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印象派 若き日のモネと巨匠たち [アート]

5月にWOWOWで放送していたものです。

国立新美術館で鑑賞したモネ展の余韻に浸りながら・・・(^o^)丿

 

印象派若き日のモネと巨匠たちDVD-BOX

印象派若き日のモネと巨匠たちDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • 発売日: 2007/08/24
  • メディア: DVD

内容紹介
印象派を代表する画家クロード・モネが晩年、その半生を振返るかたちで鮮やかに綴られる印象派の時代。美術界との論争、友人との確執、ロマンスなどとともに、数々の名画誕生の背景も明らかにされる史実に基づくストーリー!
■当時の手紙や記録、取材などに基づき構成される史実ドラマ
■モネ、ルノワール、セザンヌ、マネ そしてドガ。印象派の巨匠たちの知られざる素顔が明らかに
■「印象、日の出」(モネ)、「積みわら」(モネ)、「オランピア」(マネ)など、当時と同じ手法によって描かれた名画の数々が登場。その誕生の背景が明らかに。
■プロヴァンス、ノルマンディ、ロンドン、ジヴェルニーの庭などで撮影された美しい映像
ストーリー
1862年、22歳のモネはパリのアトリエで絵画を学び始め、そこで生涯の友となるルノワールやバジールと出会う。当時の美術界は古典主義一辺倒であり、幼少期から輝く海やうつろう空の色彩に強い影響を受けていたモネには到底馴染めるものではなかった。一方その頃、マネが『草上の昼食』を発表し、パリのサロンは騒然となる。現実の世界を見たままに描くマネの芸術性に大いに刺激を受けたモネたちはアトリエを飛び出し、屋外制作という新しい手法に取り組む。間もなくモネはサロン入選を果たし、マネ、ドガ、ルノワール、バジールらとの交流が始まる。情熱溢れる若き画家たちは、社会情勢の変化や貧困、仲間との確執などの様々な困難に翻弄されながら、自らの進むべき道を模索し続けるのだった。
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
19世紀後半に現れた“印象派”の画家、クロード・モネの半生を描いたドラマシリーズの3枚組BOX。モネのロマンスや美術界との論争、友人との確執、名画誕生のエピソードなどが綴られる。第1話「光の中へ」から最終第3話「睡蓮」までを収録。

 

絵画、特に印象派に興味が無い方にとっては、

 

何これ、つまんねーーー

わけわかんねーーーーーーーー

 

で終わるでしょう。(・_・;)

 

でも、印象派が好きな方には、

時代背景や人間模様等、なかなか興味深い内容だと思います。

ただし、モネの視点からの回顧録のため、

モネが野心的で格好よく描かれすぎています。

目に余るほど過剰に必要以上に。

ワイルド・モネに作品のイメージがかわってしまうかも。。。(・_・)

 

やはり、バジールの存在は大きいですね!

ピサロもベルト・モリゾも出てこないところが、私にとってはものすご~く不満です。。。

 


フレデリック・バジール《バジールのアトリエ、ラ・コンダミヌ通り》(オルセー美術館蔵)

 

映像がとても綺麗なうえ名画がたくさん出てくるあたり、さすがは印象派といったところ。

印象派好きとしてはとても見応えがありました。

この日本語吹き替え、けっこう好きかも~(^_^)

 

国立西洋美術館の常設展示室からモネの作品をいくつかご紹介。 


《柳》(国立西洋美術館寄託)

 


《エプト河の釣り人たち》(国立西洋美術館寄託) 

 


《しゃくやくの花園》(松方コレクション) 

 


【左】《ウォータールー橋、ロンドン》(松方コレクション)
【右】《チャーリング・クロス橋、ロンドン》(松方コレクション)

モネ展の感想記事(http://blog.so-net.ne.jp/ryuu/2007-04-30) 

 

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜

 

国立新美術館、開館7か月で入場者200万人に
5番目の国立美術館として1月に開館した国立新美術館(東京・六本木)が24日、開館7か月で入場者200万人に達した。黒川紀章氏設計の建物なども話題を呼び、「大回顧展モネ」に約71万人など大型展が相次いでヒット。当初の予想は年間150万人だったが、5月11日に早々と100万人を突破していた。現在は「日展100年」展、第24回読売書法展を開催中。(読売新聞 [08/24(金) 19:07])

http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=cul&aid=20070824ij21

 

こうやってみると、モネ展の入場者数は凄まじいですね~

もうすぐフェルメールの《牛乳を注ぐ女》もやってきます♪

初っ端から飛ばし過ぎ・・・

 

所詮は空っぽのガラスのハコ。

さて、来年以降はどうなるのでしょうか。。。(・_・) 

 


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コメント 17

ぽんこ

みてみたいなぁ。ワイルド・モネ(^_^)
こういうのTSUTAYAにはおいてるのでしょうかねぇ。
なかなか貴重なものでしょうからねぇ。
フェルメールも楽しみですね。
by ぽんこ (2007-08-26 10:04) 

りゅう

>ぽんこさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
WOWOWでは5月と7月に放送されましたが、DVDは先週発売になったばかりのものなんですよ~キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー
2006年春に英国で放送されたBBCのミニシリーズ・ドラマだそうです。
野心家モネ、ひねくれドガ、女好きルノワール、変わり者セザンヌ・・・
こーやって書くとなんだか誤解されちゃいそうですが、
見応えのある素晴らしいドキュメンタリードラマです♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
機会があれば是非!!

>plotさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2007-08-26 20:46) 

naonao

日本人は印象派、モネ大好きですもんね。
それにしてもモネ展に200万人って半端じゃないですね。
すごいです。
そういう私は結局行きませんでした。
西洋美術館のしゃくやくの花園って観たことないような・・・。全然記憶にありません。観にいこうかな。
by naonao (2007-08-26 23:11) 

くみみん

こんにちは。
このTV何回も見ちゃいましたよ=^-^=♪
確かにモネが格好良過ぎです(≧▽≦)b
バジールが戦死しなかったらどうなっていたのかなあ?なんて思いますがバジールっていい人ですよね。
私もモリゾが出てくると思ったのに残念でしたよ。
by くみみん (2007-08-27 10:18) 

はな

こんにちは!
なかなか興味深いドラマのようですね~!
見てみたいです^^
そういえばこの秋は損保ジャパンの美術館でベルト・モリゾが…のはずです。記憶違いでなければ。

新美術館はなかなか戦略的にヒットをとばしてる感じですね!
でも、最初の1年で息切れしてしまわないか、私も心配です^^;
by はな (2007-08-27 20:49) 

りゅう

>naonaoさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
モネ展は約71万人だそうです、確かに混雑していましたからね~
レオナルド展が無かったら今年度のトップだったかもしれませんね!
さて、、フェルメールは・・・((o(^-^)o))ワクワク

>kumiminさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
映像が綺麗ですよね~、私も何度も見ています♪(^_^)/
モネ、格好良過ぎますよね~
回顧録、自伝、自画像・・・許容範囲は何割増まででしょうか???
モリゾ・・・期待して捜してしまいました・・・(>_<)
でもいいです、その分ベルト・モリゾ展に期待します♪(≧▽≦)b

>はなさん、こんばんは。コメントありがとうございます(^o^)丿
3部構成のなかなか興味深いドラマでした。機会があれば是非!!
ベルト・モリゾ展は9月15日(土)~11月25日(日)だそうです♪
しかも、10月1日(月) はお客様感謝デー無料観覧日とのこと!!
キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー 
新美術館、ミュージアムではなくアートセンターですからね~
あそこ無駄に広いですよね、5年後・10年後に、モデルルームやデザインルームの展示場とかに化けてないかちょっと心配です・・・(・_・)
by りゅう (2007-08-27 23:17) 

pistacci

『バジールのアトリエ』にモネやマネが描かれているのでしたよね?
所詮、箱だけに、生かすもコロスも・・・企画しだい?
モネ展の展示は好きでした☆
by pistacci (2007-08-27 23:30) 

りゅう

>pistacciさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
このバジールの作品もドラマの中に出てきました♪
おっ、2月にオルセー展で見た作品だ~とちょっと感動。
更に、ルノワールの初期の代表作《アルジェリア風のパリの女たち》(国立西洋美術館蔵)も出てきました。
もちろん、モネの睡蓮、積みわら、ポプラ並木も。
所詮、ハコですよね~
企画で外してる時は、3Fのレストランも並ばずに済むでしょうか???
あ~、でも、外れ企画だったらまず行かないな~(/ー\*) イヤン♪
賛否両論あったモネ展の展示ですが、私も好きでしたよ♪(ついでに、ポンピドー展も。)さて、フェルメールはどのように展示されるのでしょう?((o(^-^)o))ワクワク
by りゅう (2007-08-27 23:58) 

はじめまして。
貴重な情報をありがとうございます。私も印象派が大好きです。
ワイルドMonet、一目みたいです。
by (2007-08-29 00:22) 

りんこう

こんばんは!
こんなのやっていたんですね。さすがりゅうさん!チェックが素晴らしい。
「ワイルド・モネ」って凄そうですが、
何これ、つまんねーーー
わけわかんねーーーーーーーーは笑ってしまいました。
そんな風にならなければいいですが、でも僕は「モネ展」行きましたから、
大丈夫でしょう。きっと。うん。きっと…。
by りんこう (2007-08-29 20:38) 

りゅう

>bonheurさん、はじめまして。nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
サロンに対し強烈に反発した印象派とサロンを中から変えようとしたマネ。
時代背景や人間関係をモネの視点から捉えた内容でした。
そのため、モネがとても野心的で格好良過ぎでした♪
ドガやルノワールとのやりとりも面白かったです。ヾ( ̄ー ̄)ゞ

>りんこうさん、こんばんは。nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
モネの視点から、マネ、ドガ、ルノワール、セザンヌ、バジール等を語る回顧録でした。そのため、絵画、特に印象派に興味の無い人にとっては・・・(・_・;)
キャスティングはなかなかいけてましたが、『英語を話していた!Σ(ヾ ̄▽ ̄)ヾ!!』ので、日本語吹き替えに音声を切り替えました・・・
フィラデルフィア美術館展の前にもう一度チェックします!!(^_^)/
by りゅう (2007-08-29 21:18) 

しつも~ん!ヾ( ̄ー ̄)ゞ
「柳」に見えません!!(笑)
芸術家は柳がああやって見えるんでしょうねっっ
あ。柳って言えば、花火の柳が好きなんですよね~っ
そういえば、花火の季節ももう終わりですね。
って、全然、関係ありませんなっ(笑)
by (2007-08-29 22:51) 

りゅう

>空さん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
池のほとり(カンヴァス外の左側)に柳の木があると思われます。
本当に描きたかった(表現したかった)のは、柳の枝そのものというよりは、水面に映りこんだ様子(カンヴァスの下1/4)や水面のキラキラとした光の反射、つまり瞬間の描写だと思います。(一応、柳の枝が風に揺れる様子もかな???)
上記の写真は照明の影響で潰れてしまっていますが、実物は光や風を感じることが出来ると思います♪
大学時代、横浜の花火(神奈川新聞主催だったかな?)を見に行った事があります。水面に映る花火が2倍美味しい感じがしてとても綺麗でした♪
今年から復活した大宮公園の花火が上の方だけ(笑)、自宅から見えました♪子供の頃は田んぼと畑しかなかったからよく見えたのに・・・(@_@)
by りゅう (2007-08-29 23:31) 

りゅう

>いっぷくさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2007-08-30 23:42) 

りゅう

>TaekoLovesParisさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2007-09-10 21:12) 

サンフランシスコ人

モネの「印象、日の出」を、モネ展で見た事があります。
by サンフランシスコ人 (2008-01-05 05:34) 

りゅう

○サンフランシスコ人さん、コメントありがとうございます(^o^)丿
私も観たいです!!(^_^)/
by りゅう (2008-01-05 14:41) 

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