SSブログ

マダム・ド・レイヌ 1995 [ワイン]

6月に飲んだワインです。
久しぶりに飲んだワインは、極甘ワイン・・・
疲れが溜まっているようで。

マダム・ド・レイヌ1995マダム・ド・レイヌ 1995 (白)

フランス ボルドー地方 ソーテルヌ地区

ソーテルヌAC

極甘口


感想:
甘っ!!さすが極甘ワイン。南国系の完熟フルーツのような濃厚な香り。甘いけれど、こってりべとべとの気持ち悪くなるようなしつこさは無く、意外とすっきりとした甘さで、とても上品な感じ。さすが、名門シャトー、まさしく正統派のデザートワイン。食前酒としてもOK!!それにしても、すんごい色だ・・・ブランデーのような透明感のあるレンガ色。熟成によるものでしょう。ロゼワインよりも濃く、それでいて白ワインのくっきりとした透明感。1日目よりも、2日目。さらに数日後・・・時間とともによりまろやかになっていく感じ。本当は冷やして飲むべきでしょうが、常温の方がより香りが華やかに開きました。(せっかくなので、いろいろ試してみました~(^o^)丿)底力のあるかなり強い(潜在能力の高い)ワインとみた。

飲みかけです・・・ソーテルヌ地区第1級、シャトー・レイヌ・ヴィニョーのセカンド・ラベル。セカンド・ラベルだからといってなめてかかってはいけないというお手本のようなワインでした。セカンド・ワインの中には「本当にセカンドかよっ」と疑いたくなるような酷いものも稀にありますが、名門シャトーのセカンドはとても質が高いですね。残り物の質の悪いものと考えるのではなく、何かがチョット足りなくてファースト・ラベルになりそこなったと考えるべきですね(^o^)丿ファースト・ラベルはなかなか手が出せなくてもセカンド・ラベルなら・・・(=^_^=) ヘヘヘ

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜

楽天にファースト・ラベルがありました~、でもこの95ハーフ・ボトルは売り切れ・・・(/ \) イヤン
この価格なら当然ですね・・・(^_^;)私が飲んだものと似た部分のある感想でしたので、参考にリンクを貼っておきます。今回飲んだもののほうが、より熟成が進んでいると思われます。そういえば、色合いも良く似ていますよね~、ただし、何かが欠けている、故にセカンド。貴腐菌がうまくつかなかった?それとも醸造過程?私のような素人、それもファーストを知らない者には、何が欠けているのか全く見当がつきません・・・・・(^_^;) 

シャトー・レイヌ・ヴィニョー[1995]375mlシャトー・レイヌ・ヴィニョー1995
8℃前後で抜栓、明るく輝く薄い黄金色、パイナップル、グレープフルーツ、マンゴー、白い花、蜂蜜、果物の砂糖煮、ミント、ローズマリー、グリセリン、ヘーゼルナッツ、ミネラル、はっきり言って飲む前までは少し馬鹿にしていました。さすがに1995年というヴィンテージだからなのだろうか。想像していたものよりずっとレベルが高い。ディケムには遠いとしてもCHクリマンクラスなら充分に比較できるレベルだ。いや、ひょっとしたら上かもしれない。綺麗なフルーツの香りとくどくなく上品な甘さ。トロッとしているのにさらさらと流れていくようになめらかだ。蜂蜜、ナッツなどが次々に出てくる。しかし、特筆すべきは酸の強さ、時間を置いても全くキレが失われない。ただ、甘いだけのワインではない。この値段で飲めるワインではない。僕はドイツの甘口も好きだが、タイプが全く違うので比較は難しいが、これだけのレヴェルのものはそうざらには無い。綺麗に広がる甘さを伴ったアフターにふーっと溜息をつき、その影にキラッと光るミネラルの姿が垣間見える。素晴らしい土壌の状態と管理が窺えるワインだ。ほんとうはこのクラスだと10年以上早いような気がするが、今から美味しく飲めるのが、逆に悔しい。アイスクリームとは絶妙のマッチングです。お試し有れ。 2004.4.10 (販売サイトの商品説明より)

~シャトーの説明~
19世紀のレイヌ=ヴィニョーの評判はイケムに次ぐものであった。 この地方で、レイヌ=ヴィニョーほどすばらしい場所に位置している シャトーはほとんどない。しかし、20世紀のレイヌ=ヴィニョーの評判 は、怠慢で無頓着なワインづくりのために芳しくなかった。1971年以降、このシャトーは、経営良好なネゴシアン会社である メストレザによって運営され、ワインが販売されてきた。この会社は また、ポイヤックのグラン=ピュイ=デュカスという格付けシャトーの 所有者でもある。同社は1980年代初めから、ワインの品質について 極めて真剣に取り組むようになったと思われる。レイヌ=ヴィニョーは1985年以降著しく改良され、1986年、1988年、1990年は、私が試飲したこのシャトーのワインのなかで最良である。現在、ワインはオーク樽の中でほぼ24ヵ月間を費やすが、この樽の50%が毎年取り替えられている。かつては新樽が使用される割合が最小限だったので、厳しい選別がなされていないと思われていた(上記販売サイトより)

 ちなみにフル・ボトルだと4000円台からのようだ・・・

マダム ド レイヌ [1998] シャトー・レイヌ・ヴィニョー[2001] <ハーフサイズ(375ml)> シャトー・レイヌ・ヴィニョー[2000] 750ml 白 甘口
左:マダム・ド・レイヌ 1998 
中:シャトー・レイヌ・ヴィニョー 2001 ハーフ・ボトル(375ml)
右:シャトー・レイヌ・ヴィニョー 2000 フル・ボトル(750ml)

たとえセカンドでも、熟成した濃い色合いの方が美味しそうに感じます。
味わいにも落ち着きやまろやかさが出ると思うので、
ファースト・セカンド問わず、熟成型のワインではないでしょうか。

※勝手に画像や説明文を引用すると怒られてしまいますので、
 アフェリエイト・リンクを用いています。


nice!(4)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 4

コメント 8

くみみん

こんにちは。
りゅうさんはワインも詳しいのですか(@_@)私はワインはラベルで選んだりするタイプなので(^-^;でも、知らないでおいしいワインに当たったらうれしいですよね。
以前は勝沼のワイン城によく行きました。色んなワインが飲めるので楽しかったですよ。
by くみみん (2006-07-13 11:50) 

TaekoLovesParis

なるほど、セカンドでためせばいいんですね。
でも、どうやってセカンドってわかるんでしょう?
昨日はレストランで、ブルゴーニュのシャブリ、ルイ・ラトゥールというのを頼みました。ラトゥールなら画家と同じだから名前覚えられると思ったので。
by TaekoLovesParis (2006-07-14 22:40) 

りゅう

>kumiminさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
勝沼のワイン城いいですね~美味しいワインがいっぱい飲めそう♪
行きたいです!! (*^¬^*)ウィーッ モウイッパイ

>TaekoLovesParisさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
セカンド・・・宣伝文句にファーストの名前が入っています、必ず!!(笑)
シャブリいいですね~、この時期にはおすすめだと思います。
非効率的!?だけど確実な覚え方、それは、『飲むこと♪』です(^_-)
でも、飲みすぎは記憶がぶっ飛びます…(* ̄0 ̄*)ノ口 うーいもう一杯!!
by りゅう (2006-07-15 00:55) 

りゅう

>elphscircusさん、はじめまして。nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2006-07-16 02:56) 

miine

セカンドですか!良いですね〜(*^-^)
セカンドは、ファーストのとなりの畑と言う感じの意味だったと思いますよ。
土地は続いているので、有名なシャトーのモノではないけど
同じ土地で取れた同じ品種と言う意味でセカンドだと思います。
高級なワインより、セカンドで充分だと私も思いますよ。(^_^)
飲みたいなぁ‥‥。
by miine (2006-07-18 02:03) 

りゅう

>mineさん、こんにちは。コメントありがとうございます(^o^)丿
そうそう、セカンド、隣の畑のものもありますね。
確かラフィットが植え替え用の若木を隣の畑で育てていたと思います。
(ラフィットのセカンドも飲んだことがありますが、美味かったですよ~(^o^)丿)
木が若かったり、葡萄の熟し具合や貴腐菌のつき方等の理由による場合や、醸造後、樽ごとセカンドに回す場合もあるそうです。Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
過激!?な所では、全てセカンドに回して、その年はファースト無しということもあるようです。農作物が相手だけに、ファーストのブランド維持も大変そうですね!!
でも、そういう時こそ狙い時ですね!! v(≧∇≦)v イェェ~イ♪
by りゅう (2006-07-18 18:05) 

akamaru

ワインかぁ~うちはいつも、メルシャンワインの安いもので、日々すごしております。
by akamaru (2006-07-20 10:53) 

りゅう

>あかまるさん、nice!&コメントありがとうございます(^o^)丿
最近、ワインの消費が落ちました・・・
このワインが今年の2本目です。
ワインは調味料としてもOKっす!!v(≧∇≦)v イェェ~イ♪
by りゅう (2006-07-22 10:04) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

迷宮美術館アルマゲドン ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。