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絵画で読み解く聖書と神話の世界 [アート]

先日読んだ本です。
美術館の解説だけではその理解に限界を感じていたので。

名画でみる聖書の世界 新約編 (講談社SOPHIA BOOKS)

名画でみる聖書の世界 新約編 (講談社SOPHIA BOOKS)

  • 作者: 西岡 文彦
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/10
  • メディア: 単行本

~目次~
はじめに -名画を挿絵にすれば、聖書は絵本として読める
1 受胎告知 -聖母の衣の色や天使の花には約束事がある
2 東方三博士の礼拝 -世界初のクリスマス絵巻に託されたもの
3 キリストの洗礼 -幼児虐殺、エジプトへの逃避から洗礼まで
4 悪魔と奇跡 -悪魔の誘惑の試練、奇跡の布教のはじまり
5 山上の説教 -イエスの教えは、なぜ人々の心を打ったのか!?
6 最後の晩餐 -天才レオナルドが描く至高の人間ドラマ
7 裏切りと嘲笑 -弟子たちの裏切りと人々の嘲笑のなかで
8 ゴルゴダへの道 -新約(新しい契約)が結ばれた「髑髏の丘」
9 十字架のイエス -微笑むキリスト、苦悩するイエス
10 ピエタ -死せるイエスと悲しみの聖母
11 キリストの復活 -イエスが救世主(キリスト)になった日
12 最後の審判 -巨匠ミケランジェロが描く世界の終末
おわりに -イエス・キリストは、どのような顔をしていたのか!?


全部で284ページ、「おわりに」のおわりまででは276ページ。
流れよく読めてなかなか興味深かったのだが、本文中の図版はモノクロ。
ちょっと残念だな~と思いつつも、後は美術館で実物をといったところかな。ヾ( ̄ー ̄)ゞ

この本の巻末に参考図書としてあげられていた本も読んでみた。
それが以下の2冊。
 
これがまた凄いっ!
コンパクトな解説にオールカラー図版!!(聖書篇550点、神話篇661点)
物語(主題)の説明や解説が若干薄いように感じるものの、そこは図版でカバー。
まさに、広く浅くといった感じ。
宗教や神話を主題としたものの場合、展覧会の図録や会場の解説文は専門的でよくわからないことが多い。そこでは当然のこととしてサラッと流されてしまっている人物像やバックグラウンドを補うには十分な内容。
この本で基本をチェックしてから図録の解説を読むと、「あ~なるほどね~、そーゆーことか。」って。
また、図録や画集の解説を読んでいて気になったことをこの本で辞書代わりに調べてみたり。
これ以上専門的にすると、質・量、共に重くなりすぎてしまうし、これ以下だと断片的過ぎて知識が繋がらなくなってしまう。
そもそも専門的に掘り下げたければ聖書そのものや専門書を読めばいいわけだし。
入門編としては十分過ぎる内容だと思う。

西洋絵画の主題物語〈1〉聖書編

西洋絵画の主題物語〈1〉聖書編

  • 作者: 諸川 春樹
  • 出版社/メーカー: 美術出版社
  • 発売日: 1997/03
  • メディア: 単行本

「本書で扱う主題は旧約聖書・新約聖書の物語、マリアや聖人の伝記である。
聖書の記述の順に名画をカラーで配し、【物語】の欄でその絵柄を追いながら主題を説明、
【解説】の欄で画家たちがその主題をどのように取り扱ったかを簡潔に述べる。
主題を通しての西洋美術の理解に、美術作品を通しての西洋文化の理解に、展覧会や海外旅行に、美術を愛する万人必携の1冊。(カバーより)」

「・・・簡単に言うと本書は『目で見る事典』、すなわち説明に対して絵の分量が圧倒的に多い事典である。それは説明を読んでから図版を見ることで一瞬ですべてを理解するという、視覚的情報伝達の強みを存分に利用したものだといってよい。(『はじめに』より抜粋)」

~目次~
Ⅰ 旧約聖書
天地創造 アダムとエヴァ 楽園追放 カインとアベル 方舟の建造 大洪水 ノアの物語 バベルの塔 アブラハム イサクの犠牲 ロトと娘たち 井戸端のリベカ ヤコブ ヨセフ モーセの発見 燃える柴 紅海渡渉 マナの収集 十戒の授受と黄金の子牛礼拝 青銅の蛇 エリコの陥落 マノアの燔祭 サムソンとデリラ ルツ エッサイの樹 ダヴィデ エンドルの口寄せ女 バテシバ ソロモンの審判 シバの女王 エステル ヨブ 預言者エリヤ 預言者イザヤ 預言者エレミヤ 預言者エゼキエル 預言者ダニエル ヨナ 巫女 スザンナの水浴 ユディト トビアスと天使
Ⅱ マリア伝
ヨアキムとアンナ 金門の出会い マリアの誕生 マリアの神殿奉献 マリアの教育 マリアの結婚 受胎告知 エリザベツ訪問 聖母の死 聖母被昇天 聖母の戴冠 無原罪の御宿り 聖母像 聖母子像 聖ヨセフ 聖家族 聖会話
Ⅲ キリストの生涯
降誕 羊飼いの礼拝 東方三博士の礼拝 割礼 神殿奉献 幼児虐殺 エジプトへの逃避 博士たちとの論議 キリストの洗礼 キリストの誘惑 弟子の召命<奇跡の漁> カナの婚礼 嵐を鎮めるキリスト キリストの変容 貢の銭 姦淫の女 ラザロの蘇生 マルタとマリアの家 サマリアの女
Ⅳ キリスト受難の物語
エルサレム入城 神殿を潔める ユダの裏切り 弟子の足を洗うキリスト 最後の晩餐 オリーヴ山上の祈り キリストの逮捕 ペテロの否認 キリストの嘲弄 ピラトの前のキリスト 笞打ち 茨の冠 悲しみの人 この人を見よ 十字架の道行 聖衣剥奪 十字架建立 磔刑
Ⅴ キリスト復活
十字架降下 ピエタ 死せるキリスト 埋葬 黄泉に下るキリスト 三人のマリア 復活 我に触れるな エマオの巡礼 トマスの不信 キリストの昇天 精霊降臨 最後の審判 天国 地獄 キリスト像 聖三位一体 聖十字架伝説
Ⅵ ヨハネ黙示録
ヨハネ黙示録
Ⅶ 福音の人々
洗礼者聖ヨハネ サロメ 福音書記者聖ヨハネ 福音書記者聖マタイ 福音書記者聖マルコ 福音書記者聖ルカ 聖ペテロ 聖パウロ 聖ピリポ 聖アンデレ 聖バルトロマイ 聖大ヤコブ 善き羊飼い 放蕩息子 賢い乙女と愚かな乙女 盲人の手引き 善きサマリア人
Ⅷ 聖人と天使
聖アウグスティヌス 聖アガタ 聖アグネス 聖アポロニア 聖アントニウス 聖ウィンケンティウス 聖ヴェロニカ 聖ウルスラ 聖エウスタキウス 聖エラスムス 聖エリギウス 聖カテリナ<アレキサンドリアの> 聖カテリナ<シエナの> 聖キアラ 聖クリストフォロス 聖グレゴリウス 聖ゲオルギウス 聖コスマスと聖ダミアヌス 聖ステパノ 聖セバスティアヌス 聖チェチリア 聖ドニ 聖トマス・アクィナス 聖ドミニクス 聖ニコラウス 聖バルバラ 聖ヒエロニムス 聖フランチェスコ 聖フロリアヌス 殉教者聖ペテロ 聖ベネディクトゥス 聖ベルナルディーノ<シエナの> 聖ベルナルドゥス<クレルヴォーの> 聖エジプトのマリア 聖マグダラのマリア 聖マルガリタ<アンティオキアの> 聖マルティヌス 聖ユリアヌス 聖ラウレンティウス 聖ルチア 聖ロクス 天使 


西洋絵画の主題物話〈2〉神話編

西洋絵画の主題物話〈2〉神話編

  • 作者: 諸川 春樹
  • 出版社/メーカー: 美術出版社
  • 発売日: 1997/05
  • メディア: 単行本

「主題に関する知識を欠くと、西洋絵画の充分な鑑賞はおぼつかない。
本書ではギリシャ・ローマ神話をはじめ、伝説・歴史・文学にいたる絵画の主題を網羅、
物語の主人公たちは何をしたのか、その主題を画家はどう表現しているか、を
【名画】と【物語】と【解説】で一目で確認できるように展開。
主題を通しての西洋美術の理解に、美術作品を通しての西洋文化の理解に、展覧会や海外旅行に、美術を愛する万人必携の1冊。(カバーより)」

「・・・もちろん作品見ることは主題を理解することとは何の関係もないと豪語する人もいるが、やはり主題に関する知識を欠くと鑑賞は十分にはなされないものだ。理由は簡単である。画家は少なくとも作品の主題については知っており、ここを見てもらいたいという見せ場を作品の中に忍ばせておくものだからだ。そこでまず求められるのが、神話の主人公たちが何をしたのかという物語の知識であり、それを西洋絵画の中から選出したすぐれた作品とともに確かめることである。本書の目的はまさにここにある。(『はじめに』より抜粋)」

~目次~
Ⅰ ギリシャ・ローマの神々
ユピテル ユノ エウロペの略奪 ダナエ レダと白鳥 ガニュメデス イオ アンティオペ セメレ パンドラ アポロ アポロとダフネ マルシュアスの皮剥ぎ パルナッソス ムーサ ミネルヴァ ディアナ ディアナとアクタイオン ニンフのカリスト エンディミオンの眠り ウェヌス アドニス クピド クピドとプシュケ 三美神 ウルカヌス マルス メルクリウス ネプトゥヌスとアンフィトリテ ガラテイア トリトン グラウコスとスキュラ ゼフュロス フローラ ナルキッソス バッカス バッカンテ バッカスとアリアドネ ミダス王 シレノス パン サテュロス ケンタウロス ニンフ プロメテウス オリオン ギガンテス ポリュフェモス イカロス ファエトン アウローラ ケファロスとプロクリス レウキッポスの娘の略奪 ニオベ族の最後 サトゥルヌス オルフェウス プロセルピナの誘拐 カロン ヘカテ ピュグマリオン ヘルマフロディトス アタランテとヒッポメネス ウェルトゥムヌスとポモナ
Ⅱ 英雄とトロイア戦争
ヘラクレスの功業 ヘラクレスとオンファレ ネッソスとディアネイラ 分かれ道のヘラクレス ペルセウスとアンドロメダ メデューサ オイディプス イアソン メデイア テセウス アマゾン 神々の饗宴 パリスの審判 ヘレネの誘拐 アキレウス イフィゲネイアの犠牲 ヘクトルとアンドロマケ ラオコーン アイネイアス オデュッセウス キルケ セイレン ペネロペ
Ⅲ 象徴と寓意
死 守銭奴と死 死神 メメント・モリ 三人の生者と三人の死者 死の勝利 死の舞踏 死と乙女 時の翁 現世の虚しさ 運命 美徳 悪徳 四大陸 四季 四気質 人間の諸世代 黄道十二宮 夢 生命の泉 楽園 廃墟 ドラゴン 角獣 妖精
Ⅳ 歴史と文学
ホメロス ソクラテス アリストテレス ディオゲネス アレクサンドロス大王 スキピオの自制 カエサル クレオパトラ ルクレティア サビニの女たち ジャンヌ・ダルク ニーベルンゲンの歌 神曲 ダンテ パオロとフランチェスカ シェークスピアの世界 失楽園 アンジェリカとルッジェロ リナルドとアルミーダ タンクレディとエルミニア ドン・キホーテ ファウスト メディチ家の人々 フランソワ1世 マクシミリアン1世 ルドルフ2世 イザベラ・デステ エラスムス ルター ナポレオン フランス革命
Ⅴ 補遺
化粧 合奏 舞踏 結婚 不釣り合いな恋人 蚤をとる人 いかさま師 占い師 タロット 魔女 錬金術 鏡と歪み 民間療法 ペスト 難破船 オリエンタリスム ジャポニスム 絵画術 自画像

頑張って目次を打ち込んでみた。
基本的に、1項目につき図版込みで1ページか2ページ。簡潔明瞭。
容易に持ち運べる事典、「目で見る事典」がコンセプトということで、
目次からも巻末の索引からも容易に自分が知りたい項目にとぶことができる。
これはなかなか便利。ヾ( ̄ー ̄)ゞ
「絵画の主題について興味はあるけど・・・(T_T)」という方にオススメ。

この順番で読んでよかった。
最初に「名画でみる聖書の世界」で全体像を掴んでおいてから、
「西洋絵画の主題物語」で聖書の各場面についての個別解説といった感じの流れで。
全体の流れの中でどのような位置づけなのか、
その場面は具体的にどのような意味合いを持つものなのか、
当然のことではあるが、マクロの視点とミクロの視点、両面から捉えることでより理解が深まる。
この3冊、特に「西洋絵画の主題物語」2冊はおすすめ[るんるん]

神話については個別解説だけとなったが、
聖書との関連等にも触れられていたためそれほど難しくは感じなかった。
観た事のある作品もけっこうあったし。
でもやっぱり全体像の把握は大事。
神話についても流れよく読めるものを捜してこよう。

ということで、
絵画をメインとしたものではありませんが、
さらにこの2冊も読んでみました。(^_^)

ギリシア神話 (図解雑学)

ギリシア神話 (図解雑学)

  • 作者: 豊田 和二
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 単行本

旧約聖書 (図解雑学)

旧約聖書 (図解雑学)

  • 作者: 雨宮 慧
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2009/06/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


さすがに5冊は読み応えがあった。
「西洋絵画の主題物語」は図版を眺めている時間もかなり長かった・・・(^_^;)

1冊づつ記事にしようとか、前半3冊、後半2冊で2つの記事にしようとかも考えた。
でも、結局、1つにまとめてしまった。。。(^_^;)
ちなみに、1月の記事数は5件、12月は3件。。。


~おまけ~

西洋美術館

西洋美術館

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 大型本

こちらの本も「名画でみる聖書の世界」の参考図書に掲載されていました。
さすがにこれは読んでいませんが一応載せておきます。


~さらにおまけ~

ギリシア神話、ゼウス。ローマ神話(聖書でも)、ユピテル。英語読み、ジュピター。
いずれも同一視されている神様。
これはあくまでも一例。
まとめ読みは内容の理解には資するものの、本によって表記・呼び名が異なる。
さらに、自分が既に認識しているものと比べると、濁音・長音等によるゆらぎが多数生じる。
ただでさえ似た名前の神や人がたくさん登場するというのに。
頭から煙が出てきそう。。。(>_<)

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laysy

西洋絵画で必ず出てくるのがギリシャ神話とキリスト教ですよね。
聖書とかギリシャ神話は、子供の頃に子供向けの物語本を読んでたのですが、大人になってから改めて大人向けの本を読んだ方が良いかも?と思って少し読んだ事がありますが、なかなか記憶に残らない…
美術本で絵と解釈と両方を確認するのっていい方法だと思います。
by laysy (2010-02-03 10:44) 

TaekoLovesParis

すごい読書量ですね。寒いから、おうちにいるに限りますね。
西洋絵画は、宗教画が多いから、こういうのを読んで知識をちゃんと
身につけとかないと、わからないことが多いですね。
私は、教会の幼稚園だったし、祖母が熱心なカソリックだったから、
なんとなくはわかってるんだけど、この記事を読んで、なんとなくじゃ
だめだなって思いました。しかも絵といっしょなら、わかりやすいですね。
ギリシア神話は、いつも、もっと、知りたいなと思ってるので、「西洋絵画の
主題物語」は、よさそうですね。

ボルゲーゼ展にもあったのですが、「ゴリアテの首をもつダヴィデ」、
(きてないけど、カラヴァッジョのがすごい)、なんで、こんなに首が
大きいのか、気持ち悪いと思ったら、ゴリアテは巨人だったんですね。
それは、本を読んでようやくわかったのですが、こういうこと、ひとつでも、
知ってると、この主題の絵を見るのが楽しくなりますね。


by TaekoLovesParis (2010-02-03 20:42) 

kuwachan

こんばんは。
りゅうさん、すごい、ハンパな量じゃないですね。
西洋絵画は、ギリシャ神話、旧約聖書、新約聖書、キリスト教のどれかしらが絡んでいるので、これらを理解していればもっと深く鑑賞できるのでしょうが、思っているだけです(^^ゞ
by kuwachan (2010-02-03 21:21) 

poyoyon

りゅうさんは勉強家ですね。尊敬しちゃいます。
by poyoyon (2010-02-03 21:37) 

雅

その本は自分には睡眠薬代わりになりそうです(笑)
by (2010-02-03 23:15) 

空

何か探究心が凄いです!ヾ( ̄ー ̄)ゞ
ほんと、凄いですっっ
私なんて、キリスト~なんて出てくると、宗教かぁ…なんて思って気持ちが↓へ…。
そして思い出すのが
「1分間であなたの幸せを祈らせてください」
って奴です。
きっと祈る人は真剣に祈っていると思うのですが、ひねくれモノの私は「ドッキリカメラか何かで嵌められているのでは?」とか思っちゃってっっ(笑)←芸能人でもない癖に。
でもきっとそういうことを学んで、絵画をみたら、また新鮮なんでしょうねっ
しか~し…私は文頭から煙をはいてましたよ(笑)
by 空 (2010-02-04 00:13) 

naonao

名画でみる聖書の世界っていいですね。
私もさっそく読みたいと思います!
聖書って一度くらい読んでもよくわからないので何度も繰り返して読まないとダメなんでしょうけど、絵と一緒なら楽しく読めそうです。
by naonao (2010-02-04 21:29) 

りゅう

○laysyさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
神話や宗教について一度体系的に捉えてみたいと思っていました。
やはり絵画でたどるというのがポイントでしょう♪
見たことのある絵が多数あり、構えることなく読めました。(^_^)
今まであまり意識していませんでしたが、宗教画や神話画を予想以上にたくさん見ていたということに自分でも驚きました。(^_^;)

○TaekoLovesParisさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
絵画がメインのためすんなりと読めました♪(^_^)
表紙にあるフランソワ・ジェラールの《プシュケとアモル》やアングルの《スフィンクスの謎を解くオイディプス》等05年のルーヴル美術館展(横浜)で観た作品が多数掲載されていました。
もちろんギュスターヴ・モローの作品やTaekoさんのお好きな「レダと白鳥」の解説も。(* ̄m ̄) ププッ
ちょっと残念なのはこのあたりの作品をメインとする展覧会が、今年はボルゲーゼ美術館展とカポディモンテ美術館展位しか見当たらないんですよね。。。(>_<)

○kuwachanさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
もともと教会に飾られた絵やステンドグラスは識字率が低い時代の布教を目的としたものですからね。描かれているものを理解するため、前提となる神話や宗教の基本的な知識は必要だと感じていました。
体系的に捉えたいという気持ちが以前からありましたが、なかなか実行に移せず。「読みたいな~」という気持ちがだんだんと強くなり、それが「読みたいっ!」に変わったタイミングで即実行!
スイッチが入っちゃえば一気にまとめ読みですよ。ヾ( ̄ー ̄)ゞ
見たことのある絵が多数掲載されていて、「あ、この作品みたことあるっ!」「これも!」って感じでとっつきやすかったです。(^_^)

○poyoyonさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
昔から本が好きなんです。
ここに掲載したもの以外にもビジネス書や専門書等を平行して読んでいました。(^_^;)

○雅さん、コメントありがとうございます(^o^)丿
裸のお姉さんの絵がいっぱい掲載されていますよ♪
しかも美人ぞろいです!!(=^^=) ニョホホホ

○空さん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
ヴィーナス、キューピッド、クリスマス・・・
神話や宗教からきているものって身近なところにいっぱいあります。
今回読んでいて知ったことなのですが、「ナウシカ」という名前も実はギリシア神話からきているそうです。Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
あ、そういえば、空さん、以前、旅先で、お釈迦様の像を・・・・・
(ーーA;; アセアセ
海外では日本人が考える以上に宗教の持つ意味や重要性は高いので、旅先でトラブルにならない程度の知識は入れておくことをオススメいたします。(^_^)

○naonaoさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
08年のジョット展(新宿)あたりから聖書について意識し始め、昨年のルーヴル(2つ)、西美の版画展あたりで、「(漠然とした)読みたいな~」から「読むぞっ!」に変わりました。新約聖書の前提として旧約。旧約の創世記からギリシア神話へ。芋づる式に遡り、5冊一気読みしちゃいました。。。(^_^;)
画集で見たことのあるものや展覧会で実際に見たものが多数掲載されていたため楽しく読む(見る)ことができました♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
宗教画や神話画はそんなには観ていないと思ったので、「こんなに観てたのか~」ってのが実は一番の驚きでした!(=^^=) ニョホホホ

○tacit_tacetさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○pistacciさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○まるまるさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○shinさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○にいなさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○miyokoさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○yukitanさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-02-05 00:13) 

りゅう

○りぼんさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○りんこうさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-02-06 23:33) 

りゅう

○ぽんこさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2010-02-13 23:29) 

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