この美への探究心をもって、母は生涯仕事をし続けた。
 言葉を選ぶ時や花を飾る時、服を選ぶ時や食べる物の材料を選ぶ時、全てにこの意志が現れていた。一ミリたりとも、母は妥協を許さなかった。それが自分の服装であろうと、活花の茎の長さであろうとも。それは、高級志向とは根本的に異なる美意識だった。自分が納得する美。自分が選んだ美。自分が創り上げる美。そして、常に芸術品や美しいものを鑑賞することにより、さらに磨き上げられる美意識。それゆえに、母は幼いわたしを連れて、展覧会や、舞台芸術、映画等を鑑賞したのだ。母が娘に対する教育の根本的な精神がここにあった。そしてこれは、後にわたしが知り合ったフランス人の文化とほぼ一致するものだった。おそらくわたしがパリで長年生活を続けることができた理由は、母がわたしに授けてくれた教育のおかげだったろう。(P164-165)」


確かに、女性と男性では感覚的に異なる部分が多分にあるとは思いますが、
私が憧れていること、意識している部分でもあります。

美しいものを見たり聞いたりというのはもちろん、
身のまわりのささいなことであってもそうありたい、そうあるべきだと思っていること。
妥協しまくりではありますが普段から心がけていることでもあります。

ちなみに私の家族は散らかしっぱなし、汚しっぱなし、
何事においてもそういった美意識は持ち合わせていませんので、
当然、教えてもくれませんでした。。。(>_<)

Amazonのレビューが気になりちょこっとネットで調べてみたところ、
お母さまは、児童文学翻訳家の足澤良子さんだそうです。
時代を考慮すると、上記のような美意識、教育的精神を持ちそれを実践するということは、
とても素晴らしいことであるもののとても大変なことだったのではないでしょうか。
だからこそ今があるということなのかもしれませんけど。
日本人が伝統的に持ち続けてきた美意識ってこういうことなんだよなぁと思うと同時に、
現代日本においてそれを受け継ぎ伝えていくことの大変さ難しさも感じた。


日本で海外の展覧会を開催するということがどのようなことなのか、
とても興味深く印象的な記述がありました。


「 学芸員が命を懸けても芸術作品を守ろうとするのは、これが永久に存在するものではないということを熟知しているからである。作品を保存する条件で、『これなら保存上、絶対に問題ない』と言い切れる状態は、この地球上には存在しない。それを知っていながら、海外展のために国の宝である作品を借すという決定を下すことは、美術館・博物館にとっては簡単なことではない。作品は、移動されるたびに、どこか破損したり、腐食したり、状態が変化したりするリスクを必ず負うことなるからだ。
 まして、盗難のリスクは常に存在し、その上日本には地震という天災まである。テロリズムも含めて、『オールリスク』に対していくら高額な保険をかけようと、いったん作品が破損したら、それで終わりである。
 だから、作品保存のためには、『適湿温に設定され、厳重な防犯管理体制をとられた倉庫から、一歩も外に出さないことが最も理想的である』という結論に達するわけなのだが・・・・・・。しかし、これではいったい世界の誰が、オリジナル作品を鑑賞することができるだろうか。そして、それなら、何のために美術館・博物館は存在するのだろうか。極端な話、保存のための『倉庫』だけが存在すればよい、ということになってしまう。そうなると、保存すべき作品を人が鑑賞するために作られた場所が、美術館・博物館であり、展覧会の会場である、ということは実に矛盾した話になる。
 海外展を開催する場合、企画者の苦労は、全てこの矛盾をいかに解決するかにかかっていると言っても過言ではない。作品を所有する側である美術館・博物館、あるいは個人所有者と、海外展主催者側の、借用作品をめぐる熾烈な交渉は、この問題を踏まえた上での過酷な戦いに発展することもある。過去に開催された海外展に出品された作品が、現在は、保全のみならず、様々な要素が絡む理由から、借用不可能であることも非常に多い。結果として、最初の『夢の』企画書に書かれた通りの展覧会が開催される可能性は非常に少ないといえる。
 わたしが出会ったフランスの学芸員の一人は、ある時こう語っていた。
『フランスの美術館は、かつてはお城であったり、教会であったり、あるいは鉄道の終着駅であったりと、全く別の目的で建てられた空間を再利用している場合が多くあります。
 この場合、作品の保全を完璧にしようとすれば、膨大な予算が必要となってしまいますから、やむなく、与えられた条件の中で展示せざるを得ない場合が非常に多いことも事実です。我々のこの美術館も、そのケースです。輸送の問題を除けば、日本で展示されている期間中は、むしろ作品にとっては安全であると言ってもいいかもしれません。確かに、遠方の国へ輸送することで、作品に与えるリスクは大きくなります。その意味で、フランス国立美術館としてはなるべく厳しい借用条件を要求して、もしもの場合に備えざるをえないことも事実です』
 わたしは、自分がこの仕事に携わって初めて、現在日本で海外展の開催を文字通り死守している関係者の強い意志を目の当たりにした。そして陰で数々の障害を乗り越えながらも、最後まで展覧会事業を貫徹する人々の並大抵ではない努力が、いかに大きなものであるかを認識した。(P52-54)」


この本は2010年11月、つまり東日本大震災の前に出版されたものです。
震災後、真っ先にフランスが貸し出しにストップをかけたことも、なんだかとても納得がいきました。
その後、ドニ展等いくつかの展覧会が一部中止又は延期となったものの開催に辿りついたことは、
企画者、学芸員、コーディネーター等がまさに展覧会を死守した賜物といえるのではないでしょうか。
新聞記事だったかHPだったか失念しましたが、震災時にヴィジェ・ルブラン展が開催中だった三菱一号館美術館の高橋館長さんは震災直後にフランスにとび、借用を受けていた美術館等現地の関係者に対し、東京では震災による影響がほとんどないこと、作品等には問題が生じていないことなどを誠実に説明され、理解を得ることができ展覧会存続の同意を得たそうです。(デジカメで写真を撮り持っていかれたと書いてあったような気がします。)中止となった展覧会等についても、直ちに対応していればそのようなことにはならなかったのではないかと記事では締めくくっていたと思います。
現地の関係者が一番不安に思うことは、情報がないこと。いち早く正確な情報を伝え、誠実に対応することがもっとも重要なことなのではないかと、この本を読んであらてめて思いました。

確かに輸送のリスクは大きいですが、作品の展示・保存という点では、日本の美術館・博物館は高い評価を得ていますよね。高度に整った展示環境が実現されるに至ったのは、高温多湿という厳しい環境、伝統的に紙というより繊細な日本美術を扱ってきたこと、几帳面で真面目な国民性に由来する部分も多いのではないでしょうか。ルーヴルの《モナ・リザ》の展示室にしてもそうですし、LED照明の提供(確か東芝ですよね)にしても技術面で高い信頼が得られている証拠なのではないでしょうか。そこへ至る過程として、法隆寺や高松塚等での失態、教訓があるわけですが。。。(^_^;)
チェルノブイリを経験しているロシアですら、プーシキン美術館展は数年後に企画をあらためて行うとしているのも、現場の信頼関係の強さによるもののように思えます。あまり信用できない国なので今後どうなるかはわかりませんけど。
 
ある意味フランスと対極にあるのかなぁと思うのがイタリア。
もちろん現場の人たちは、本当に美術を愛し、真剣に取り組んでいるのでしょうが。
レオナルド・ダ・ヴィンチ《受胎告知》の来日の際には、借用料・保険料等の高騰を狙ってか議会で貸し出し反対の騒動まで起こしていますし。昨年あたりからは、世界遺産となっている遺跡で崩落等も起こっています。
まぁ、現在は国家財政そのものが崩れ落ちかけてますけど。。。
結局は金か。。。(>_<)
来年、渋谷で開催されるレオナルド・ダ・ヴィンチ展、すんなりといくのでしょうか。
無事に開催・展示されることを祈ります。

残念なことですが、フランスとは、美に対する意識、芸術に対する意識がちょっと異なるようですね。
歴史的にはイタリアのほうが芸術都市として栄えていたのに。。。



なんだかグダグダになってしまいましたが、
素晴らしい本に出会い、いろいろと考えることや思うところも多くありました。


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コメント 11

ぽんこ

素敵な女性ですね。
読んでみたくなりました。
by ぽんこ (2011-11-30 13:57) 

りゅう

○ぽんこさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
とても読みやすい本でした♪
更に素敵な女性になれるかもです。ゼヒゼヒ。(^_^)

○マチャさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○にいなさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○xml_xslさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2011-12-01 21:47) 

kuwachan

こんにちは。
こういうコーディネーターの人たちのおかげで
私たちは素晴らしい芸術作品を日本でも
目にすることができるのですね。ありがたいことです。
表舞台ではなく裏のお話って、これに限らず興味深いです^^
by kuwachan (2011-12-02 12:22) 

りゅう

○kuwachanさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
学芸員とはまた一味違うコーディネーターというお仕事、
なかなか面白く興味深いものでした♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
読みやすい文章で、重くならないよう、難しくならないよう、うまく構成された、素晴らしい本でした。それでいて2回目、3回目と読み直すと、味が出る(いろいろと考えたくなる)なかなか深い本でもありました。(^_^)

○TaekoLovesParisさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○poyoyonさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2011-12-03 22:17) 

TaekoLovesParis

りゅうさん、コメントが遅くなりました。
面白そうな本ですね。最初に書いてくださってる「目次」に、興味を惹かれる
ことが満載です。を書いてくださってるから、なんとなく
想像できます。
三菱一号館の高橋館長さんが震災直後にフランスにとび、お借りしている
絵は大丈夫、東京は大丈夫と説明をなさった話は、相手の立場にたって
考える必要性と迅速で正確な情報、誠実な対応ということをりゅうさんと同様に感じました。
「フランス、イタリア、ロシアの美術品貸し出しに対するお国柄の違い」への
りゅうさんの考察が楽しかったです。

美しく見せようと工夫すること、うちではお料理の盛り付けでした。どのお皿に載せるか、山盛りにしない、配色にパセリ、いつも言われてました。
自分自身を美しく見せることも必要ですが、りゅうさんの<妥協しまくり>、これには、うなづいちゃいます。「時間がなかったから」っていう言い訳で、
中途半端な仕上がりで出かける日の多いこと(苦笑)
by TaekoLovesParis (2011-12-05 00:42) 

りゅう

○TaekoLovesParisさん、コメントありがとうございます(^o^)丿
ふふふふふっ。目次に騙されていはいけません。
良い意味で、想像したものを見事なまでに打ち砕いてくれます。
たとえば、「美しきポリーヌ」・・・あのポリーヌさんではありませんよ。
そこは読んでからのお楽しみということで♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
人と人との繋がり、相手の立場にたって考えるということが本当に大事だということを改めて実感しました。

ちなみにワタクシの美意識はこんな感じです。
美しい女性を見ること・・・目の保養♪
美しい女性と過ごすこと・・・至福の時♪
うん、これ最高!!( ̄▽ ̄)V
by りゅう (2011-12-06 23:04) 

Inatimy

展覧会の裏側事情、こんなことがなされてたんですね~。
今まで、見たかった絵が“不在”なことも多くて、どこに出張中なんだろう、と見ると、
日本だったり・・・。
でも、たくさんいい展覧会が日本で開催されて、
多くの人が行列をなしてでも熱心に観に行こうと駆け付ける姿は、
日本人の美意識って高いな、って嬉しくなります♪
by Inatimy (2011-12-07 20:32) 

laysy

展覧会を観てるだけの立場では想像もつかないことが沢山あるんでしょうね。
感謝の気持ちも無く観に行ってました。

自分に対しての美意識なんて無い…
あるとしたら作品たちや植物達を美しくしてあげるかなあ…
好きな俳優さんの写真をアップするときにはより美しく見えるのを選ぶとか…
美しいものを見つけるのって楽しいですよね。
by laysy (2011-12-09 10:49) 

雅

うちの家族もそういう美意識は持ち合わせておりませんのでこういう仕事は出来そうもありません。
今回のEU危機でイタリアの世界遺産も今後どうなることやら。
日本も対岸の火事ではないですけどね。
by (2011-12-10 17:50) 

りゅう

○Inatimyさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
展覧会の裏側ってなんだかとても面白そうですよね。
苦労話ではなく、ドキドキするようなホッとするような、
あたかもその場に居合わせているような感覚になれる素敵な本でした。
来年も行列のできる展覧会がいっぱいですよ♪
来夏、上野で同時期に《真珠の首飾りの少女》(ベルリン国立美術館展:国立西洋美術館)と《真珠の耳飾りの少女》(マウリッツハイス美術館展:東京都美術館)がやってきます。
日本人の美意識が高いからこそやってくると思いましょう♪
けっして、金になるからではなく。。。 (*_*)

○laysyさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
展示室の温湿度が安定せず、学芸員さんが展示室に寝泊りして逐一チェックするというお話がありました。それもある一人がそう言い出したら、いや、私が泊まります!と何人もの方が競うかのごとく立候補。学芸員さんたちの作品に対する愛と熱い思いを感じました。(お気に入り作品と一晩過ごせるってある意味幸せかも♪)
この人たちは本物だ!と強く感じるとともに、そういった場面に立会いその思いを直接感じることができるコーディネーターというお仕事が羨ましくも思いました。ヾ( ̄ー ̄)ゞ
美しいものを見ること見つけることは、とっても楽しいですよね♪

○雅さん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
雅さんには将来有望な漫画家の卵さんがいらっしゃるではあーりませんか。左団扇間違いなしデスよ♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
ギリシア・イタリアは、マジでヤバイっす。
世界遺産の切り売りとか冗談抜きでありそうです。。。
日本もけっこうヤバイ状況にあると思います。日本の政治屋さんは、自分の理解できないものや興味のないものは容赦なく切り捨てますからね。
サイテーのやり方だ。。。(>_<)

○りんこうさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2011-12-13 22:38) 

りゅう

○naonaoさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2012-01-04 22:32) 

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