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とうはくでとうはく♪ [アート]

上野の東京国立博物館(東博)で、長谷川等伯の回顧展が開催されます。

長谷川等伯の没後400年を記念して催されるこの展覧会は、
国宝3件、重要文化財作品約30件、重要美術品1件を含む約80件によって構成され、
上野で開催された後、京都に巡回するそうです。

いずれも約1ヶ月という超短期開催なので、鑑賞予定の方は日程にご注意を!

水墨画の最高峰「松林図屏風(しょうりんずびょうぶ)」、金碧障壁画(きんぺきしょうへきが)の至宝「楓図壁貼付(かえでずかべはりつけ)」を描き、あの狩野永徳をも脅かした桃山絵画の巨匠、長谷川等伯(1539~1610)。能登七尾(石川県)に生を受けた等伯は、はじめ「信春(のぶはる)」と名乗り主に仏画を描きました。30代で上洛すると画題を肖像画、花鳥画 などにも拡げています。豊臣秀吉や、千利休らに重用され、一躍時代の寵児となりました。時に精緻に、時に豪放に描きわけられた作品群は、今もなお我々を魅了し続けます。
 本展は、長谷川等伯の幅広い画業を、ほぼ網羅する大回顧展です。郷里七尾で「信春」と名乗った初期の作品から上洛後「等伯」と号して大徳寺をはじめ京都の名刹に揮毫した名品を一挙公開いたします。国宝3件、重要文化財作品約30件、重要美術品1件を含む約80件の桃山の鼓動を伝える作品群と、それを創出した等伯の人間ドラマを没後400年の節目の年にご紹介いたします。(東京国立博物館HPより)


東京国立博物館(http://www.tnm.jp/

公式サイト(http://www.tohaku400th.jp/

等伯01 等伯02

この展覧会、私は鑑賞予定に入れていません。
《楓図(かえでず)》(国宝 京都・智積院蔵)等、気になる作品は多数あるのですが。

今展のメインでもある《松林図屏風(しょうりんずびょうぶ)》(国宝 東京国立博物館蔵)は、
以前、本館の所蔵作品展で独り占めして鑑賞したことがあります。

この作品こそ、静かな中で鑑賞すべき作品。
展示室の空気とあいまって、身体全体を包み込むように、それでいてじんわりと心に染み入る。
あたかも松林の中に自分がいるかのように、作品の中に溶け込んでゆく不思議な感覚。
地面からの湿気や、しとしとと雨音が聞こえてくるような。。。
大混雑でワイワイガヤガヤの中では決して味わうことのできない時間。
その素晴らしい余韻によって、時間の経過とともに記憶が過剰に美化された部分があるのも事実。
しかし、その素晴らしい記憶を壊したくないという気持ちの方がずっと強い。

昨年の阿修羅展、1回目の鑑賞は開催直後の夜間開館時ということでそれほど人も多くなく大変満足のいくものでしたが、2回目は会期末のためとても混んでいたうえに会場の雰囲気もあまりよくなくてドン引きしてしまい、大変後味の悪いものとなってしまいました。2回目は行かないほうが良かったのかもなんて今でも考えたりします。けっこう引きずってます。。。(-_-;)

結論。
だから今回は行かない。
へんてこな理由付けだけど。

誘惑に負けて観に行っちゃったりして。。。(/ー\*) イヤン♪

もっと知りたい長谷川等伯―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたい長谷川等伯―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

  • 作者: 黒田 泰三
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2010/02/20
  • メディア: 単行本

松林図屏風

松林図屏風

  • 作者: 萩 耿介
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2008/11/29
  • メディア: 単行本


★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜
 
とうはくでバッハ[るんるん]

東京・春・音楽祭等伯展終了後となりますが、
東博でバッハのコンサートが開催されます。

昨年はラ・フォル・ジュルネの影響もあり、
バッハをよく聴いていました。
阿修羅展の感想記事にも記載してありますが、
春頃は、ちょうど、
無伴奏ソナタ&パルティータを♪
阿修羅展の感想記事
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2009-06-28

今年は『無伴奏ソナタ&パルティータ』全曲演奏だそうだ!
w(°o°)w おおっ!!


ミュージアム・コンサート

東博でバッハvol.4 児玉桃(ピアノ)
3月28日 平成館ラウンジ 全席自由:3000円
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_398.html
J.S.バッハ(ブゾーニ編):
 コラール前奏曲「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」 BWV659
 コラール前奏曲「今ぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間たちよ」BWV734
J.S.バッハ:カプリッチョ 変ロ長調 「最愛の兄の旅立ちに寄せてに」BWV992
J.S.バッハ:イタリア風協奏曲 ヘ長調 BWV971
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア第1巻より
 前奏曲とフーガ第1番 ハ長調 BWV846
 前奏曲とフーガ第3番 嬰ハ長調 BWV848
 前奏曲とフーガ第8番 変ホ短調 BWV853
J.S.バッハ:パルティータ第2番 ハ短調 BWV826

東博でバッハvol.5 佐藤俊介(ヴァイオリン)
~J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全曲演奏会 第一夜
4月1日 法隆寺宝物館エントランスホール 全席自由:3000円
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_399.html
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 BWV1001
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006

東博でバッハvol.6 佐藤俊介(ヴァイオリン)
~J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全曲演奏会 第ニ夜
4月6日 法隆寺宝物館エントランスホール 全席自由:3000円
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_400.html
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 イ短調 BWV1003
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調 BWV1005

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

  • アーティスト: 渡辺玲子,バッハ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2002/08/21
  • メディア: DVD Audio

09年に開催された『東博でバッハvol.3』は渡辺玲子さんでした♪
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_27.html


「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森-」
http://www.tokyo-harusai.com/


ここもガンブラーウイルス(亜種)に感染していたそうだ・・・(>_<)
http://www.tokyo-harusai.com/news/news_450.html
2009年12月21日(月) 23:30~2010年1月6日(水)19:30頃
上記対象期間中に公式サイトにアクセスされた方は今すぐウイルススキャンですよー!

ちなみに私はその時期にアクセスしてます。。。
しかも元旦に紹介記事までアップしてるし。。。llllll(-_-;)llllll ずーん

そういえば、トップページにアクセスするとなんかエラーのようなものが出たりしてた。。。
単なるサーバの負荷かOSやブラウザの問題かと思って流してたけど。
幸いセキュリティソフトが頑張ってくれたおかげで感染しなかったようだ。
感染しちゃった方、ごめんなさい。 m(;∇;)mゴメンネ



★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜


~春の庭園開放~

2010年3月13日(土)~4月18日(日)

昨年の庭園の桜の写真はこちら。
ルーヴル×阿修羅×お花見=上野公園(http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2009-04-07



東京国立博物館 本館01


東京国立博物館 本館02



東京国立博物館 本館03

(以上3枚 08年10月撮影)



東京国立博物館 本館04


東京国立博物館 本館05


東京国立博物館 本館06

(以上3枚 09年5月撮影)



とうはくだにゃん♪

とうはくでニャンコ

後ろの建物は表慶館。


ふにゃん♪ =^-^=

LOTTE Fit’s(http://lotte-fits.jp/
※CMもダンスの振り付け図もあるよん♪



表慶館前のミドリのライオン

ミドリのライオン

(以上2枚 09年4月撮影)

がおーーー

ふにゃんじゃねーよ。。。

トラでもねーよ。。。 (/ー\*) イヤン♪

とんぼの本 こんなに面白い東京国立博物館

とんぼの本 こんなに面白い東京国立博物館

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/04/21
  • メディア: 単行本


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コメント 17

kuwachan

おはようございます。
私は絶対に行きたい~!って思っています。
りゅうさんが鑑賞されたような雰囲気ではないものの
松林図は何度も鑑賞しているのですが(^^ゞ
等伯は阿修羅状態にはならないと踏んでおります。
今回は回顧展でなかなか行けないところの作品も来るのが楽しみ~☆
ちなみに京都の智積院は、たまに修学旅行生と出会ったりしますが
ほとんど独占状態で鑑賞できます。
↑ご紹介してくださった2月20日発売の本、よさそうですね。

木陰の足を揃えたにゃんのショットが可愛い!
by kuwachan (2010-02-11 09:11) 

laysy

長谷川等伯って渋い雰囲気ですね。
バッハと組み合わせたらとてもお似合い。
それにしても、ウイルス感染多い…
お正月休みに退屈したハッカーがやったのでしょうか?
by laysy (2010-02-11 14:38) 

pistacci

FitsのCMは一瞬美術館だ、とは気付いたけど、ここだったのですね。
というか、歌とダンスばかりインパクト強くってガムのCMだとは知らなかった・・(笑)
企画展の帰りに本館によるとだーれもいないこと、ありますね。こわいくらい。ただ、企画展でクローズアップされると、我も我もと見に行くのもたしか。
今年は、なかなか行けそうにないけど、こうして紹介してくださると、時間の出来た時にさっとでかけられそう。

by pistacci (2010-02-11 21:48) 

乃亜

おこんばんわー

東京での鑑賞しかないんですよね・・・残念w

>ふにゃんじゃねーよ。。。

トラでもねーよ。。。 (/ー\*) イヤン♪

笑えました~~~(爆)
by 乃亜 (2010-02-12 00:53) 

りゅう

○kuwachanさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
会期がとても短いので曜日や時間によってはけっこう混雑するかもしれません。阿修羅展のようにならないことを祈りましょう。
感想記事、楽しみにしております♪((o(^-^)o))ワクワク
ニャンコ写真は昨春の使い回しです。。。
昨年のベストショットということにしておいてください。。。(/ー\*) イヤン♪

○laysyさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
等伯の松林図屏風渋いですよね。その渋さが魅力的でもあります♪
2年目となった「東博でバッハ」も魅力的♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
今回のウイルス騒動、大手企業サイト中心に改ざんされまくりでしたね。
やはり目的は金。IDとパスを盗んで口座からお金をということのようです・・・
感染しなくて良かったです。ヾ( ̄ー ̄)ゞ

○pistacciさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
CM冒頭部分、正面踊り場(時計の下)の扉が開いてましたね。
あそこの扉が開いているところを生で見たことがありません。たぶん。。。
さぁ、歌&ダンス覚えてレッツ・ゴー・とうはく!!
本館の所蔵作品展、気配感じて振り返ったのに誰もいなかったなんてことが多々あります。。。(>_<)キャー
でも、誰もいないときこそ、シャッターチャンス☆
納得いくまで何度でも取り直し出来ますからね!(^_^)

○乃亜さん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
ニャゴヤから東京はすぐですよ♪
って、埼玉の私が言っても説得力ゼロですが。。。(^_^;)
ぜひ、遊びにきてくださーい♪
ふにゃんふにゃにゃん、今年は寅年だにゃん。。。=^-^=

○xml_xslさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○miyokoさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○tacit_tacetさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○poyoyonさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○ぽんこさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-02-13 23:22) 

りゅう

○TaekoLovesParisさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○Takさん、TBありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-02-14 18:27) 

micky

東博のお庭の開放があるんですね。
昨年の写真、見せていただきました。
桜に柳、緑の木と美しいですね。手入れがよさそうです。
りゅうさんは、写真も趣味なんですね。

by micky (2010-02-14 20:58) 

りゅう

○mickyさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
東博の庭園は春と秋の年2回解放されます。
昨秋訪れた時は、残念ながらまだ色づいていませんでした。(^_^;)
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2009-10-28
展覧会は展示作品以外にも楽しみ方がいっぱい。
カメラを持っておでかけすると世界が違って見えてきます。ヾ( ̄ー ̄)ゞ

○shinさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-02-15 00:01) 

TaekoLovesParis

「とうはくでとうはく」、よくできたタイトルで、一人笑ってました。
でも、中味は笑いませんでしたよ。阿修羅展2回目のときの経験、
わかります。しかも、今回、行く気をなくしてるんだから、よっぽど
ひどかったんでしょう。私はひどい経験をしたことがないけど、
想像はつきますよ。
逆に、よかったのは、数日前、寒かった日に、出光美術館で、光琳と酒井抱一の「紅白梅図屏風」を閉館間際に独り占め状態で見たこと。ちょうど
梅の季節でしょ。
庭園見物をしながら、行ってみたいです。その頃には、りゅうさんも、
誘惑に負けて、行ってるかも(笑)
by TaekoLovesParis (2010-02-15 00:28) 

りゅう

○Taekoさん、こんばんは。コメントありがとうございます(^o^)丿
タイトルが思いついたので記事を書くことにしました!(* ̄m ̄) ププッ
会期が短いと日程や混雑等いろいろたいへんですよね。
しかも今回の東京展の日程は、
スギ花粉のピークに見事なまでにぶちあたってます。。。(>_<)
くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、既にスイッチが入ってます・・・(T_T)
by りゅう (2010-02-15 22:19) 

空

小洒落を効かせたタイトルに思わず読み逃げ出来ませんでした(笑)
…って、今回は行かないんですね(笑)
でもラストを飾る可愛らしいネコちゃんにnice!ですヾ( ̄ー ̄)ゞ
by 空 (2010-02-16 23:50) 

りゅう

○空さん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
国宝や重要文化財がいっぱいだというのに、またおバカなタイトルをつけておバカな記事を書いてしまいました。。。(^_^;)
ちなみに京都展限定の凄い展示作品があるらしいです。。。
「そうだ 京都行こう♪」といきたいところですが・・・
寅年ですがニャンコ写真でご勘弁を。=^-^=

○ほりけんさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-02-17 22:12) 

りゅう

○naonaoさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-02-20 21:44) 

りゅう

○yukitanさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-03-06 10:00) 

りゅう

○いっぷくさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-03-16 23:52) 

りゅう

○hideyaさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-04-14 21:50) 

りゅう

○風船かずらさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-04-19 23:58) 

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