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ファン・デー2009 国立西洋美術館 [おでかけ]

国立西洋美術館の『ファン・デー2009』に行って来ました♪(^o^)丿

ファン・デー2009 国立西洋美術館01

ファン・デー2009 国立西洋美術館02

国立西洋美術館前庭コンサート01開門は9時30分。

人が少ないうちに前庭の写真を撮りたかったので、

10時頃に行きました。



写真を撮ってから地獄の門の前でコンサート♪

演奏はフィルハーモニア東京ブラス5重奏

とても楽しいコンサートでした♪ O(≧∇≦)O イエイ!!



国立西洋美術館前庭コンサート02
始まった直後の様子。
この後ろにもそこそこ人はいましたが、
次第に人が増え、この写真の開いているスペースはもちろん、
後ろももの凄いお客さんの数に!キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー


ずず~っと寄ってみましょう♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
国立西洋美術館前庭コンサート03
時折日がさしてけっこう暑かった。
暑いのはわかるけど、まんまえで日傘は・・・(-_-;)
帽子やタオルにしてくれると後ろのお客さんにももっとよく見えるのですが・・・
あ、もちろん私は座って楽しみました。もう一回り後ろのベンチで。( ̄ー ̄)v


こちらは午後の様子。
国立西洋美術館前庭コンサート04
展示室から出てきたら、最後の曲が始まるところでした。
アンコールもあったので、一応、2曲聴くことができました。
そういえば、午前中とは若干違う曲を演奏するって言ってたなぁ。。。


贅沢を言うなら、外(前庭)で管、中(館内)で弦、
管・弦・管・弦と、交互に計四回コンサートがあったらさらにさらに盛り上がるのに~
管が外の理由は、中ではさすがにうるさいのと、
外だと西美目当てではない人も音に惹かれて集まるから。
管の人は暑いけどごめんね~ (=^^=) ニョホホホ
この時期は明るいから閉館時間もあと30分か1時間遅くしてくれるともっと楽しめるのに~
かたづけがあるからそれは無理か。。。(^_^;)ははは

ファン・デー2009 国立西洋美術館03
ピンク色のものがチケット代わり。
丸いところにマグネットが入っているので、見えるところにはさみます。
ウォークラリークイズの記念品はスケッチブック。

このスケッチブックは昨年のオープンミュージアムでもいただきました。
上野へGO!春のOPEN museum 国立西洋美術館
http://ryuu.blog.so-net.ne.jp/2008-04-03

ファン・デー2009 国立西洋美術館04 ファン・デー2009 国立西洋美術館05
チラシにあるペーパークラフト、まだつくってないんですよね~ (^_^;)

 
もちろんコンサートと常設展だけでは終わりません!

西美が所蔵する版画の展覧会。会場は地下の企画展示室。
料金は通常、常設展と同じ420円(一般)だそうだが、今日は無料!!
かたちは、うつる-国立西洋美術館所蔵版画展01
これが予想以上にすんごい展覧会!!
開館当初、版画作品の所蔵は24点だったそうだが、現在は3747点とのこと。
今回はその中から厳選された作品に書籍と素描を含めた約130点による展示。
よその美術館なら、ふつ~に1200円とか1500円取られちゃうでしょう。
それがタダ!!キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー
図録は1500円。
購入しようかどうしようか本当に迷った。
次に行ったら買っちゃうかも。(^_^)

かたちは、うつる-国立西洋美術館所蔵版画展02 かたちは、うつる-国立西洋美術館所蔵版画展03
 コンセプト(会場の説明より)
「うつる」という日本語に着目
映る・・・反射、投影  写る・・・転写、刻印  移る・・・移動、伝染
→うつ(空/虚)という語から派生した同語源の言葉
投影、転写、あるいは憑依などによって目に見える「イメージ」や「かたち」が生じること
版画もまた、まさに「うつす」ことによって「イメージ」や「かたち」を現出させ、
それらを広く伝播させていく媒体
西洋版画に刻まれた「かたち」の生成の反復、推移と変容を「うつる」という日本語と共に考える

「国立西洋美術館開館50周年記念事業 かたちは、うつる-国立西洋美術館所蔵版画展」

2009年7月7日(火)~8月16日(日)

国立西洋美術館は今年、開館50周年を迎えます。この半世紀間は当館にとって、さまざまな研究活動や展覧会事業の蓄積の過程であったと同時に、なによりも作品収集、独自のコレクション形成の歴史でした。当初、フランス政府より寄贈返還された松方コレクション計370点とともに開館した当館は、それ以後の継続的な収集活動によって、今日では4,547点の所蔵作品(平成20年度時点)を抱えるに至っています。なかでも、開館当時には24点を数えるばかりであった版画のコレクションは、現在では3,747点にまで膨らみ、いまや当館の所蔵作品全体のなかにも、かなり大きな比重を占めるものへと成長しました。そこには、ルネサンス期のデューラーらにはじまり、17世紀のカロやレンブラント、18世紀のピラネージやゴヤ、19世紀のドーミエやクリンガーなどに至る、西洋版画史を語るうえで欠かすことのできない重要な芸術家たちの優品が、数多く含まれています。本展はこうした当館自身の版画コレクションを、若干の素描作例及び書籍とあわせた約130点によって、はじめてまとまった形で紹介する機会となります。(公式サイトより)

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜

こちらももちろん無料!!
ル・コルビュジエと国立西洋美術館01
普段は彫刻の展示室となっている本館の最初の展示室と
新館の版画素描室の2会場での分散展示。
最初の展示室で模型や写真で50年の歩みを辿った後は、
常設展示の作品と共に建物をチェック。
そして第2会場でまとめというかおさらい。

ル・コルビュジエと国立西洋美術館02 ル・コルビュジエと国立西洋美術館03
キーワードは『無限成長美術館』
設計図とかとても貴重な展示もあったけど、
残念ながら私には建築の知識が全くないのでそれを理解することができなかった。
そっち関係に詳しいと思われる方たちがなにやら熱く語り合っていた。
なんか楽しそうでいいな~(^_^;)
紙の模型、木の模型、発泡スチロールの模型、これが本当に凄かった!

「国立西洋美術館開館50周年記念事業 ル・コルビュジエと国立西洋美術館」

2009年6月4日(木)~8月30日(日)

フランス政府より寄贈返還された松方コレクションを収蔵公開する施設として、1959(昭和34)年東京の上野公園に国立西洋美術館が開館して今年で50 年を迎えます。本展は、ル・コルビュジエ(1887-1965)が設計した本館に焦点をあてた小展覧会です。本館は、ル・コルビュジエに師事した、坂倉準三、前川國男、吉阪隆正の三人の建築家が現場監理を担当して完成させた、日本で唯一のル・コルビュジエ作品であり、また彼の「無限成長美術館」構想で実現した三つの美術館のうちの一つでもあります。そうした、日本におけるル・コルビュジエ受容の証であり、戦後の日仏文化交流の起点でもあった本館の歴史を、写真や資料によってたどります。さらに、ル・コルビュジエが作成した12点の設計図面やスケッチ、模型などから本館の構想を検証します。これらの展示は、常設展示室の二室を使って行われます。展示をご覧いただいた後、実際に本館を巡ることによってル・コルビュジエが創造した空間をより深く理解していただければ幸いです。


国立西洋美術館のモモ
前庭の真ん中にモモがなっていました♪
春に綺麗な花が咲いてたからね~
食べられるのかな~ 収穫はいつ頃なのかな~ ((o(^-^)o))ワクワク

国立西洋美術館 むくげ&考える人
むくげの花越しにロダン《考える人》を撮ってみた♪(^_^)
昼間は大勢の西美ファンで賑わっていました。
朝早く行って良かったぜー ( ̄ー ̄)v

国立西洋美術館 ~その1~
国立西洋美術館 ~その2~
国立西洋美術館 ~その3~
国立西洋美術館 ~その4~
番外編 西美のモネをいくつか
Museum X’mas in 国立西洋美術館 (※ガーデン・イルミネーション)
上野へGO!春のOPEN museum 国立西洋美術館
国立西洋美術館にもちょこっと寄ってみた♪
ルーヴル×阿修羅×お花見=上野公園


国立西洋美術館


国立西洋美術館(http://www.nmwa.go.jp/index-j.html

タダつながり。
『ただの美術館じゃないけどタダ01 『ただの美術館じゃないけどタダ02
『ただの美術館じゃないけどタダ』
ちょっとウケた♪(* ̄m ̄) ププッ
こーゆーの結構好きかも。
「国立美術館は、高校生及び18歳未満の方の所蔵作品展の観覧料を無料にしました。」
いいな~ 羨ましい~
あの頃に戻りたいなぁ。いろいろな意味で。。。

おっと、感傷に浸ってる場合じゃなかった。


この日はこれだけでは終わりませんでした!
フフフ ( ̄+ー ̄)キラーン
ヒントは国立。
クニタチじゃないよっ!(/ー\*) イヤン♪

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コメント 15

kuwachan

こんなイベントがあるなんて知りませんでした(@_@;)
超お得・・入場料無料で、図録1500円は破格値、信じられません。
やっぱり美術館は朝早く行くに限りますね☆
早起きは三文の徳・・・ってことで^^

by kuwachan (2009-07-13 23:44) 

ぽんこ

なかなか粋なイベントですねー。
まったく知りませんでした。
ブラスの人はちょっと暑くて大変だったかな?
by ぽんこ (2009-07-14 07:28) 

kumimin

ただいまです♪
ぐるっとパスでいかないと!!期限、来週までです(^^;
美ら海水族館のいるかショーの時に日傘の人は注意されてましたよ。見えないのもですが後ろの人に当たっては危ないしね。
by kumimin (2009-07-14 14:55) 

りゅう

○kuwachanさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
西美のファン・デーは3年目だそうです。
コンサートやギャラリートークなど様々なイベントが開催され、
とても楽しかったです♪(^_^)/
そして版画展。
デューラーの版画、凄すぎ!圧倒されっぱなしでした!!

○ぽんこさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
西美ファンがいっぱい!の楽しいイベントでした♪
ときおり風が吹いたりもしましたが、暑かったです。。。
直射日光が少なかったので楽器があっつくならなかっただけ良かったのかもしれませんね。(^_^;)

○kumiminさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
お帰りなさ~い♪(^_^)/
やっぱり、日傘は場所を考えないと・・・ですね。。。(^_^;)
完全復活した常設展、とても見ごたえありました♪
初めての作品、久しぶりの作品、新収蔵品・・・そして建物!!
是非、是非、楽しんできてくださーい!(^_^)/

○miyokoさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○TaekoLovesParisさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2009-07-14 23:00) 

pistacci

「かたちはうつる」展、不思議なテーマで、ちらしをもらってきたところでした。
企画も面白そうだし、どういう意味??って、興味を持ちますね。最近の展覧会は、学芸員さんたちのわくわくする工夫が、おもしろいですね~。
by pistacci (2009-07-14 23:20) 

雅

ファンデー、今週末だったら行けたのに(T_T)

by (2009-07-14 23:42) 

りゅう

○pistacciさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
版画展、ルーヴルの喧騒とはうって変わって、
静かな中でのんびりと鑑賞できました。
「日本語と共に考える」・・・かなり斬新なアイディアだと思います。
これを考えた人は本当に凄いです!!キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー
ほとんどが初見の作品、とくにデューラーの作品は見応えありました。
また、復活した常設も必見です。ハンマースホイもありました。(^_^)

○雅さん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
残念。。。
西美の常設は第2、第4土曜日が無料開館日となっておりますので、
機会がありましたら是非!!

○りんこうさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○イリスさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○乃亜さん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2009-07-15 21:25) 

いっぷく

税金で購入した絵画なら常設展示作品の見学は無料。
企画した特別展は好きに料金を設定すればいい。
なるべく図書館と同じような感覚になってほしいです、
少なくともまだ働いていない若い人に無料は一歩前進ですね。
by いっぷく (2009-07-16 20:47) 

りゅう

○いっぷくさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
確か、今までは中学生までは無料だったと思います。
まぁ、西美は第2第4土曜日が無料開館日でしたけどね。(^_^)
実は、国立の美術館は独立行政法人化されてから大幅に予算がカットされ運営がとても厳しく、企画展にいたっては、作品評価額の上昇に伴い、保険料が高騰し貸出条件も厳しくなり、開催そのものが危ぶまれています。
地方はもっと酷い状況で、目先の利益に目のくらんだお馬鹿な政治家のおかげで、オーケストラ・美術館・博物館・その他公共施設は存続の危機に瀕し、芸術・文化が衰退の危機にあります。
国営漫画喫茶構想なんてもってのほか、
ガラスのハコもいらなかったように思います。。。\(`o'") コラーッ
サービスの質を維持・向上させつつ、いかにして普及させるのか、
大きな課題となっているようです。(-_-;)

○yukitanさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○にいなさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿

○yuki999さん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2009-07-16 23:27) 

りゅう

○shinさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2009-07-17 22:12) 

ヒデキヨ

凄いですね フリーだなんて
でも 特別でなくて 日頃のライフスタイルとして楽しんでいる風の
りゅうさんも やっぱ凄い

ところで

>「うつる」という日本語に着目
>映る・・・反射、投影  写る・・・転写、刻印  移る・・・移動、伝染
>→うつ(空/虚)という語から派生した同語源の言葉

日本語って 本当に素敵と感じる今日この頃
とくに漢字! 「漢字」は「感じ」とも繋がるような気もする
「気」は「木」から出る「気」体かな?

暑さいっぱいなので お体も気をつけて下さい
by ヒデキヨ (2009-07-17 22:34) 

いっぷく

>開催そのものが危ぶまれています。

これは意外でした!・・・というのも企画展、特別展などの
ブログ記事などを読んでもかなり盛況で、列をなすほどの人気展が
多いと認識していたので経済的にも成功していると思っていました。

by いっぷく (2009-07-18 07:16) 

りゅう

○ヒデキヨさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
私にとって美術館は気分転換・息抜きの場でーす♪(^_^)
私の周りでは敷居の高い場所と感じている人が多いのですが、身近で親しみやすい場所だということをこのブログを通じで伝えられればと思います。
西洋版画を日本語と共に考える、なかなか興味深い試みでした。♪
ひらがな、カタカナ、漢字。表記が3つというのも珍しいですよね。
日本語ならではの表現力の豊かさもここあたりからきているのかもしれませんね。

○いっぷくさん、こんばんは。コメントありがとうございます(^o^)丿
大ヒットとばす展覧会はほんの一握りでしょう。
文化・芸術の普及・振興は掛け声だけで、現状は民間に丸投げです。
保険料を国が負担するという議論が上がってきていますが、ハコモノつくって名をあげることしか考えていない人たちに理解できるかどうか・・・
ハコさえつくれば人が集まると思っているおバカな人たちですからね。
フェルメールやラ・トゥールの保険料って凄そうですよね~
主催するテレビ局や新聞社が特番組んで必死に宣伝しまくってますが、
なんかわかるような気がします。(^_^;)
美術館の本業である収集・調査・研究活動が衰退しないことを願います。
美術館や展覧会が無くなっちゃうと私の趣味・娯楽が半減しちゃうんですよね~
私にとってはこっちが一番重要な問題かもしれません。(^_^;)
by りゅう (2009-07-18 22:41) 

laysy

都会は良いな〜と、しみじみ思ってしまいますね…
タダで見れる若い人も羨ましいけれど、
そもそも、美術館が沢山ある場所に住んでいる人は幸せでしょう…
コンサートに美術展…贅沢は言わないから、年に一度で良いから
美術館はしご、走り回りツアーがしたいです。
by laysy (2009-07-23 21:13) 

りゅう

○laysyさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
美術館はしご、鑑賞はもちろん、スケジュールを組むのも楽しみの一つです。
私の場合は無謀なスケジュールが多いのですが・・・(^_^;)
今回もとても充実した時間が過ごせました♪(^_^)
by りゅう (2009-07-24 22:13) 

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