ルネサンスの三大芸術家 [アート]
図書館で借りた本です。
~商品説明~
内容(「BOOK」データベースより)
15世紀フィレンツェの芸術とは?レオナルドにとっては、科学技術も芸術だった。レオナルドの死を見つめていたモナ・リザ。システィーナ礼拝堂の天井壁画とミケランジェロ。ラファエロからミケランジェロへの贈り物。いざ“知の冒険”へ。美しいイラストと写真で甦るルネサンスの魅惑。
内容(「MARC」データベースより)
レオナルド・ダ・ヴィンチの死を見つめていたモナ・リザ、システィーナ礼拝堂の天上壁画とミケランジェロ、ラファエロからミケランジェロへの贈り物…。ルネサンスの三大芸術家がはたした偉業とその時代背景を解説する。
そういえば、今まであまり意識していなかったけど、
この人たち、ほぼ同時代を生きてたそうだ。
えっ、絵画好きなら当たり前のこととして普通は知ってる!?
ちなみに、私は知りませんでした・・・(;^_^ A フキフキ
フィレンツェ。
近代ヨーロッパ絵画の創始者ジョットが13世紀後半から14世紀後半にかけて暮した町。
感想としては、イラストや写真がいっぱいで気軽に読める一冊。
内容もあまり難しくない。
あえて文句をいうなら、イラストの解説が多すぎて、本文の流れを分断してしまう。
えっ、私の読み方が悪いだけ!?ハハハ♪ (*’▽’)
『レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、
名前と代表作ぐらいは知ってるけど・・・』※私のことです♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
という人にお勧めの一冊
また、いたるところにペルジーノという名前が出てきます。
昨年のペルジーノ展を逃したことをとっても後悔。。。
昨年のレオナルド・ダ・ヴィンチ展の前に、予習を兼ねて読んでおきたかった・・・(@_@)
以下、3人が関係する部分について、
本の内容をベースに手許の資料を加味してちょこちょこっと。(^_^)
レオナルド・ダ・ヴィンチ[1452-1519]
1467年からフィレンツェ。
17歳でヴェロッキオ(アンドレア・ディ・チョーネ)の工房入り。
1476年、24歳で独立。
1482年からミラノ。
ミケランジェロ・ブオナローティ[1475-1564]
13歳でドメニコ・ギルランダイオの工房入り。
しかし理想的な関係になく、独力で自らの師匠を求めてフィレンツェ中を旅する。
社交性に乏しく、短気で頑固者だったようだ。。。
ラファエロ・サンティ(又はサンツィオ)[1483-1520]
宮廷画家である、父:ジョバンニ・ディ・サンテ・ディ・ピエトロ(サンティ又はサンツィオ)に学ぶ。
1494年、父の死の直前にペルジーノの工房に預けられる。
1504年、フィレンツェへ。
ペルジーノ(ピエトロ・ヴァンヌッチ)[1445頃-1523]
ウンブリアを代表する有名な芸術家。
画風は繊細で、ピエロ・デラ・フランチェスカの用いた厳密な遠近法の影響が色濃く出ており、
また、ヴェロッキオの自然の機微に至るまでの注意深い観察力に学んだもの。
レオナルドがヴェロッキオの工房に入門した頃、ペルジーノは見習い訓練を終えようとしていた。
レオナルドとミケランジェロはフィレンツェの市政長官ピエロ・ソデリーニによって招かれ、
市政庁の「大評議会広間」の装飾を依頼されたそうだが、二人はあまり仲が良くなかったらしい。
レオナルドは『アンギアーリの戦い』を、ミケランジェロは『カッシナの戦い』を創作することになったが、諸々の理由により、結局、その創作を諦めることとなったそうだ。
1504年、当時のフィレンツェではレオナルド、ミケランジェロ、ギルランダイオ、フラ・バルトロメオらが創作活動を行っており、ラファエロは、それらの画家たちを観察し、レオナルドからは色の混合や空間内の人物の配置を、ミケランジェロからは素描の持つダイナミックな可能性、また、螺旋やピラミッド型の幾何学的要素を学んだそうだ。
しかし、1506年にレオナルドはミラノに戻り、1508年にミケランジェロはローマに戻ったそうだ。
システィーナ礼拝堂
装飾を施すためにフィレンツェやウンブリアで名を馳せていた画家たちが呼び集められる。
それは、ボッティチェリやペルジーノなど、レオナルドの見習工時代にヴェロッキオの工房で修行していた多くの者たちだった。そして、天井画はミケランジェロに。
1511年、システィーナ礼拝堂天井画のミケランジェロの偉業に感動したラファエロは、完成していたはずの『アテネの学堂』の一部を消し去り、前景の中心部に難しい顔をした内省的な苦難の哲学者ヘラクレイオスに見せかけて、ミケランジェロの肖像を描いた。また、レオナルドの肖像もこの作品の中に描いた。ミケランジェロはレオナルドと一緒に描かれたことが気に入らなかったらしい。
★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜
「西洋絵画の父 『ジョット展』」 ~ジョットとイタリア美術の遺産~
2008年9月13日~11月9日
損保ジャパン東郷青児美術館(http://www.sompo-japan.co.jp/museum/)
ミケランジェロがデッサンの手本とし、ダ・ヴィンチが「過去何世紀の画家たちを凌駕した」と畏怖したジョットの作品とともに彼から影響を受けた同時代の作家たちの作品など約40点でルネサンスの夜明けを紹介します。(HPより)
昨年のペルジーノ展といい、この美術館はなんか渋くて重いんだよね~
新宿という土地柄・街の華やかさに反発し喧嘩売ってるようにも思える。
建物は新宿そのものって感じなのに。 ヾ( ̄ー ̄)ゞ
ルネサンスの三大芸術家―ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロをめぐる物語 (VISUAL BOOK)
- 作者: クラウディオ メルロ
- 出版社/メーカー: PHPエディターズグループ
- 発売日: 1999/11
- メディア: 単行本
~商品説明~
内容(「BOOK」データベースより)
15世紀フィレンツェの芸術とは?レオナルドにとっては、科学技術も芸術だった。レオナルドの死を見つめていたモナ・リザ。システィーナ礼拝堂の天井壁画とミケランジェロ。ラファエロからミケランジェロへの贈り物。いざ“知の冒険”へ。美しいイラストと写真で甦るルネサンスの魅惑。
内容(「MARC」データベースより)
レオナルド・ダ・ヴィンチの死を見つめていたモナ・リザ、システィーナ礼拝堂の天上壁画とミケランジェロ、ラファエロからミケランジェロへの贈り物…。ルネサンスの三大芸術家がはたした偉業とその時代背景を解説する。
そういえば、今まであまり意識していなかったけど、
この人たち、ほぼ同時代を生きてたそうだ。
えっ、絵画好きなら当たり前のこととして普通は知ってる!?
ちなみに、私は知りませんでした・・・(;^_^ A フキフキ
フィレンツェ。
近代ヨーロッパ絵画の創始者ジョットが13世紀後半から14世紀後半にかけて暮した町。
感想としては、イラストや写真がいっぱいで気軽に読める一冊。
内容もあまり難しくない。
あえて文句をいうなら、イラストの解説が多すぎて、本文の流れを分断してしまう。
えっ、私の読み方が悪いだけ!?ハハハ♪ (*’▽’)
『レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、
名前と代表作ぐらいは知ってるけど・・・』※私のことです♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
という人にお勧めの一冊
また、いたるところにペルジーノという名前が出てきます。
昨年のペルジーノ展を逃したことをとっても後悔。。。
昨年のレオナルド・ダ・ヴィンチ展の前に、予習を兼ねて読んでおきたかった・・・(@_@)
以下、3人が関係する部分について、
本の内容をベースに手許の資料を加味してちょこちょこっと。(^_^)
レオナルド・ダ・ヴィンチ[1452-1519]
1467年からフィレンツェ。
17歳でヴェロッキオ(アンドレア・ディ・チョーネ)の工房入り。
1476年、24歳で独立。
1482年からミラノ。
ミケランジェロ・ブオナローティ[1475-1564]
13歳でドメニコ・ギルランダイオの工房入り。
しかし理想的な関係になく、独力で自らの師匠を求めてフィレンツェ中を旅する。
社交性に乏しく、短気で頑固者だったようだ。。。
ラファエロ・サンティ(又はサンツィオ)[1483-1520]
宮廷画家である、父:ジョバンニ・ディ・サンテ・ディ・ピエトロ(サンティ又はサンツィオ)に学ぶ。
1494年、父の死の直前にペルジーノの工房に預けられる。
1504年、フィレンツェへ。
ペルジーノ(ピエトロ・ヴァンヌッチ)[1445頃-1523]
ウンブリアを代表する有名な芸術家。
画風は繊細で、ピエロ・デラ・フランチェスカの用いた厳密な遠近法の影響が色濃く出ており、
また、ヴェロッキオの自然の機微に至るまでの注意深い観察力に学んだもの。
レオナルドがヴェロッキオの工房に入門した頃、ペルジーノは見習い訓練を終えようとしていた。
レオナルドとミケランジェロはフィレンツェの市政長官ピエロ・ソデリーニによって招かれ、
市政庁の「大評議会広間」の装飾を依頼されたそうだが、二人はあまり仲が良くなかったらしい。
レオナルドは『アンギアーリの戦い』を、ミケランジェロは『カッシナの戦い』を創作することになったが、諸々の理由により、結局、その創作を諦めることとなったそうだ。
1504年、当時のフィレンツェではレオナルド、ミケランジェロ、ギルランダイオ、フラ・バルトロメオらが創作活動を行っており、ラファエロは、それらの画家たちを観察し、レオナルドからは色の混合や空間内の人物の配置を、ミケランジェロからは素描の持つダイナミックな可能性、また、螺旋やピラミッド型の幾何学的要素を学んだそうだ。
しかし、1506年にレオナルドはミラノに戻り、1508年にミケランジェロはローマに戻ったそうだ。
システィーナ礼拝堂
装飾を施すためにフィレンツェやウンブリアで名を馳せていた画家たちが呼び集められる。
それは、ボッティチェリやペルジーノなど、レオナルドの見習工時代にヴェロッキオの工房で修行していた多くの者たちだった。そして、天井画はミケランジェロに。
1511年、システィーナ礼拝堂天井画のミケランジェロの偉業に感動したラファエロは、完成していたはずの『アテネの学堂』の一部を消し去り、前景の中心部に難しい顔をした内省的な苦難の哲学者ヘラクレイオスに見せかけて、ミケランジェロの肖像を描いた。また、レオナルドの肖像もこの作品の中に描いた。ミケランジェロはレオナルドと一緒に描かれたことが気に入らなかったらしい。
★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜
「西洋絵画の父 『ジョット展』」 ~ジョットとイタリア美術の遺産~
2008年9月13日~11月9日
損保ジャパン東郷青児美術館(http://www.sompo-japan.co.jp/museum/)
ミケランジェロがデッサンの手本とし、ダ・ヴィンチが「過去何世紀の画家たちを凌駕した」と畏怖したジョットの作品とともに彼から影響を受けた同時代の作家たちの作品など約40点でルネサンスの夜明けを紹介します。(HPより)
昨年のペルジーノ展といい、この美術館はなんか渋くて重いんだよね~
新宿という土地柄・街の華やかさに反発し喧嘩売ってるようにも思える。
建物は新宿そのものって感じなのに。 ヾ( ̄ー ̄)ゞ
2008-05-21 21:39
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コメント(9)
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ラファエロは、ダ・ヴィンチとミケランジェロに比べて印象が薄いです~(^^;)
by にいな (2008-05-22 22:07)
去年、損保ジャパンにペルジーノ展、観にいきました。
久々にすごく厳かな気分に浸り、ラファエロの師だけありラファエロにタッチがすごく似ていて嬉しくなりました。
確かに損保ジャパンでやる展覧会は渋くて重い!!かも。
今度はジョット展ですか・・。気になりますね。
by naonao (2008-05-23 16:11)
○にいなさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
(^∇^) アハハ! 確かに!!
二人の個性があまりにも強すぎるのかもしれませんね!
ラファエロは聖母子のイメージが強いです♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
○naonaoさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
昨年逃した展覧会のなかで最も痛かったのがペルジーノ展でした。
ちょっと泣きそうでした。。。(ノ_<。)うっうっうっ
常設でゴッホ等を持っているだけに、ミーハーに思われるのを嫌って、意地になって、いぶし銀な展覧会を開催しているようにも感じます。(^_^)
○poyoyonさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○yukitanさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○bonheurさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○TaekoLovesParisさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○西尾征紀さん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○pistacciさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2008-05-23 21:28)
ここまでの解説を読んだら読みたい衝動に駆られますね。
読む予定の本の一冊に加えておきましょう。
あまり難しくないというのがうれしい。
by いっぷく (2008-05-24 15:20)
○いっぷくさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
イラストが多く、また、イラストの説明もいっぱいでした。
ルネサンスの入門書としてお勧めの一冊です♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
by りゅう (2008-05-24 23:42)
大丈夫♪
一応、美術史なんかも授業でやっている大学に通う娘もたぶん知らないと思います(^-^;(授業料の無駄?)
こういう本はわかりやすくていいですね=^-^=♪
by kumimin (2008-05-27 14:44)
○kumiminさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
知っていてもあえて表に出さないだけですよ♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
学術的な難しい本は疲れる上に眠くなる!ので、
サクサク読めちゃう本に逃げてばっかりです♪(=^_^=) ヘヘヘ
by りゅう (2008-05-27 22:23)
○ラナさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
○りんこうさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2008-05-29 22:07)
○ぽんこさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2008-06-04 21:11)