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氷川の杜 大宮公園開園120年展 ~埼玉県立博物館 [05展覧会感想]

大宮公園の中にある埼玉県立博物館で現在開催されている
【スポット展示】氷川の杜 大宮公園開園120年展を観に行きました。
チケット:当日に限り再入場可 この展覧会は【スポット展示】のため、特別展示室一部屋だけの小さな展覧会です。埼玉県立博物館のHPをチェックしていて、大宮公園って120年もの歴史があったんだ~という驚きとともに展示内容に興味深いものがあり、近くに用もあることだし入館料(210円)もお手軽だったので観に行くことに。さすがは県立博物館、常設展示が面白くて入館時間が遅かったにもかかわらずのんびりしすぎてしまいました。常設展示室を半分も進まないうちに後30分という館内放送が!!おかげで常設展示の後半は駆け足状態・・・あわてて本来の目的である特別展示室へ。この時点で閉館の20分前ぐらいでした(⌒-⌒; タラタラ サインボール&ポスター

なんといってもお目当てはこちら、ベーブ・ルースのサインボール。
何故こんなものが大宮公園に?なんと、大宮公園野球場の完成記念に第二回日米野球が開催されたそうです。
全米チームはベーブ・ルースルー・ゲーリックなど当時のベストメンバーを選抜しての来日。対する日本はプロ選手と学生選手の試合が禁止されていたため、チーム編成にとても苦労したそうです。そのため、沢村栄治は京都商業、スタルヒンは旭川中学をそれぞれ中退して参加したとのこと。このことは当時とても話題になったそうです。\(◎∠◎)/オウ~ビックリデース
明治時代の大宮公園は東京近郊からの観光客も増え、現在の5000円札のモデル、樋口一葉も大宮公園を友人と訪れたことを日記に記しているそうです。正岡子規は大宮公園に滞在中この場所をたいへん気に入り、四国松山にいた夏目漱石を呼び寄せたそうです。また、永井荷風も大宮公園を訪れ、ここを舞台にした作品を書いたそうです。近くに!?住んでいるにもかかわらず、あまりの無知さ加減に途方にくれてしまいました・・・( ̄_ ̄|||) どよ~ん

 「春は桜(又は蕨)狩り、夏は見沼の蛍狩り、
                        
秋は茸狩り、冬は雪見の絶景」
昭和初期の大宮の観光案内に登場したキャッチフレーズだそうです。

昔の大宮公園は松茸狩りや蕨狩りができたそうですが、


今は・・・


排ガス、振動、病害虫で樹齢100年以上ある氷川さんの参道や大宮公園にある木々は枯れてしまったり、倒れる始末・・・(/_;。) ウッウッウッ
氷川さんの鳥居のすぐ横にある大木が台風で倒れてしまい、その後切り倒して撤去される所を見たときはショックでした・・・(木の内部がかなり空洞化していました)

 

常設展は当然のことながら、埼玉中心。旧石器時代から始まり、現在の埼玉の成り立ちまで。数は少ないながら埴輪は可愛かったです。結構埴輪好きかも・・・東博でも埴輪をじっくりと観ていることが多いような気が・・・(^_^;)
小学生の時に社会科見学で行った「さきたま古墳群」に関する展示は、今観るととても興味深く、改めて観に行きたいなぁ~なんて思ったり。
すぐ近所!?にある文化財が凄い(歴史的に価値がある)ということは以前から分かっていたのですが、県立博物館で丁寧な解説とともに関連資料が展示されているのを観て「こんなにまでも価値のあるものだったのかぁ~」と、驚きながら食い入るように観たり。


近くにこんな素晴らしい施設があるなんて・・・(→o←)ゞ アチャー

近いうちにまた行きたいと思います。

埼玉県立博物館(http://www.saitama-kenpaku.com/


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りゅう

○takagakiさん、nice!ありがとうございます(^o^)丿
by りゅう (2009-04-04 18:46) 

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